束縛される？課題多すぎ？自称進学校の闇を暴く！
こんにちは！武田塾行橋校です！
皆さん、自称進学校について
正しく理解していますか？
『自称進学校』と聞いたら、単に
『進学実績があまり良くない進学校(笑)』
というような意味を思い浮かべる人も
多いようですが、
実際にはその意味だけには留まらず、
広義的に複数の意味を持つようになりました。
今回のブログでは
自称進学校とはどんな高校を指すのか？
自称進学校から逆転合格するには？
などについて書いていくので、
参考にしてみてください！
そもそも自称進学校とはズバリ、
・学力や進学実績はそこそこ
・偏差値５0〜65くらいの高校
・生徒を束縛する
上記のような高校を指すことが多いです。
その他にも色々と特徴があるので、
1つずつ見ていきましょう！
1. 内職でマジギレ
内職とは授業中に他の勉強をすることです。
自称進学校では
内職は絶対に許されません。
自称進学校の先生は
俺 の 授 業 が 一 番 ！
だと思っていることが多いです。
ですので、授業を切って
自分で勉強を進めている生徒に対して、
マジギレします。
普通の進学校でも怒られることはありますが、
自称進学校とは比になりません。
学校では、クラス全員が
全く同じ内容の授業を受けるので、
すでに授業内容を理解している生徒も
中には当然います。
そういった人は
授業の時間を無駄にしないために
内職をするべきなのですが、
自称進学校は「右へ倣え」という風に、
授業中に授業内容以外のことをしていると
最悪呼び出しをくらいます。
「授業に関係あるもの以外は机の上に置くな」
としばしば言われます。
2. 国公立至上主義
進路指導では
「国公立大学に行け」
と言われます。
近隣高校と国公立大学への進学実績で
競い合っているので、
生徒を国公立大学に行かせたがります。
国公立大学は下位の大学でも
そこそこの学力が求められますが、
中には就職実績があまり良くなかったり
評判が良くなかったりする大学も存在します。
（学費は安いですが･･･）
中途半端な私立大学を
滑り止めにするくらいなら
早い時期から3科目に絞って対策をして
中堅私立・難関私立へ進学したほうが
よっぽど将来のためになります。
『国公立落ち福大』と『MARCH専願』
どちらが自分の人生にとって
良い選択といえるかよく考えましょう。
学校の先生は絶対に
こんな提案はしてくれないので、
自分で調べて、自分の頭で考え、
自分が行きたいところを志望しましょう！
武田塾行橋校の受験相談でも、「学校の先生に言われたから」という理由で近くの公立大学を志望する生徒が多く来ます。実際に詳しく話を聞いてみると、どう見ても私立の対策に切り替えて頑張ったほうが良さそうだったり、何なら専門学校に入ったほうが将来的にも良さそうな生徒もいたりします。志望校に悩んでいる人はぜひ無料受験相談に来てみてください↓↓
3. 模試の結果に一喜一憂
模試の結果(判定・偏差値)に目を向けることは
確かに大事ですが、それが全てではありません。
それよりも、実際に模試を解いてみて
・何が出来て何が出来なかったのか
・今まで勉強していた部分は出来ていたのか
・点数を上げていくために今後やるべきことは何か
などを分析することのほうが重要です。
春や夏の時期の模試は
弱点・強化ポイント等を分析し、
基礎の復習、苦手分野の対策などを進めるべきです。
春や夏ならばまだまだ逆転合格可能なので、
先生に何と言われようと、
自分の決めた志望校に向けて努力しましょう。
4. 「受験は団体戦」という風潮
受験は個人戦です。
決して、団体戦ではありません。
学校の先生からしたら
『学校としてどれだけ合格実績を稼げるか』
という団体戦かも知れませんが･･･
『個人戦』だからこそ、
周囲の友達とは競い合い、高め合うのです。
しかし、
・受験に対する意識の低い友達
・自習時間中に喋ってばかりの友達
・やたらと悩みが多く相談ばかりしてくる友達
などは受験の間だけでも距離を置くべきです。
少し心を鬼にして、
あなたの大学受験を優先させましょう。
受験は個人競技の全国大会です。
友達との付き合い方、
クラス内での過ごし方などは
十分注意してください。
5. 進学塾・予備校を否定する
進学校の生徒は
早い時期から進学塾・予備校に通い、
大学受験の対策を進めています。
一方で、自称進学校では
進学塾や予備校を否定しがちです。
高校の授業は基本的に教科書通り進められ
クラス40人に対して同じことを教えるので、
毎回自分に合ったレベルの授業を
してくれるわけではありません。
また一般的な考えとして、
学校の授業と宿題だけでは
志望校には合格できません。
学校以外の自学自習によって
自分に足りないものを補っていくことが
大学受験においては必須です。
それを効率よく確実に行うための
サポートをしてくれるのが
塾・予備校です。
合格する確率を少しでも上げたいのならば、
がむしゃらに独学で勉強するのではなく
勉強する環境が整った塾・予備校に身を置き
