こんにちは。武田塾横須賀中央校です。
心理学に学ぶ受験勉強というシリーズで書いていこうと思います。
その中でも今回は、
「受験勉強でやる気を失わない勉強法」
について書いていこうと思います。
なぜ、心理学を用いた記事を書くのか？
なぜ、心理学を用いたお話をするのか。
巷にある色々な大学受験に関するブログ記事を読んで見てもなかなか心理学と受験を絡めた記事は見当たらないと思います。
それは、私が普段様々な生徒を指導していて、よく効く言葉が
「やる気が出なくて勉強しませんでした。」
や
「モチベーションが上がらなくて、
勉強をしませんでした。」
という声をよく聞くからです。
余談ですが、武田塾では勉強の仕方や、参考書の使い方、進路の決め方など、
「どのように勉強をしていけば良いか」
ということに関しては指導しますが、モチベーションのことに関しては、なかなか触れる機会がありません。
そこで、今回、心理学の本をいくつか読み、
「モチベーションを上げるために」あるいは「やる気を出すために」
どのようなことをしたら良いのかということを心理学を交えて書いていこうと思います。
心理学の実験に学ぶ「やる気」を上げる方法について
心理学では、様々な実験が行われます。
人を用いた実験、動物を用いた実験など様々な実験があるのですが、
以下のような実験があります。
２匹の犬を用い、どの犬を全く動くことのできないように固定をしておきます。
また、犬は固定されたままの状態でいると、電気ショックを与えられるという状態に置いておきます。
ここで１匹の犬は、自分で努力して逃げることができると電気ショックを免れることが出来ます。
しかし、もう一方の犬は、自分でどんなに逃げる努力をしても電気ショックが与えられる状態になります。
この結果はどのようになったのか。
前者の犬は自力で電気ショックという苦痛から逃れようとするようになりました。
しかし、
後者の犬は、電気ショックが与えられ、一定の時間が経過した後は、
無気力の状態になってしまったと言います。
つまり、
「どうせ、電気ショックから逃げようと努力しても、
逃げられないから、最初から逃げるのをやめよう」
そういった手段を取るようになったそうです。
ここからどのようなことが言えるでしょうか。
私が思うに、
「勉強する気力が湧かない」
という生徒さんは、
今までに努力が実った経験が無いということが言えると思います。
今までに努力した結果、偏差値が上がったり、成績が良くなったりしたことがあれば、
「今までに努力をして結果を出したことがあるから、
今回も努力をしたら達成できる」
という風な気持ちが生まれて、勉強に意欲が湧くと思うのです。
私自身の勉強生活を振り返ってみると、
勉強を頑張った時には、成績が良く、
勉強をさぼった時には成績が落ちるという経験をしたことがあるので、
次のテストで良い成績を取りたいと思ったときには、
「良い成績を取るために、勉強を頑張ろう！」
という気持ちになるので、自動的に勉強をする意欲が湧いていました。
ただ、これが勉強をしても今までに成績が上がらないことが続いていたとしたら、
「勉強をしよう」というモチベーションが上がっていなかったのだろうと思います。
話を戻すと、
「勉強するモチベーションが上がらないから、勉強をしませんでした」
という生徒は、
今までに勉強をして、その努力が報われなかった人なのだろうと思います。
このブログや武田塾チャンネルなどに成績の上がる勉強法は沢山載っているので
是非それを参考にして勉強をしてみて下さい。
それで成績が上がれば、今後ますます勉強をしたいという欲求に駆られること間違いなし！！
正しい勉強法で、
「効率よく勉強を行い、成績を上げ、勉強に関するモチベーションが高まる」
という好循環を作り出せるようにしていきましょう。
間違っても、
「間違った勉強をし、成績がなかなか上がらず、勉強に関するモチベーションが下がり、さらに勉強をしなくなる」
という負の連鎖を生み出さないように、正しい勉強法を理解していきましょう。
正しい勉強法を知るためには？
ただ、全国の受験生一人ひとりに合った勉強法があるとは限りませんので、
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