こんにちは!JR米子駅から徒歩7分
個別指導塾の武田塾米子校です!
今回は鳥取県の昨年度から実施された
新しい入試について、確認していきます。
是非、最後までお付き合いください。
それではよろしくお願いします。
特色入学者選抜試験
新しい入試は「特色入学者選抜」です。
どのような試験なのでしょうか。
実はこれ、廃止された推薦入学者選抜に代わる試験です。
今までの試験とどのように異なるのでしょう。
県教育委員会でこのように言ってます。
①募集定員が増える
普通科の募集定員を例に、
今まで募集定員の20%以内だった推薦入試の定員が
最大で50%にまで増えます。
②出願要件が異なる
従来の推薦入試だと
出願要件に校長先生の推薦をもらう必要がありました。
しかし、その推薦が無くなり、
要件さえ満たしてしまえば、出願をすることが出来ます。
要件として、生徒会長・副会長ですとか、
部活動県選抜だとかあります。
ここで注意したい要件があります。
「合格した場合に必ず入学しないといけない」
という要件です。
その学校が第一志望であれば全く問題ありません。
もし、私立と迷っているというご家庭には
ややネックのある条件です。
出願前に必ずどうするのかを決めておきましょう。
③自己PRをしよう
従来の推薦入試だと、推薦書が必要でした。
新しいものはそれが不要になる代わりに、
「志望理由書(自己PR書)」を提出する必要があります。
志望理由は問題ないかと思われますが、
自己PRと聞くと難しく感じる方が
いらっしゃると思います。
とても端的に言うと、
自分はこれがうまくて、これが下手
というのを見つけることです。
自分で見つけるのが難しかった場合は、
友人や先生に、自分ってどうか聞いてみては
いかがでしょうか。
④検査内容
さて、特色入試に出願したはいいけど、
肝心な検査内容はどうなるのでしょうか。
面接または口頭試問は志願者全員に実施したうえで
学力検査、作文、小論文、プレゼンテーションから、
1つ以上を選択して実施
となります。
学校別特色入学者選抜
それでは令和5年度の特色入学者選抜実施校について
確認していきます。
①米子高校 総合科学科
〇総合的な学習の時間・特別活動等に実績があり、
その実績についてプレゼンテーションができる者
〇第3学年の9教科の評定平均が3.2以上の者
求める生徒像が総合学科での学習に熱心な人や
探求学習に積極的な生徒を求めているようですね。
②米子南高校 商業学科
〇次のいずれかに該当し、かつ第3学年の9教科の
評定平均が3.0以上である者
1.部活動を3年間積極的かつ継続してとりくんだ者
2.生徒会活動、学級活動等で中心的な役割を果たした者
3.各種検定で、一定水準以上の級を取得した者
(英検3級以上、漢検3級以上など)
4.自主的に地域活動・ボランティア活動等に参加した者
求める生徒像は、
〇学校の決まりを守ることができ、協調性があり、
学校に活気を与えてくれる者
〇部活動、生徒会活動、地域活動等に積極的に
取り組んできた実績があり、
入学後も継続して活動する意欲がある者
〇将来、商業化の専門性を生かして
進学または就職しようとする者
と、部活、生徒会など
何かしらの活動を一貫してでき、
それを高校でも継続してできる生徒を
求めていることが分かります。
南高の検査内容は以下の通りです。
①個人面接 (志願者数によって集団面接に変更の可能性あり)
②作文
③米子西高校 普通学科
〇次のいずれかに該当し、かつ第3学年の9教科の
評定合計が33以上である者
1.部活動実績県3位以内
2.部活動中国大会以上出場
3.部活同県選抜
4.部活動会長
5.生徒会長・副会長
6.英検準2級
7.3年間以上の継続したボランティア経験
求める生徒像は以下です。
生徒会活動や部活動等に熱心に取り組んだ実績があり、
入学後もリーダーシップを発揮しようと意欲のある者
ちなみに西高の特色入学者選抜の試験は
以下のようになってました。
①面接 5分
②プレゼンテーション 5分
質疑応答 5分
英検はおいしい資格
さて、少し話は変わり、英検について。
特色入試でも英検使えましたね。
それぞれのレベルはこのように言われることが多いです。
3級は中学校卒業程度
準2級は高校在学程度
英検を取得するメリットは
もちろん、特色入試に使えることもありますが、
大学入試でも使えることが出来ます。
準1級で英語の試験を免除できる大学もあります。
総合点に加算される場合もあります。
ので、大学入試に役に立ちます。
中学の間に準2級をとることが出来れば、
高校で2級と準1級の2つをとるだけになるので
とても役に立つといえるでしょう。
評定を上げるときのポイント
特色入学者選抜は、評定と部活や資格が
関わってくる試験です。
みなさん、評定、つまり学校の成績は
いかがでしょうか。
幸いにも米子の特色選抜は
「第3学年の」となってますので、
まだ可能性のある方の方が多いのではないでしょうか。
評定を上げるために、何をすればいいでしょうか。
①提出物をしっかり出す
提出物をしっかり出してますが?
この入試で合格したい方は必ず、
提出物を出しましょう。
提出物は出して当然の方、その調子です。
が、提出の中身はどうでしょうか。
しっかりと色を付けて提出していますか?
(ポイントや丸付けなど)
ポイントを分かりやすく書いてますか?
今までより少し変えるだけで、
提出物の評価が上がるかもしれないです。
何かしら工夫して、先生にそのことを伝えましょう。
②授業態度
しっかりと授業を受けているのに、
授業態度があまり評価されない方、
いるのではないでしょうか。
何が悪いのでしょうか。
改善点を考える際は是非、
先生の目線になって考えましょう。
しっかり聞いてはいると思いますが、
肘とかついてませんか?
あくび連発してませんか?
視点を変えると、案外
「ここが悪いかも、、、」と
しれるかもしれません。
③小テスト大事
漢字や単語、もしかしたら数学の
小テストがあるかもしれませんが、
対応が追い付いていない方、
いらっしゃいませんか?
「部活あって、、、」
「テストでいい点数だからよくね?」
なんて言ってられません!
昔は定期テストで点数が良ければそれでよし
だったこともあります。
しかし、最近では
「結果」よりも「過程」を重視
することが多いのです。
テストの「結果」も大事ですが、
テストを受けるまでの取り組み(過程)が
重要になります。
取り組みを可視化するために
小テストであったり、ノートであったり
するわけですね。
まとめ
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
さて、今回のブログでは
①鳥取県の特色入学者選抜について
②評定のあげ方
といった話でした。
特に、早くから始めれば始めるほど
特色入学者選抜は有利に戦えること伝われば幸いです。
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それではまた次回、お会いいたしましょう。