偏差値が爆上がりする最強の復習法
こんにちは!武田塾行橋校です!
本格的に大学受験のための勉強をスタートして
1日や1週間の計画を立てていると、
復習はどううしようかな・・・?
と疑問に思う瞬間があります。
計画を立てる途中で疑問に思うならまだしも、
計画無しの行動派タイプの人は
どんどん新しい範囲を進めてしまって
復習を一切せずに参考書が1周終わっちゃう
なんて人もいるでしょう。
例えば以下の2人の生徒を考えてみましょう。
復習ありで参考書を1周したAさんと
復習なしで参考書を2周したBさんの比較です。
|
Aさん
|
Bさん
|
---|---|---|
1日目 | 1章 | 1章 |
2日目 | 2章 | 2章 |
3日目 | 3章 | 3章 |
4日目 | 4章 | 4章 |
5日目 | 1-4章 | 5章 |
6日目 | 1-4章 | 6章 |
7日目 | 1-4章 | 7章 |
8日目 | 5章 | 8章 |
9日目 | 6章 | 1-2章 |
10日目 | 7章 | 3章 |
11日目 | 8章 | 4章 |
12日目 | 5-8章 | 5-6章 |
13日目 | 5-8章 | 7章 |
14日目 | 5-8章 | 8章 |
では、15日目の朝にテストをした場合、
どちらの生徒が高得点を取れるでしょうか?
答えはAさんです。
納得できない人は今回の記事を読んで
復習の重要性を感じてください!
エビングハウスの忘却曲線
心理学者エビングハウスのある実験によると、
人間は暗記した20分後には42%、
1日後には74%も忘却するという結果がでました。
人はこんなにも、忘れる生き物なのです。
そんなに強調して言われなくても
そんなこと分かっていますよね。
”忘れる”なんてことは分かっているから
さっきの復習日無しのBさんも
きちんと2周目をやっているわけですよね。
ここで大事になるのが
復習のタイミングです。
こまめに復習をしたAさんと
全体を2周したBさんとでは、
どんな違いがあるのでしょうか?
『再認可能忘却』と『完全忘却』を知ろう
もう一度さっきの表を見てみましょう。
|
Aさん
|
Bさん
|
---|---|---|
1日目 | 1章 | 1章 |
2日目 | 2章 | 2章 |
3日目 | 3章 | 3章 |
4日目 | 4章 | 4章 |
5日目 | 1-4章 | 5章 |
6日目 | 1-4章 | 6章 |
7日目 | 1-4章 | 7章 |
8日目 | 5章 | 8章 |
9日目 | 6章 | 1-2章 |
10日目 | 7章 | 3章 |
11日目 | 8章 | 4章 |
12日目 | 5-8章 | 5-6章 |
13日目 | 5-8章 | 7章 |
14日目 | 5-8章 | 8章 |
2人とも、1日目に1章を勉強しています。
その1章を復習するのは、
Aさんは4日後、Bさんは8日後です。
Bさんのほうが時間がたっていますが、
実はこのとき、2人の忘れている割合は
ほぼ同じなんです。(実験によると7割~8割程度)
4日後も8日後も結局忘れているなら
二人とも『同じ』なのかと言うと、
そうではありません。
同じ『忘れていた』でも、
両者は全く違う種類の『忘却』なんです。
Aさんは勉強した日から4日しかたってないので
忘れいていたとしても
「あ~こんなのあったわ」
というような状態で、
これを再認可能忘却といいます。
これに対してBさんは、
勉強した日から8日も経過しているので
「こんなのあったっけ?」
「見たことないな・・・」
という状態になります。
これを文字通り、完全忘却といいます。
完全忘却になってしまうと、
また覚えなおしたとしても
それは復習とは呼べません。初対面です。
つまり、1回もその範囲を勉強していないのと
同じことになってしまうのです!
「あ~こんなのあったわ、忘れてたわ」
「こんなのあったっけ?忘れたわ」
この差が大きな違いを生みます。
再認可能忘却は、忘れたとはいえ、
1度目の勉強をした意味があるのです。
ここで大事なのは
1度覚えたものは完全忘却させてはいけない
ということです。
忘れる前に、復習しましょう。
理想的な復習のタイミングとは?
では、完全忘却させないためには
どのように復習をすればいいのでしょうか?
