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武田塾米子校です!
今日は中学生の皆さん必見の記事です!
皆さんは鳥取県の高校入試制度には詳しいですか?
内申点とか、学力点は聞いたことあるけどイマイチよくわかってない。
という人は結構多いのではないかと思います。
入試は先手必勝&敵を知れば百戦危うからずが原則です!
ですので、今回のブログは「鳥取県公立高入試」についてお話します。
中3の皆さんはもちろんのこと、中1・中2の皆さんも大注目です!
特に「入試の勝負は中3の3月だよね?」という勘違いをしてる人!
しっかり読んで欲しいと思います!
鳥取県の公立高入試の倍率とシステム!
まず、鳥取県公立高校の倍率は
2023年 | 2022年 | 2021年 | 2020年 | |
米子東 生命科学 | 1.45 | 1.35 | 1.30 | 1.48 |
米子東 普通 | 1.18 | 1.21 | 1.28 | 1.13 |
米子西 普通 | 1.25 | 1.26 | 1.14 | 1.01 |
最近は米子西の倍率が上がってきていますね。
生命科学科が1.4倍以上と2020年以来の高倍率となりました。
鳥取県の公立高入試の合否は基本的に以下の公式で決まります。
学力点(250点満点)+内申点(130点or195点満点)=合格or不合格
それぞれについて詳しく見て行きましょう!
学力点
これはわかりやすいですね。
2024年ならば、3月5日(火)に行われる「入試」の得点です。
各科目の配点・時間は以下の通りです。
科目 | 国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 |
時間 | 50分 | 50分 | 50分 | 50分 | 60分 |
満点 | 50点 | 50点 | 50点 | 50点 | 50点 |
リスニングのある英語だけ他の科目より10分長いのが注意点ですね。
あとは、中1・中2の皆さんは、50点満点なのに注意してください。
5科目×50点=250点満点となる訳ですね。
鳥取県入試の難易度と目標
では、続いて入試の難易度です。
2022年から2020年の各科目の平均点を見てみると
国語 | 数学 | 社会 | 理科 | 英語 | 合計 | |
2022年 | 31.8点 | 26.7点 | 24.7点 | 28.2点 | 25.8点 | 137.2点 |
2021年 | 29.0点 | 24.4点 | 35.3点 | 27.0点 | 28.7点 | 144.4点 |
2020年 | 27.7点 | 25.7点 | 28.5点 | 27.0点 | 28.4点 | 137.3点 |
赤い字になっているのが一番平均点が低い科目です。
例年の結果を見ると、「数学」が安定して平均点が低いです!
また、最近は英語も平均点が下がってきている傾向にあります。
この2科目は要注意といえるでしょう。
合計点は大体140点前後が多いですね。
そこから考えると、米子東高・米子西高を目指す人は
米子東高:190点
米子西高:160点
内申点にもよりますが、このくらいを目標得点として点数を上げていけばいいと思います!
内申点(=調査書)
内申点が結構ややこしいです。
例えば、さっき上げた計算式でも満点が130点だったり、195点だったりしましたよね?
まず、計算式の元になるのは
「中3の1・2学期の通知表」の評定の平均と考えてOKです。
ご存知9教科5段階評価のアレですね。
それを元に計算していくわけですが、基本の計算式はこうなります。
①主要5科目(国・数・社・理・英)の評定 + ②副教科4科目(音・美・体・技/家)の評定×2 × ③各高校による倍率(2倍or3倍) |
以上の計算で求めることができます。
③の各高校による倍率は米子周辺では下記の通りです。
米子東・米子西:×2=130点満点
その他:×3=195点満点
よく、「米子東・西は学力点重視だ!」と言われるのはこういう訳です。
内申点を取るためには何をすべきか
することは非常にシンプルです!
中3の2学期までの通知表をしっかりと取る!
そこで気を付けないといけないのは、副教科の評定が2倍で計算されるということです。
なので、鳥取県において副教科の重要度は高いです!
通知表の評定に関わる部分としては
①授業態度
②授業で求められる提出物
③定期テスト(中間・期末)の点数
以上3点です。
意外と見逃しがちなのが①の授業態度と②の提出物!
通知表の「関心・意欲」みたいなところにBがついてる人は要注意です!
通知表の目標の目安としては
米子東高:9教科合計40
米子西高:9教科合計36
を基準にしていきましょう。
鳥取県入試で勝つためにすべきこと!
勝負は中3の「12月」!!
ここまで入試のシステムはご理解いただけたでしょうか?
では、続けて時期ごとに何をしなければいけないのかお話ししていきますが、まず大前提です。
入試の勝負は中3の12月です!12月です!
大事なことなので二回言いました。3月ではないのです。
なぜなら、多くの中学校で12月にある三者面談で、受験校が決定してしまうからです!
なので、受験に必要な成績を12月までに上げておくのが高校受験戦略の基本です!
それでは、各タイミングで何をすればいいかお話ししていきましょう。
〇中1・中2:まずは5科目!
中1・中2の間はとにかく「5科目の通知表を上げる」ことを最優先で頑張ってください!
中間テスト・期末テストで400点以上をまずは第一段階の目標としましょう!
「中3になってから…!」と思ってる方もいるかも知れませんが
通知表は早く上げておけば、上げておくだけ楽です!
そして、特に「社会」は中1・2の間に頑張っておく必要があります。
何故なら、社会の地理・歴史・公民のうち
地理のすべてと歴史の大半は中2までに終わってしまうからです。
なので、早め早めに攻略しておくことが肝心です。
〇中3 1学期~:副教科+学診!
中3になったら副教科も通知表が取れるように頑張って行きましょう!
提出物は当然、授業態度にも気を付けていきましょう。
保健の時間に眠くなる?ダメです!しっかり起きてください。
そして、ここで気を付けなければいけないのが
中3から毎月ある「学力診断テスト」通称学診です。
境港の人は、到達度確認テスト、なんて名前かも知れませんが基本は一緒!
このテストの点数も成績に考慮される場合が多いです!
更に、三者面談での志望校選びには間違いなく関わってきます!
なので、点数をしっかり取っていきましょう。
目標得点は
米子東高:210点
米子西高:180点
これくらいを目指しましょう!
大体、学診の点数-20点くらいが入試の点数の目安です。
〇中3 2学期~:定期試験対策ラストスパート!
1学期で思ったように通知表が取れれば良いですが
割と中3の1学期で厳しくつける先生も多いので思ったようにいかないケースもあるでしょう。
そこで腐らずに、2学期ラストスパートをかけていきましょう。
定期試験は5科目と副教科、学診もしっかり取るとなると中々しんどいですが
ここでの頑張りは入試の勉強にも直結します!
特に英語の関係代名詞や、国語の古文はすぐ使える知識も多いので
難しいとは思いますが、しっかり頑張ってみましょう!
そして、三者面談をくぐり抜けたら、あとは第一志望へ一直線です!
【高校入試】鳥取県入試について【まとめ】
いかがでしたでしょうか?
鳥取県は副教科の内申点が大きいので、学校でどの教科も頑張っていないといけないんですね。
1・2年生の方は、そのことを頭においてこれからの定期テストや提出物を頑張って下さい!
3年生の方も今自分の内申点がどのくらいあるのかを考え、高校入試に向かって下さい!
みなさんのご検討をお祈りしております!!
他にも聞きたいことがあれば、ぜひ米子校の受験相談にお越しください!
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