米子駅から自転車で3分!
高校受験・大学受験予備校・個別指導塾の
武田塾米子校です。
今回は生徒から寄せられた
「長文が早く読めません…」
というお悩みにお答えしたいと思います!
そもそも英語長文が読めない!
という方は以下のブログがオススメです。
早く読むコツ①知識を覚える
「覚えたのに早く読めないから困ってるんじゃん!」
という声が聞こえてきそうですね笑。
ただ、実は人によって「覚えた」の基準は全然違うんです。
2秒以内に意味が出てくる状態を目指す
単語の意味を思い出すのに5秒も10秒もかかっていたら
時間がいくらあっても足りないですよね。
武田塾での覚えた基準は
2秒以内に意味が言える状態
です。
最終的には0.5秒以内に意味が出てきてほしいですが
まずはこの2秒以内を意識してみましょう。
長文問題を解いた後にやってほしいこと
「単語帳を覚えたのに、長文中で知らない単語が沢山出てくる」
「もう1冊単語帳を追加したほうがいいのかな」
こんな悩みを抱えている生徒さんに
オススメの方法があります。
長文問題を解いた後には
①意味が解らない単語にマーカーを引く
②使用している単語帳の後ろの【索引】を使って、マーカーを引いた単語を確認する
単語帳の索引には、見出し語以外にも派生語や類義語、反意語なども載っています。
「単語帳をやったのに読めない単語が多い」
という悩みをもつ生徒さんは
派生語などまで手が回っていないことが多いです。
見出し語をすぐに言えるようになったあとは
それ以外の知識も少しずつ覚えていきましょう。
早く読むコツ②解く順番を考える
「問題は頭から解くものだ」
と思い込んでいませんか?
「そんなこと考えたこともなかった」
という生徒さんも
解く順番
を考えてみてください。
基本戦略は「知識問題から先に解く」
知識問題は知らなければ解けませんよね?
覚えていないから解けない問題に時間をかけるより
時間をかければかけるほど正解に近づく問題に時間を使いましょう。
そのためには
知らない問題は飛ばす
勇気も必要です。
「わからない問題は③にマークする」
など自分ルールを作っておくこともオススメです。
設問先読みのススメ
長文を読む前に、設問を先に読むことをオススメします。
読むのが遅いことに悩んでいる生徒さんに
解き方を詳しく聞くと
まず長文を読む
↓
設問を読む
↓
設問毎に長文に戻って根拠を探す
という流れで解いている方が結構多いです。
先に設問を読んで
「何について聞かれているか」
をなんとなくでも把握しておくことで
解答の根拠に気づきやすくなりますし
その都度問題を解いていくこともでき
時間短縮になります。
「設問や内容を覚えていられない」
という生徒さんは
設問や、段落ごとに日本語でメモを取る練習をしてみてください。
英語でオススメの解く順番
・共通テスト
・私立大学の一般入試
・国公立の二次試験
の3つに分けて紹介します。
共通テスト
基本的に前から順番に解いていくことをオススメします。
共通テストの問題は後ろに行くほど難易度が上がるからです。
演習をある程度こなして
大問毎に得意不得意がある生徒さんは
得意な大問から解いても大丈夫です。
私立大学の一般入試
文法問題
↓
英作文や和文英訳
※あれば
↓
会話問題
↓
長文問題
の順番で解くことをオススメします。
後ろに文法問題を設置している大学も多いので気をつけましょう。
なお会話問題は形式が会話なだけで
実際はほとんど長文問題と変わらない大学が多いです。
また、長文問題も知識だけで解ける設問が多い大学があります。
いきなり長文を読み進めるのではなく設問を先に読み
知識で解けそうな問題は先に解いておいた方が
長文の内容に集中できますよ。
国公立問題の二次試験
英作文や和文英訳、英文和訳の大問から解くことをオススメします。
なお、長文の中で問われる英文和訳や和文英訳は、内容を理解していないと解けないことがあります。
私立大学とは少し違うので気をつけましょう。
国語でオススメの解く順番
共通テストも私立大学も国公立大学も
漢文
↓
古文
↓
現代文
の順番で解くことをオススメします。
現代文の漢字問題は
前後の文脈で解けることがほとんどなので
先に解いておいてもいいかもしれません。
一方、古文の語句問題は
本文の内容を加味しないと解けない問題も多いです。
注意しましょう。
早く読むコツ③大問毎の目標時間を考える
読む順番を決めたら、大問毎に何分で解くか決めましょう。
例えば共通テストの国語だと
4⃣漢文 10分~15分
↓
3⃣古文 15分~20分
↓
2⃣小説 20分~25分
↓
1⃣評論 25分~30分
で一度試してみることをオススメします。
コツは時間に幅を持たせることです。
心理的な余裕が生まれます。
模試や過去問演習を繰り返して
自分に最適な解き方を見つけてください。
早く読むコツ④目を早く動かす
意味が取れるギリギリの速さで目を動かしましょう。
日々の勉強で常に意識してください。
意外と意識していない生徒さんも多いので、念のため。
早く読むコツ⑤音読をする
「え、国語も?」
「もしかして現代文も?」
と思った方もいるかもしれませんね。
以下理由を説明します。
音読以上のスピードで黙読は出来ない
人間は不思議な生き物で
音読以上のスピードで(意味を把握しながら)黙読する
ことが出来ないといわれています。
文章に読み慣れる
英語や古文、漢文、硬い言い回しの現代文など
読み慣れていないとスラスラ読めませんよね。
音読をすることで、文章独特のリズムに慣れることができます。
特に古文・漢文の音読をしている生徒さんは少ないので
やるだけで一歩先を行くことができます。
音読のコツ4選
①内容が全てわかっている教材を使う
英語は単語や熟語の意味、構文、日本語訳を、
古文は単語の意味や品詞分解、現代語訳を
把握している文章を使いましょう。
②1つの長文を何十回も繰り返す
1つの長文を5回だけ、ではなく
何十回も繰り返すことで
その長文に使用されいてる単語や構文が頭に沁みつき
初見の問題でも構造や意味にすぐに気づけるようになります。
③意味を想像しながら音読
ただ闇雲に声を出すだけでは効果はありません。
英語であれば
・単語や熟語
・意味のカタマリ
・文構造(SVOCや修飾関係)
・場面
を想像しながら音読してください。
古文であれば
・単語
・品詞とその意味
・動作の主体
・省略
を意識しながら音読しましょう。
④だんだん早くする
慣れてきたら、徐々に読むスピードを速くしましょう。
意味を想像しながら音読できるギリギリのスピードが目標です。
【おわりに】早く読むコツがわかったら
あとは実践あるのみです。
過去問演習や模試を受けていきながら
自分にピッタリの解き方や時間配分を見つけてくださいね。
応援しています!
さらに詳しく知りたい方は以下の動画も参考にしてください
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