受験生の心理状態を安定させるのは武田塾にお任せを！

こんにちは！武田塾横須賀中央校の関本宇春です。

今回は、「受験生の理想の心理状態」についてお伝えしたいと思います。

受験生の心理状態について

受験生の心理状態というのは不安定なものです。特に模試の結果に一喜一憂しやすい受験生は、結果が良ければ、テンションが上がり、結果が悪ければ、テンションが低くなってしまいます。

模試でいい判定を取ってしまって、勉強しなくなった人もいれば、模試でいつまでたっても、良い判定が取れずに落ち込んで、逆に勉強に手がつかなくなってしまう人もいます。

つまり、

受験生にとって、マインドセット（気持ちのコントロール）というのはとても大切です。

人によっては、この受験生のマインドセットをしっかり出来さえすれば、合格できたのに、という人も少なくありません。

そこで、今回は受験生の持つ感情の物差しの種類を説明し、その後、どのようにしたら理想の心理状態に持っていけるのかということをお話していきたいと思います。

受験生の心理状態の物差し

世の中にはいろいろな受験生がいますが、その受験生の心理状態は大きく分けて以下の４つに分けられると思います。

それは、

傲慢、自信、謙虚、卑屈

です。

それぞれの心理状態を説明していきたいと思います。

傲慢（ごうまん）

まず一つ目は、傲慢（ごうまん）です。これは、goo辞書によると以下のように記されています。

　　「おごりたかぶって人を見くだすこと。また、そのさま。」

受験生に当てはめるとどういうことが言えるでしょうか。

例えば、模試で良い点をとり、学校の、あるいは予備校で上位になり、

「他の受験生は、自分よりも努力量が足りないんだ。あいつらは落ちる。そして、自分は志望校に１００％合格するぜ」

というようなことを口に出してしまったり、心の中で思ってしまったりすることです。

自信（じしん）

そして二つ目は、自信(じしん）です。これもgoo辞書によると以下のように記されています。

　　「自分で自分の能力や価値などを信じること。」

これも受験生に当てはめるとどのようなことが言えるでしょうか。

例えば、模試で良い成績を取り、

「自分は大丈夫だ、このままやっていけば大丈夫だ。志望校に合格できるぞ。」

といけると思うことです。

謙虚（けんきょ）

３つ目は、謙虚（けんきょ）です。これも、goo辞書によると以下のように記されています。

　　「控え目で、つつましいこと。」

これも受験生に当てはめるとどのようなことが言えるでしょうか。

例えば、模試でいい成績を取っても、

「まだまだ、良い成績を取るために、勉強法を改善していこう。」

や

「今回の模試で顕在化した弱点を今後の勉強で良くしていこう」

と考えることです。

卑屈（ひくつ）

最後に、卑屈（ひくつ）です。これも、goo辞書によると以下のように記されています。

　　「いじけて、必要以上に自分をいやしめること。」

これも受験生に当てはめるとどのようなことが言えるでしょうか。

例えば、模試で悪い成績を取った時に、

「自分なんて勉強しても成績が上がらない。」

や

「勉強する才能が自分にはないのだ」

と考えてしまうことです。

理想の心理状態は？

以上の４つの心理状態のうち、どれが理想的な心理状態でしょうか。

傲慢や卑屈に関しては、言わずもがな、良くないでしょう。なぜなら、傲慢も卑屈も勉強する意欲が失われやすい状態にあるからです。傲慢は、「勉強しなくても合格できる」といって勉強しなくなり、卑屈に関しては「これ以上勉強勉強しても合格できない」といって勉強しなくなりやすいからです。

さて、残るは自信と謙虚ですがどちらが良いのでしょうか。

結論から言えばどちらでも良いのですが、より理想なのは「謙虚」のほうでしょう。

なぜなら、自信よりも謙虚のほうが向上心が強いからです。

昨今の受験は基礎力の精度が求められており、いかに抜けなく基礎力を仕上げられるかが重要です。逆に言えば、トリビアな内容を網羅する必要性は少なくなってきています。そのため、基礎に穴がないかを常に疑い、穴があれば埋めていくことが重要です。この状況を鑑みれば、「謙虚」が昨今の受験に必要なのは間違いないでしょう。