こんにちは、武田塾横須賀中央校、北久里浜校の講師をしているメイソン玲奈です。
現在アメリカのワシントンDCにある、
Howard University(カマラハリス副大統領などの母校)に在籍しており、
コンピューターインフォメーションシステム、サイバーセキュリティーを学んでいて、
卒業後はアメリカの政府機関に就職したいと考えております。
今日は受験経験や、海外大学での経験について紹介させていただきます。
海外の大学や、IT、インフォメーションシステム、サイバーセキュリティー、
そしてビジネス系の学部に興味のある方は、ぜひ読んで頂けると嬉しいです。
IT、ビジネス学科、海外受験において知っておくべき事
最初に私のバックグラウンドを少しだけお伝えします。
私は日本生まれ日本育ちの日米ハーフで、幼稚園から高校まで日本の学校に通っていました。
昔からライフヴィジョンはかなりはっきりしている方で、
自分が人生で何をしたいかどんな職業に就きたいか、
物心がついた時にはすべて決まっていました。
とは言うものの、実際にそのプランが今まで一度も変わっていないかと言うと、
そんな事は全くなく、弁護士、通訳・翻訳、メイクアップアーティスト、建築家、
そして、ITテクニシャンと何度も変わっています。
ただ、その中で一度も変わっていないものが一つだけあります。
それは、
どんな人生を生きたいか、
どんなライフスタイルを持ちたいのかです。
経営者になる、
自分で何かを築き上げたい、
という思いも一度も変わっていません。
私の職業・専攻チョイスや、今までの決断はすべてこれらに基づいたものなので、
最初にこれをお伝えさせていただきました。
・なぜ、Howard Universityを選んだのか。
そして、どのような経緯を踏んで専攻学部・学科するのか決めたのか。
アメリカには、HBCU(歴史的黒人大学)と呼ばれている大学が数々あります。
これらは昔、黒人の学生が伝統的な白人校への入学を禁じられていた時代に北部で創立され、
今では生徒の多様化も進んでいます。
半分日本人、半分黒人系アメリカ人ハーフとして、日本で生まれ育ち、
日本の学校に幼稚園から高校まで通っていた私にとって、
アメリカの大学、特にHBCUはとても魅力的に見えました。
その中でも、Spelman College (女子学校)、
Howard University (男女共学)は一位、二位を争う学校で、
男女共学であるという事と、
近くに沢山家族がいるという事を決め手にHoward University を選び、
受験をすることに決めました。
入学時の専攻はインターナショナルビジネスだったのですが、
個人的にもう少し専門的なことを学びたいという気持ちがあり、
もともと興味があったIT系の学科に変更する事に決め、
現在はインフォメーションシステム・サイバーセキュリティーを学んでいます。
・アメリカの大学受験
アメリカの受験をするにあったって大切なことは、課外活動です。
もちろん成績、英語能力は大切です。
ただ、それはあくまでも基本になってきます。
実際にアメリカの大学の受験要綱を見てみると、
essayやresumeなどの提出を求められていたり、
中には成績よりもこれらをより重要視している大学も少なくありません。
これはなぜかというと、アメリカの大学が個性を大切にしていて、
受験をしている生徒がどのような人間で、
どのような可能性を秘めているかを判断するためだと私は考えています。
ここで私がどのように受験をしたのかをお伝えします。
まず、私は時間の使い方に気を付けるようにしました。
私の受験期はパンデミック真只中でしたので、
だらだらするのを防ぐために、
To-Do リストを作り、それを忠実に守ることをしました。
これをするために大切なのが、現実的なリストを作ることです。
リストは二つ作ります。一つ目はやるべきことがすべて乗っているもの、
そして、二つ目はその日の分のやることリストを作ることです。
沢山やることを詰め込みすぎず、
出来る分だけをリストにすることに気を付けて行いました。
時間の使い方に気を付けることで、
勉強の効率もアップし、成績も格段と上がりました。
課外活動に関しては、自分がそれまでに行ってきた活動を出来るだけ上手く伝えられるように、
resumeの研究をしました。
ここで大切だったのは、日本のresume、就職用resumeとは違うという事を理解することです。
アメリカの大学受験用のresumeでは、色、フォーマット、何を記載するかなど全部自分次第です。
ひと際目立つようなresumeにして、大学側の興味を引き付けることがとても大切なので、
YouTubeやGoogleなどで色々な例を探し、
自分がにあったresumeとはどの様な物なのかを探すことが大切です。
成績ももちろんとっても大切です。
ですが、周りもそれなりの成績を持ち受験に挑んでくるので、
周りと差をつける事が、必須となってきます。
活動内容に関しては、今まで行ってきた部活動、
ボランティア活動、企業活動、リーダーシップなど、
そして、自分の持っているスキル(資格)や趣味を乗っけると良いと思います。
あまり謙遜せず、ここは自分がどの様に今まで活動してきて、
どうしてその大学に相応しいのかをすべて乗せましょう。
・奨学金について
アメリカは、奨学金制度がとても整っています。
世間では成績が良くないと奨学金がもらえない、
資金援助の必要性が見られないと奨学金がもらえないなどと思われがちですが、
そんなことはなく、誰でも応募できるような奨学金が探せば幾らでもあります。なので、
アメリカの大学に通いたいと決めた方は、
日々奨学金を探すことがとても大切です。
給付型の奨学金をもらえて損をする方はいらっしゃらないと思うので、
奨学金を探してみることを強くお勧めします。
自分の夢を追いアメリカや海外の大学に行こうと決断することは
そう簡単なことではないと思います。
でも、もしそうしたいと思う方がいるのであれば、
そこは一歩踏み出してみてもいいのではないかなと思います。
視野がとても広がりますし、色々なチャンスに巡り合えるはずです。
そして、もし私に何か質問がありましたら、遠慮なく聞いてください。
皆さんの決断の手助けができたら幸いです。
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