今回は、大学受験の結果が人生に及ぼす影響についてお伝えします。
このブログを書いている私は大卒ですが、父は中卒、母は高卒です。
また、高卒で働きだした友人や、大卒、院卒の友人もたくさんいます。
彼らを見てきた中で、私が感じている本音を正直にお話します。
このブログを読むことで、社会の残酷さを知ることができます。
そして、今後の人生を考える良いきっかけを得ることにもなりますよ。
大学受験で成功しても大学生活は決まらない
受験生の皆さんは、大学受験を終えると結果はどうあれ、大学生になります。
実は難関大学に行こうが偏差値のあまり高くない大学に行こうが、「意識しないと」大学生活においてはあまり大きな差はありません。
自分から努力しようとしないと、大学のレベルに関係なく、平凡な学生生活を送ることになります。
「え、じゃあ難関大学に行くメリットないじゃん」
と思われたかもしれませんね。
いいえ、決してそんなことはありません。
難関大学に進学するメリット
難関大学に進学するメリットは当然あります。
それは努力できる環境です。
例えば難関大学のほうが
・有名な教授が多い
・周りも優秀で努力家の学生が多い
確立が高いです。
周りの優秀な学生が努力している環境だと、自分も自然と努力するようになります。
努力が当たり前の環境になる、ということですね。
誰でも入れる大学に進学するとどうなるか
反対に、偏差値が低く、あまり努力せずとも入れる大学だとどうなるか。
教授陣はさておき、周りの学生も同じように努力せずに入ったので
どうしても優秀で努力家の仲間と出会いにくい傾向にあります。
つまり、大学の4年間が努力しにくい環境になるわけです。
4年間努力したかどうかは、就職試験であなたの人生に大きく関わってきます。
後で説明する学歴フィルターがかかっているならなおさらです。
大学受験で決まるのは人生ではなく就職活動
この就職活動が、大学受験の影響を最も受けることになります。
どういうことかと言いますと、日本は学歴社会である為、誰もが知っている会社には学歴フィルターが存在します。
学歴フィルターとは？
この学歴フィルターというのが厄介で、このフィルターを突破できない大学の学生は、
・会社によっては説明会にすら予約できない
・説明会に参加できても書類で落とされて面接までいけない
というあまりに悲しく残酷な現実が存在します。
「学歴フィルターなんて時代遅れだ！」
と思う受験生もいると思います。
ですが残念ながら、みんなが入社したいと思うような人気企業は
ほとんどの確率で学歴フィルター存在します。
これがこの世の現実です。
では、なぜ学歴フィルターが存在するのかについて説明しましょう。
なぜ、学歴フィルターが存在するのか？
まず、人気企業は例年多くの学生が殺到するので、人手に困っていません。
恋愛でも、どんなに周りに異性が少なくても、モテる人は恋人が作れるのと同じです。
学生にモテる＝人気企業
と考えてください。
毎年多くの学生が応募してくるので、学生一人一人を面接していく時間はありません。
仮にあなたがとてもモテる人だったとしましょう。
アプローチしてくる人が100人いた場合、全員とデートして誰と付き合うか決める、なんてことはしないですよね？
まず、デートする数人を100人の中から選ぶはずです。
選ぶのですから、何かしらの基準を決めたほうがいいですよね。
この「何かしらの基準」が、就職活動の『学歴フィルター』です。
学生にモテる人気企業は、多くの学生が毎年殺到するため、学歴フィルターを使い、デート＝面接する相手を選んでいるのです。
つまり、人気企業に入社するためには、企業との面接に進まなけばならないため、学歴フィルターを突破する必要があります。
学歴フィルターを突破できるのはどの大学から？
では、具体的に学歴フィルターはどの大学レベルからなら突破できるのでしょうか？
国立大学・私立大学は関関同立以上
ほとんどの有名企業の場合、国立大学や関関同立以上の大学であれば、学歴フィルターに引っかかることはほぼありません。
※関関同立とは
関関同立…関西で人気がある関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学の4つの私立大学の総称
関関同立よりも下のレベルならば・・・
反対に、関関同立より偏差値的に下の大学に進学すると
有名企業に入社できる確率はかなり低いです。
もちろん、あなたが大学で努力し、企業の人事担当者が目を見張るような実績を履歴書やエントリーシートに書けるのであれば話は別です。
とはいえ、冒頭にも伝えたとおり
難易度の低い大学では、そもそも努力できる環境にない場合がほとんどです。
努力できるかどうかは最終的には学生次第ですが
関関同立に受かる努力をしてこなかった生徒が
大学で努力すると思いますか？
※ここで関関同立を引き合いに出したのは、1年間しっかり努力して勉強すれば手が届く大学だからです。
受験という人生の一大イベントで努力できなかった生徒が、大学で頑張れる可能性は限りなく低いと私は思います。
もちろん
「いや俺/私、別に有名企業に行きたい訳じゃないから関係ない」
と、考えている受験生もいると思います。
人間の考えや価値観は簡単に変わる
そういう方に質問です！
Q小学生の時の自分と、受験生である今の自分の考えや価値観は全く一緒でしょうか？
おそらく、小学生の頃の考えや価値観なんて、今は見る影もないのではないでしょうか。
人間の考えや価値観は、時が経てば簡単に変わってしまいます。
大学三年生頃のあなたは有名企業に入社したくなっているかもしれません。
それは、誰にもわからないのです。
だからこそ
どっちでも選べるように選択肢を残しておける状況を作ることではないでしょうか？
大学受験で人生の選択肢は決まる
選択肢を残しておける状況を作るにはどうすればいいのか？
それは、関関同立以上の大学の合格を勝ち取ることです。
「戻れるならいつに戻りたい？」の質問で一番多い答え
ところで、大人の方々に
「戻れるならいつに戻りたいですか？」
と質問をしたときに、一番多い答えを知っていますか？
それは高校時代です。
理由は2つあると私は思っています。
〇〇時代が一番多い理由
1つは青春時代をもう一度体験したいから。
もう1つは高校時代が一番可能性にあふれているから、だと私は思います。
大学での頑張り次第で進路が決まるのであれば、大学時代が一番多いはずです。
だって高校よりも大学のほうが自由度が高いですからね。
「大学時代に戻っても、今の自分とそう変わらない人生を送る可能性が高い」
「でも、高校時代であれば、もっといい大学に入って、まったく違う道に進むかもしれない」
「第一志望のあの大学に受かっていれば、もともとなりたかった職業に今度こそなれるかもしれない」
そう考えている人が多いからこそ、高校時代に戻りたい人が多いのだと私は思います。
だから、あなたの周りの大人は
「大学受験は人生を左右するんだから頑張りなさい」
と言ってくるのではないでしょうか。
あながち大学受験が人生を左右するというのは嘘ではないということが、ここまで読んでくれたあなたならわかったはずです。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございました。
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