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大学受験予備校・個別指導塾の
武田塾米子校です!
受験生の方はこの時期【推薦入試】で行くか【一般選抜】で行くか迷っておられる人も少なくないはず!ズバリ米子校がそうなんです。
今回は気になる「推薦入試」について紹介します。
まだ入試のことが良くわかっていない高校1,2年生の方も参考になるはずですので是非どうぞ!
推薦入試とは?
大学入試には大きく分けると「推薦入試」と「一般選抜」の2種類があります。
ものすごく大雑把に言うと
推薦入試は【内申点+学力+面接・小論】の総合力で合否を決める。
一般選抜は【学力重視】で合否が決まる。
と言った感じでしょうか?
一昔前は「学力が足りないので推薦入試狙いで入学」ということもよく耳にしていました。
推薦入試の種類
現在推薦入試は【総合型選抜】と【学校推薦型選抜】の2種類に分けられます。
昨年度から推薦入試の名称や評価の仕方が変わってきたので、過去のデータを見るだけでは対応できないかもしれません。
推薦入試で入学をする学生の数は年々増加をしています。私立大学の学生のうち、推薦入試で入学する生徒数が約半数に達するので、特に私立大学を第一志望にしている受験生にとっては有効な受験方法でしょう。
総合型選抜
旧名称はAO入試(アドミッションズ・オフィス入試)です。
高校での成績や小論、面接などで人物を評価し、入学の可否を判断する選抜制度で、2017年度には全大学の73.8%で実施されているようです。
一部の学部では大学入試共通テストまたは大学独自の個別筆記試験を課すことがあります。
例えば共通テストで80%以上の点数を取っていなければ合否の選抜対象に入らない。また、数学オリンピックや各種科学コンテスト、弁論大会等、所定のコンテストで優秀な成績を収めた受験生に対する入学枠を用意している大学もある。
以前よりAO入試で入学した人の学力不足が懸念されていたため、近年ではAO入試も学力試験を課す大学が増えています。
総合型選抜の入試方法
〇自己推薦型
スポーツやボランティア、その他自分が取り組んできたことを【活動報告書】として提出します。その内容をアピールすることで大学側に選んでもらう入試形式です。
スポーツなどの成績の基準は各大学の募集要項にまとめてあることが多く、募集要項を見ながら自分の評価を考察するようになります。
〇予備面接型
出願の前にオープンキャンパスや説明会があり、その際に志望理由書を提出。予備面接を複数回行い、選考を進めていく形式の入試です。
昨年度は新型コロナウイルスの影響でオープンキャンパスがオンラインになったり、開催されなかった大学もあるので、今年度はどういった形で開催されるのかをHPなどを定期的に見てチェックしておく必要があります。
〇論文入試型
最もベーシックなものかもしれませんが【志望理由書、面接、小論文】を総合的に評価する形式の入試です。
志願理由書をもとに面接をされますが、志望理由書の出来があまりよくないと、その時点で落とされるなんてことを聞いたこともあります。日頃からきちんとした文章を書く練習をしておきたいものですね。
総合型選抜の受験対策は?
①教育方針(アドミッションポリシー)を完璧に理解する!
総合型選抜は一言で言うと「大学と受験生の相性」を見るものです。
大学に入ってから「こいつは頑張ってくれそうだ!」と思わせることができないと合格はできません。
大学のオープンキャンパスやHPで必要な情報を集めることはもちろん、その大学に通っている先輩から情報をもらうのも良いかもしれません。
②面接練習はしっかりと!
当たり前と言ったらそうなんですが、面接はただ自己アピールができればOKという訳ではありません。
きちんとアドミッションポリシーを理解して、スムーズに言葉が出てくるように練習は十分すぎるくらいにしておきましょう。
また、自分の書いた志望理由書をきちんと読み込んでおかないと、面接の内容と志望理由書の内容で変な矛盾が出てしまうこともあります。矛盾が出てしまうとかっこ悪いですからね…
③小論文対策
小論文はいくらコツがわかったからと言って、一朝一夕でよい小論文が書けるようになるわけではありません。
あくまでも論じないといけないわけなので、それなりの語彙力、知識量は最低限必要になってきます。今からできる対策と言えば、語彙力をしっかりと高め、説明できるようになることでしょうか?
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は【指定校制】と【公募制】に分かれます。
〇指定校制(指定校推薦)
主に私立大学で多く見られる指定校推薦は、大学側から指定した高校から人数を限って出願を取り付ける入試方法です。
これはあなた方の先輩が、大学で頑張ったからもらえるものであり、合格した場合には「必ず入学、必ず卒業」というのが基本になります。
出願できる人数が、各高校によって決まっているため、学校内の選考に受かることが第1条件となります。
ただ、出願できれば不合格になる割合は極端に少なく「指定校もらえた=合格した」という状態がほぼ出来上がります。実際に私が指導した生徒の中で指定校推薦をもらって、不合格だった生徒はいません。
第1志望の大学が指定校推薦でいけるなら、これほど楽なことはありません。
〇公募制
・国公立公募制
国公立大学の公募制は共通テストを課す大学が多くなってきています。
推薦入試では学生の「思考力・判断力・表現力」を調査されます。実際に東京大学や京都大学の推薦試験の問題は非常に難しく「その道に通じる」人でなければ、合格は難しいレベルです。
また、学力だけでなく面接での評価。さらには評定(基本的に4.2以上必要なところが多い)も必要なため、国公立大学の推薦試験は、それなりの対策をしておく必要があります。
また、大学によっては県内の学生に限定する「地域枠」というものが存在します。
鳥取大学医学部も地域枠があり、真偽のほどは定かではありませんが「共通テストで8割取れれば医学科に合格できる」ということも噂されております。
・私立公募制
国公立の公募制ほど評定がいらないということと、他大学と併願ができるケースもあるため、私立の公募制はドンドン狙ってよいと思います。
学業中心の「一般推薦」と、部活動や課外活動などを評価してもらえる「特別推薦」の2つがありますので、部活動で全国大会に出たり、何か他人よりも優れたものを持っていたら、特別推薦を狙うのも一つの手ですね。
学校推薦型選抜の受験対策は?
①まずは過去問や傾向を!
まずは過去問などで、どのような受験形式になるのかをきちんと把握することが必要です。
「一回受験するチャンスが増える」という感覚よりは「推薦の方が合格率が高くなる」という観点で受験するかどうかを決めてもらった方がよいです。
「数学Ⅲが苦手だけど、推薦なら数学Ⅲがいらない」
などがあれば、推薦を狙っていくのはとても賢い戦略だと思います。
とにかく情報を集めましょう!
②もしもの時を考える
もしも不合格だった時には一般試験に切り替える必要があります。
ですので、推薦のみ狙っていくというのは本来リスクを伴います。
一般試験の勉強もしながら、推薦試験の対策に取り組むようにしておく必要があります。
まとめ
今回は推薦入試の方式などについて紹介しました。
実際には大学によって入試の方式が大きく異なるときがあります。もっと推薦入試についての質問があれば、ぜひ【無料受験相談】にお越しください!
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