学習スケジュールや進捗の管理、
理解度の確認などをしてもらいましょう。
東大・京大の合格者をバンバン出すような
ホンモノの進学校では、
ほとんどに生徒が予備校に通い、
学校の先生も予備校と協力関係にあります。
6. 課題の量が多すぎる
毎日課題、週末課題、長期休み課題･･･
これらの課題をすべてこなせる人が
どれぐらいいるでしょうか？
中には、高校３年生にもなっても
物凄い量の課題が出される高校もあります。
ハッキリ言って、
クラス全員に全く同じ課題を出しても
全く意味がありません。
課題が簡単すぎる生徒もいれば、
難しすぎる生徒もいます。
どちらにとっても意味のないものになるので、
本当に害悪です。
大学受験の倍率は
5~10倍なんてこともザラにあり、
入試への対策ができる日数には限りがあります。
1分、1秒でも
効率よく勉強をしていかないと、
勝ち残れない世界なのです。
簡単すぎる問題や
難しすぎる問題を解かされるのは、
受験勉強としては確実に非効率です。
出された問題をクリアして
安心するのは絶対にやめましょう。
大事なのは自分のレベルにあった
自分を成長させてくれる問題・解説です。
学校の課題が多すぎて
自分の勉強ができないのであれば、
いっそ答えを丸写しして
最短最速で終わらせるべきです。
自分のための勉強に時間をかけましょう！
学校によっては大量の課題だけではなく
朝課外や放課後課外、長期休み補習などで
拘束を強いられることも多いです。
課外授業には行かない、という選択肢もありです。
本当にその課外授業は自分にとって必要なのか、
よく考えて選択しましょう。
7. 文武両道
自称進学校の文武両道は中途半端です。
部活を頑張らせたいならば、
課題の量を減らすべきだし、
勉強を頑張らせたいならば、
部活の時間を減らすべきです。
・部活を最後まで頑張った人が合格する
・途中でやめたら受験も途中で諦める
などと言われることがありますが、
勉強の時間を確保するために部活を辞める人は
絶対に他の人よりもモチベーションも高いので
簡単に諦めたりしないと思います。
私の母校では、
部活を最後まで頑張った人の
成績アップのグラフ
を見せられましたが、
ありえないほどの伸びのグラフでした。
部活を頑張れた人が
受験も頑張れるわけではないですし、
部活を頑張れない人が
勉強を頑張れないわけではありません。
いきすぎた文武両道には気をつけましょう。
8. 頭髪検査が厳しい
自称進学校では
・ツーブロックが駄目
・髪が耳に触れたら駄目
・髪が眉毛にかかったら駄目
などのような髪形に関する
厳しいルールが存在します。
髪型だけではなく、
・白以外の肌着は駄目
・白を基調とした靴のみ
・学校指定の鞄
などなど校則がとにかく厳しいです。
校則が厳しければ厳しいほど、
成績は伸びるのでしょうか？
学校としては、地域の人々の目や評判が
気になるだけではないでしょうか？
校則に関しては賛否両論があるでしょうが、
勉強意欲のある一部の生徒の足を
引っ張っていることは確かだと思います。
9. 数学の問題集の答えが配られない
学校で良く使われる数学の問題集には
・サクシード
・4STEP
・クリアー
など色々ありますが、
これらは全て解答が別冊となっています。
そして恐ろしいことに、
別冊解答を配らない高校があります。
中には高校３年生に対しても
解答を配らない高校もあり
私は愕然としました･･･。
授業で全部解説し終わるまで、
別冊解答を貰えないらしいです･･･。
はっきり言って、
解答解説のない数学の参考書は
利用価値なしです。
そもそも学校教材は
別冊回答を貰えたとしても、
・問題数が多すぎる
・解説が薄すぎる
などの理由からオススメできません。
このような参考書は使わないと割り切るか、
せめて答えを貰えるように、
先生に直談判しに行きましょう。
学校で買わされた参考書の所有権は
買った人自身にあるはずです。
それでも、どうしてももらえない場合は
別冊解答をメルカリなどで購入するか
もっと優れた市販の参考書を使いましょう。
市販の参考書は数が多すぎて、
どれがいいかわからない！
という方は、
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まとめ
とある記事の定義では
自称進学校とは
『指導熱心であるあまり、
悪気なしに生徒の大学受験を
妨害してしまう学校』
だとされています。
こんなの、何で無くならないのか
本当に訳分かんないですよね･･･。
高校を選ぶ際は口コミサイトを見たり、
実際に通っている先輩に話を聞いたりして、
自称進学校に通わないでいいならそれが一番です。
行橋のように、
同一学区内の高校全てが
自称進学校という場合もあるので、
・私立に進学する
・遠方の高校に進学する
など、解決策の選択肢も限られますが、
のびのびと大学受験を頑張りたいのなら
自由な校風の高校選びをしましょう！
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