皆さん、こんにちは。
武田塾逗子校の森川です。
GWいよいよ後半戦、勉強は順調に進んでいますか?
受験生は、GWが過ぎたら、夏休みまではあっという間にやってきます。2カ月は、思っている以上にすぐに来ます。
今、勉強が上手くいっている人はその調子で、そうでない人は危機感をもって取り組むようにしましょう!
さて、今日お話しするのは、「英語の正しい勉強法」についてです。
特に、「英語の基礎の基礎」に該当するところを紹介します。
偏差値50前後で英語の成績が伸び悩んでいるなーという受験生や、これから勉強を始めようと考えている高校1,2年生に読んでもらいたい内容になっています。
受験直前期を意識したお話は、以前、山口先生がブログで書いてくれています。
良かったらこちらも参考にしてください。
単語の勉強法
まずは、単語の勉強法についてです!
実際、どのように取り組んでいるのかということについては、ぜひ、動画をご覧ください!
単語の勉強におけるポイントをおさらいしていきます。
①分かる単語、分からない単語に区別することからスタートしよう
分かる単語については、わざわざ書き出す必要はありません。
分からない単語だけ書き出すようにしましょう!
②10個ずつのブロックに分けて、1ブロックずつ覚えていこう
1ブロックにつき、単語10個覚える、というように細かく区切って覚えるようにしましょう。
こうすることで、一気に覚えなきゃいけない、というハードルを下げることにもつながります。
これまで全然単語を覚えることができなかったという生徒も、このやり方で覚えられるようになったので、ぜひ試してください!
→ただし、覚えてから次のブロックに進む前に、「テスト」をしてみましょう。
インプットだけでは確実に暗記できません、アウトプットを勉強に取り入れましょう!
③50個まで行ったら全部言えるかテストしよう
50個まで行ったら(もしくは分からない単語の最後まで)、全部言えるかどうかチェックのテストをしましょう!
恐らく、それまでちゃんと覚えることができていれば、忘れてしまった単語が3-10個くらいになると思います。
それを覚え直して、全部言えるようになったら、終了です。
文法の勉強法(高校入門レベル編)
続いて、英文法の勉強法(高校入門レベル編)です。
武田塾のルートでは、「大岩のいちばんはじめの英文法」を使って指導しています。
動画では、勉強する際に、よく間違ってやりがちなことについて紹介されています。
こちらも合わせて確認するようにしてください。
勉強のポイント
大きく分けて2つあります。
①チェック問題の取り組み方について
「答えが正解だったからそれでOK」
「不正解だった問題は解説読んで終わり」
こういった取り組み方では、英語ができるようになりません!
つまり、これは間違った勉強のやり方なんです!
英文法の勉強において大事なのは、「解答の根拠・理由を自分の言葉で説明できる」ようになることです。
チェック問題の右側に解説が載っていますので、必ず確認読んで、解答の根拠・理由を自分の言葉で説明できるようになりましょう。
ちなみに、余裕のある人や2周目以降を取り組む人は、間違いの選択肢がどうして間違っているのか、というところまで説明できるように勉強すると、さらに成績が大きく伸びます!
②授業部分のPOINTを暗記しよう
2周目以降取り組むときに意識してほしいことです。
授業部分には、その単元で重要な暗記事項が記載されています。
例えば、14章「動名詞」の範囲では、不定詞と動名詞の違いに関して、それぞれで意味が変わるものがあります。(写真左上参照)
こうした内容は、入試英語では良く問われます。
なぜなら、「どっちだったっけ?」と受験生を惑わせやすいからです。
こういった部分をしっかり暗記するようにしましょう。
文法の勉強法(受験レベル編)
続いて、英文法の勉強法(受験レベル編)です。
勉強法の土台は、先ほど大岩の英文法で紹介した勉強法になります。
正しい勉強法について
動画でも紹介されていますが、ポイントは、
①講義部分を読む
②1ページずつ完璧にする
③間違えた問題にはチェックをつける
※何となく合っていた問題は△として扱い、きちんと復習すること!
④問題集を閉じて理由が説明できるようにする
以上4点が重要です!
なお、ポラリス1をはじめとする、受験レベルの英文法網羅系問題集は、全て同じやり方で取り組むことができます。
ぜひ、意識して取り組みましょう。
英文解釈の勉強法
一通り英文法勉強したよー、という人は、長文の前に英文解釈をやります。
ここでの勉強のやり方は、特に間違えやすいところなので、よくよく確認するようにしましょう!
動画、絶対見てから、残りのアドバイスを見るようにしてください(^^)/
英文解釈の間違った勉強のやり方
①ニュアンス合ってるから正解にする(そして復習をしない)
一番やってほしくない勉強の仕方です!
英文解釈は、主語と動詞の構造を見抜いて、初見の英文でも読めるようにしようというのが目的です。
ニュアンス合っていたからOKにすると、皆さんのレベルは全く上がらずに進むことになります。
②正解の訳を丸暗記する
これは無意識にやってしまう人がいます。
どうしてその訳になるのか、ということを考えずに取り組んでしまうと、この現象が起きてしまいます。
なぜその訳になるのか、ということが解説されているので、それを読んで、自分でできるようにしましょう。
英文解釈の正しい勉強のやり方
では、英文解釈の正しい勉強のやり方についてのポイントを解説します。
動画では、thatを例に出していますが、私も同じようにthatの識別を題材に解説します。
①どうしてその訳になるのかを文法的観点から理解する
文中で出てくるthatは、いくつか種類があります。
それを判別する方法があります。
例えば、関係代名詞のthatと接続詞のthat。
前者はthat以下が不完全文の形をしているのに対して、後者は完全文の形をしています。
こういった違いを理解し、英文を読むことによって、今使われているthatが何を指しているのか、ということが分かるようになります。
②各テーマのポイントを押さえてから次に進む
①で解説したようなポイントを頭に入れ、参考書問題集を閉じてそれが自分の言葉で説明できるかを確認しましょう。
それが言えたら、次に進んで大丈夫です。
逆に言えなかったら、まだ暗記できていないということなので、使えるようになるまで復習するようにしましょう。
おまけ
次のような1文を見たことはありますか?
I think that that that that that boy wrote is wrong.
thatが5つ連続で繋がっています。
なんのこっちゃってなっちゃうかもしれませんが、先ほど書いたような正しい勉強法ができていれば、それぞれのthatがどの役割を果たしているのか、ということが分かります。
下に解説写真を載せていますが、良かったらチャレンジしてみてください(^^)/
正しい勉強法を身につけよう!
勉強に限らずですが、間違ったフォームでやっていては、なかなか身に着かず、苦労することになります。
もちろん、一度や二度間違った道を通ることも勉強の1つだとは思います。
ですが、大学受験は期限が設定されているので、時間が限られている人は、より道をしている暇はありません。
今日話した内容を参考に、自分の勉強の仕方をより正しいものにブラッシュアップしていきましょう!
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