こんにちは。
武田塾横須賀中央校です。
先日投稿した、「2025年共通テスト何がどう変わるの?」
https://www.takeda.tv/yokosukachuou/blog/post-275323/
にて国語が2025年共通テストから変更することをお伝えしました。
”実用的な文章”が加わり問題編成が大問5問になります。
実用的な文章が追加された意図は、たくさんの資料やデータを読み取り、課題解決をするという現代社会の背景があります。
問題が増えたことによって試験時間は従来の80分から10分拡大されて90分になります。
しかし、ただでさえ時間内に解くことが大変な国語、さらにデータや資料が加わった問題を解くのは大変なことです。
そこで今回は新課程入試「国語」のおすすめの対策をご紹介します!
ポイントは大きく分けて2点あります。
① 「実用的な文章」に早い段階から慣れておく!
大学入試センターから発表されている試作問題を実際に解いてみて、資料の量が多く、時間がタイトだと率直に感じました。
私立大学の試験ではまず見られないような図表の量で、テキストと合わせて図表を読み取る過程で時間がかかってしまいそうです。
それにもかかわらず、新課程で変更された試験時間はたったの+10分です。
もちろん、他の大問の問題量が調整される可能性はありますが、それでもゆっくりと解く余裕はないと予想されます。
たくさんの資料や文章を目の当たりにしても、それぞれの関係性を適切に理解し、素早く判断する能力を培うためには、早い段階から同じような形式の問題に慣れておく必要があると思います。
試作問題や予想問題集を、少し早い段階から解いておいて形式を理解することはもちろん、日常生活の中で資料が掲載されているニュース記事を読んだり、新聞を読んだりすることも効果的でしょう。
② 大問3(「実用的な文章」)以外のスピードを上げる!
先述したように、大問3「実用的な文章」が追加されたのにも関わらず、試験時間は全体で+10分の変更でした。
大問3の対策も大切ですが、従来と大きく変更はないその他の「論理的な文章」「文学的な文章」「古文」「漢文」のスピードアップも大切になってきそうです。
これらの対策は、共通テストの過去問でも十分に可能なので、従来の試験形式に対応していた参考書も活かしてスピードを上げて問題を解く練習ができそうです。
過去問がない状態での試験対策はとても大変だと思います。
基礎的な国語の力(語句の意味や問題を解く力)を付けていき、試作問題や予想問題集を解き本番に備えましょう!
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