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古文の正しい読み方を丁寧に解説!コツは〇〇しないこと!

受験生が1番嫌いな教科といえば古文ですよね。

 

こんにちは。

逆転合格専門塾の武田塾尼崎校です。

古文を読むってどういうことかイマイチよくわからないですよね。

 

そこで今回は、学生時代に一番古文が得意だった校舎長の石﨑が、読み方のコツを3つご紹介します!

このブログを最後まで読めば、古文の正しい読み方がわかり、苦手な大多数のライバルと差をつけることができますよ!

 

 

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古文の読み方のコツ①全訳をしない

確かに東大であれば全訳書けるぐらいまで理解しないといけません。

でも、ほとんどの大学は全訳が出来なくても全く問題はありません。

まず「全訳しなければいけない」という古文の先入観を捨てましょう。

 

古文は省略が多い

そもそも、入試の古文は基本的に全訳はできません。

古文は人物の省略が多いため、それを補ったうえで訳す必要があります。

そのため、「本文を直接訳す」という感覚でやっていると訳せません。

 

覚えるべき古文単語が少ない理由

例えば、英単語であれば大学受験レベルでは2000語を覚えなければいけませんよね。

それに比べ、古文単語は300語~600語など、同じ文章のはずなのに覚える語数が極端に少ないです。

古文単語330

 

それだけ古文単語帳に載っていない単語がたくさん出てくるということです。

当然訳せない部分も出てきます。

 

省略を埋めるのは自分自身

特に現代語訳と本文を比べてみると分かると思うのですが、明らかに現代語訳のほうが長いですよね。

古文は、本文をそのまま訳した時に読み後れない情報を、自分で補う必要があります。

ここをまず理解しておきましょう。

 

古文の読み方のコツ②ストーリーをつかむ

古文の文章を読むときに、得意な人が一番重要視していることはなんでしょうか。

それは、あらすじを理解することです。

 

古文はイメージ化が重要

古文を読むときは、頭の中で文章を映像化して、場面が思い浮かぶかどうかが重要です。

例えば、登場人物の〇〇が出てきて、××な会話をしていて□□な話でした、というような場面をイメージできているかどうかが。

 

中学生用の参考書で練習

武田塾では古文を指導する際、1番最初に『こわくない国語 古文・漢文』という、中学生用の参考書を使って勉強してもらいます。

こわくない国語 古文・漢文

 

なぜ中学生用にもかかわらずこの参考書を採用しているかというと、この参考書は古文の問題が漫画で描かれていてストーリーを理解しやすいからです。

全訳しようとすると、いちいち細かいところの訳がどんな訳になるのか考えがちですよね。

 

細かいところは気にしない

・どんな人がいるのか

・誰が誰になにをしようとしているのか

・誰から誰に向けたセリフか

など、ザックリあらすじを把握してください。

場面を頭に思い浮かべることに全力を注ぎましょう。

 

問題演習が不可欠

イメージ化してストーリーを把握するためには、ある程度の問題演習を積むことが必要です。

なぜなら、古文をあまり読んだことがない人は、古文特有の状況が想像できないことがあるからです。

 

古文特有の状況とは?

ジャンルが物語文だと、なんといきなり神様がでてきたりします笑。

古文特有の状況とは?

 

他にも仏様や、夢の中には魔物が登場することも多いです。

古文が得意な人にとってはあるあるですが、古文をあまり読んだことがない人にとっては、そんな状況があるなんて思いつかないですよね。

 

ストーリーをつかむために意識すること

・全訳にこだわらず、だいたいどういう話か押さえておく

・問題演習を積んで古文特有のストーリーに慣れる

この2点を抑えて古文を読んでいきましょう。

 

古文の読み方のコツ③省略を補う練習を積む

もちろん、古文のストーリーをつかむためには省略を補う必要があります。

ここからは、実際に武田塾でどのように指導しているのか、具体例をもとに解説していきます。

是非参考にしてください。

 

 

現場での指導例①

古文が苦手で読めない、という生徒がいた場合、まずは「文章の動詞に全部〇つけて」という指示を出します。

そのあと、〇をつけた動詞に全部主語を振ってもらいます。

 

「この動詞の主語って誰なんだろう」という考える癖をつけてないと、いつまでたっても省略を補うことができません。

強制的に考える習慣をつけて、省略を素通りすることがないようにします。

 

現場での指導例②

文章を音読してもらいます。

現場での指導例②

 

読んでいる最中に動詞が出た瞬間

「この主語はだれ?」

 

会話が出たら

「これは誰から誰に?」

 

和歌が出たら

「これは誰が誰に対して詠んだ歌?」

 

というように、毎回毎回補ってほしいところを、その場で横から口出しして聞いていきます。

この練習を積んで、人物の省略を補うことができるようになると、古文の内容理解度が抜群に高まります。

 

自分ひとりでやる場合

本文と日本語訳を見比べながら、本文の省略に記号を付けて補うところから始めてみてください。

これを繰り返していけば、問題を解いているときも省略がわかるようになっていきます。

 

古文の読み方のコツまとめ

古文の読み方のコツは3つあります。

①全訳をしない

②ストーリーをつかむ

③省略を補う練習をする

今日から意識してみてくださいね。

 

自分ひとりでは難しい場合

自分一人では古文の読み方のコツを身に着けられそうにない場合は、武田塾米子校を頼ってください。

マンツーマンで徹底的に古文を読めるようにします。

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