こんにちは武田塾逗子校で講師をしています、東京工業大学 工学院機械系4年の川合です!
いよいよ夏休みが明け、学校が始まってきた頃ではないでしょうか。
皆さん自分の夏休みの勉強を振り返ってみていかがでしたか?
全力を出し切れた!という人もいれば、思い通りには進まなかった…という人もいると思います。
また、突然ですが、夏休みで十分に基礎固めはできましたか?
夏休みは受験の天王山というだけあって周りと大きな差がつく期間だったと思います。
まだできていないという人は、焦る気持ちを押さえて周りの人に流されないようにし、まずは基礎を徹底するように心掛けましょう!
そして今回のブログでは夏休みまでである程度基礎が固まったという皆さんに向け、秋以降の勉強のメインとなる「アウトプット系参考書の進め方」について紹介していきたいと思います!
アウトプット系参考書を用いていくことは数学に限らず他の教科でも当てはまることだと思いますが、今回はその中でも数学に絞って話をしていきたいと思います!
アウトプット系参考書
アウトプット系参考書とは
そもそもアウトプット系参考書とは?と思う方もいるかもしれません。
数学の参考書は大きく「インプット系参考書」と「アウトプット系参考書」の2つに分類されます。
まずはそれらの違いについて説明していきます。
インプット系参考書
インプット系参考書というのは受験で頻出な典型問題の解法を「暗記」していくための参考書になります。
このような典型問題の解法を覚えていくことを囲碁になぞらえて「定石」のインプットなんて言ったりもします。
武田塾のルートでいうと主に「初めから始めるシリーズ」や「基礎問題精講」、「青チャート(例題)」、「FocusGold(例題)」などがこれに該当します。
アウトプット系参考書
それに対しアウトプット系参考書というのは、インプット系参考書で覚えた典型問題の解法をしっかり使えるようになっているか確認したり、それらの解法を組み合わせて初見の問題に対応する練習をしていくための参考書になります。
武田塾のルートでいうと主に「国公立標準問題集CamPass」や「ハイレベル 数学の完全攻略シリーズ」「青チャート(章末問題)」「FocusGold(Step up)」などがこれに該当します。
(※注意※)ここではイメージしやすいようにそれぞれ具体的な参考書名を挙げましたが、インプット系参考書とアウトプット系参考書のどちらに該当するかは、その人の学力、志望校レベルによっても変わってきます。例えば基礎問題精講をインプット系参考書の例として挙げましたが、時期によっては入門問題精講をインプット系参考書として用い、基礎問題精講をアウトプット系参考書として用いる場合などもあります。
アウトプット系参考書を進める時の注意点
ここからはアウトプット系参考書を進める上での注意点を3つ紹介していきたいと思います!
①インプット系参考書に戻りながら使う
アウトプット系参考書を使う時は必ず、インプット系参考書に戻りながら進めるようにしましょう!
それはアウトプット系参考書はインプット系参考書の復習でもあるからです。
新たな問題をやってみることによって、インプット系参考書の問題の理解がさらに深まる、ということは非常に多く起こります。
1を聞いて10を知る、というようにアウトプット系参考書を通じてインプット系参考書の完成度を極限まで高める、ということを意識して進めるようにしましょう!
②シンキングタイムを長めに取る
アウトプット系参考書ではインプット系参考書の時よりも長めにシンキングタイムを取るようにしましょう。
問題によっても変わってくるので一概には言えませんが、分からない問題に関しても最低でも5分は粘ってみるようにしましょう。
先に述べた通り、アウトプット系参考書は初見の問題に対応できるようにするための参考書です。そのため、解法が思いつかない時にどのように対応するか、ということをアウトプット系参考書を通して学んでいく必要があります。具体的な数字を代入してみて試してみる、他の分野の知識を使ってアプローチしてみる、などやれることは色々あるはずです!
初めのうちは試してみても解法が思いつかないということも多いかと思いますが、諦めずに練習していくことで少しずつ思いつける問題の数が増えていくはずです!
③解法を思いつくプロセスを考える
インプット系参考書では「この問題はこう解くもの」というようにある程度暗記してしまってもよいのですが、アウトプット系参考書では必ず「なぜその解法を使うのか」「なぜその立式を思いつくのか」ということについて考えるようにしましょう。
その問題を解けるようにして終わり、ではなく他の聞かれ方をしても解けるようにする、ということです。
この問題は○○と××が与えられているから、インプット系参考書でやった~~の解法を使う、といった具合で考えていくとよいでしょう。
また、その解法を用いる根拠が分かっていなかった問題に関しては、インプット系参考書に戻って復習し直すように心がけましょう!
まとめ
アウトプット系参考書を進めるときの注意点をまとめると
①インプット系参考書に戻りながら使う
②シンキングタイムを長めに取る
③解法を思いつくプロセスを考える
の3点です!
初めのうちはインプット系参考書でやった内容を忘れてしまっていたりと苦戦することもあるかと思いますが、アウトプット系参考書を正しいやり方でこなせると急激に学力が伸びていくはずです!
踏ん張り時だと思って頑張ってみてください!応援しています!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
自学自習で京都大学に合格した森川が受験相談を担当します!
逗子校では、平日火曜日~土曜日の期間、毎日受験相談を実施しております。
私自身も、参考書問題集を使った自学自習で志望校に合格した経験を持っています。
その経験、そして武田塾が持っている合格のためのノウハウを惜しまず無料受験相談にてお伝えしています。
・勉強する習慣がつかなくて困っている、家で集中が続かず勉強が続かない
・毎日勉強しているのに、思ったように成績が伸びない
・志望校をどのように決めればいいのか分からない
・志望校に合格するために、何から勉強すればいいかを相談したい
・定期試験での点数の取り方を知りたい
皆様のお悩みをご相談ください。
1回につき、約1時間~1時間半で実施しています。
「武田塾で頑張りたい」と思った方は、是非、志望校合格を目指して一緒に頑張りましょう!
【武田塾逗子校公式HP】
「武田塾逗子校 大学受験予備校・個別指導塾」からアクセスできます。
ブログなどで受験のお役立ち情報を日々更新しています!
【逗子校 合格実績】
「2021年度武田塾合格実績」
「2022年度武田塾合格実績」
「2023年度武田塾合格実績」
「2024年度武田塾合格実績」
からご覧になることができます。
【武田塾逗子校 LINE公式アカウント】
無料受験相談の問い合わせも、どうぞ!
武田塾逗子校 公式LINEアカウント
【逗子校の実力の講師陣!】