答えは『1週間以内に3周する』です。
定着までの時間で理論値をたたき出したければ
1日後、3日後、1週間後とかに
きっちり復習していけばいいのですが、
それは無理です。
その計画はすぐに頓挫します。
また、科目によっても差がありますし、
”きっちり”は本質的ではありません。
なのでおすすめは『1週間で3周する』。
より具体的に言うと
4日2日勉強法
がめちゃくちゃおすすめです。
4日2日勉強法とは、
4日進んで、2日復習するという勉強法です。
【1日目~4日目】 新しい範囲を進める
【5日目】 全範囲を復習する
【6日目】 全範囲を復習する
こんな感じです。
7日目は予備日として空けておきます。
これも計画をうまく進めるためのコツです。
7日目の具体的な内容は
・計画がずれ込んだ場合の帳尻合わせ
・もう1周全範囲を復習する
・ランダムにテストしてみる
・初見の問題を解いてみる
・勉強せずに遊ぶ
などが挙げられます。
※ちなみに武田塾では、この7日目に『確認テスト』『口頭試問』『個別指導』『勉強法の見直し』などを行います。
4日2日勉強法を駆使することで、
1週間で3周することができ、
長期記憶につながった状態で
次の週には次の範囲に進めるため、
参考書が1周終わった段階であっても
相当な量の定着がなされた状態を
作り上げることが可能なのです!
その日の範囲はその日のうちに100%にする
ここまであえて言わなかったのですが、
非常に大事なことがあります。
もしある生徒が、
「今日はこの章を勉強しました。なので明日から次の章に進みます。」
と言ったとき、それは
どういう状態であるべきだと思いますか?
①授業や参考書で完璧に理解した
②問題を解いて丸付けをした
③間違えた問題の解説を読んで理解した
④間違えた問題を自力で解けるまで解きなおした
⑤人に説明できるレベルに仕上げた
さて、どこまでできればOKでしょうか?
正解は最低限④、理想は⑤と言った感じです。
成績を上げるためには
『わかる』『やってみる』『できる』
の3ステップを勉強の中で行う必要があります。
①は『わかる』、
②と③は『やってみる』、
④と⑤は『できる』に該当するので
最低限、1周のうちに自力で解けるまでやらないと成績は上がらないのです。
(時間をかければ少しずつ上がるかもしれませんが、それはマラソンにおいて「歩いても前に進むじゃん」と言っているのと同じです。それで受験に間に合いますか?それに、歩いていたら全然ゴールが見えてこないから嫌になって歩くことすらやめてしまう人もいるでしょうねぇ・・・。)
自力で解けるまで解きなおしたり、
人に説明できるレベルまで仕上げた状態を
仮に『完璧』と呼ぶのであれば、
さっきの『1週間で3周する』は
正しくは『1週間で3回完璧にする』
ということになります。
つまり4日間で新しい範囲を進めたら、
5日目は全範囲を完璧(テストされたら100点取れる状態)にし、
6日目は改めて全範囲を完璧にしなおす、
というのが真の4日2日勉強法なのです。
仮に「2周目で完璧になった」という人がいれば、
『それは1周目だよ』と言ってあげてください。
勉強時間の8割は復習に充てろ!
4日2日勉強法で勉強を進めた場合、
新しい範囲を進めるのは
7日間のうち4日間だけになります。
さらに、新しい範囲を進める日も
インプットとアウトプット(復習・反復)の比率を
だいたい3:7くらいにしないと、
その日の範囲を100%まで仕上げきれません。
例えば皆さんおなじみの
『大岩のいちばんはじめの英文法』。
武田塾の宿題では
90分で3章くらい進めてもらうのですが、
その90分の使い方としては、
30分・・・講義ページを読んで理解する
60分・・・暗記事項を隠してテストする、章ごとの内容を何も見ずに人に説明できるかやってみる、問題を解く、問題の解答根拠を説明できるようにする。
といったことをやってもらいます。
4日進める日であっても
新しい範囲を進める時間は
全体の10分の3だけだということです!
では1週間の勉強時間のうち、
新しい範囲を進める時間を計算してみましょう。
①7日間のうち4日間だけ
②1日の勉強時間のうち10分の3だけ
これらを踏まえると
4/7 × 3/10 = 12/70 ≒ 0.17 = 17%
少な!!
つまり、逆に言えば
83%は復習の時間ということです!
これが成績を爆上げできる生徒の基準です。
これくらい反復しましょう!
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