受験生の皆さんこんにちは! 武田塾横須賀中央校です!
突然ですが、今日は質問箱でご質問を受けたので、それに答えます!
いただいた質問は
今からでも早慶受かりますか?
というもの、結論から申し上げますと、受かります。
ただ、やり方が重要です。当たり前ですが……
今日は今の時期から勉強を始めて早稲田大学に受かったS講師から、今からでも早稲田に受かる勉強法を伝授いただきたいと思います!
それでは、S講師お願いします!
只今ご紹介に預かりました。武田塾講師のSです。
夏から早稲田に受かる方法、という事でお話して欲しいのね、分かりました。
今回は記事が長いので、前後編に分けて、さらに目次までつけておきます、全米が泣いた超大作です。
Contents
実は僕、高3の6月までバイトしてました。
高2の夏から始めた学童保育の指導員のお兄さんのバイト、子供たちに懐かれて離れがたく、ズルズルと6月までバイトをしてしまっていました。
その間、勉強はほぼやってません。課題の提出と定期試験の勉強しかしない、どちらかと言えば不真面目なタイプの学生でした。実際色々とやらかしてましたし……(恐怖の5連続追試験参加、鬼気迫る迫真ノート提出、留年未遂……などなど)
しかも塾にも行ってません、理由は「めんどくさかったから」です。今でこそ講師として生徒に色々と言ってはいますが、当時の自分は他人に指図なんてされたくなかったのです。だからなんでも独学でやりました。
当然、高3になってからも勉強はしなかった
当たり前だよなぁ! やる気がなかったので勉強しませんでした。
一応4月の頭に友達から「そろそろ勉強しないとあかんゾ」と急かされて、その日のうちに英単語帳「単語王」を買ったのですが、それから開いたのは数回……
そんな生活で、帰宅部なのに一日の勉強時間は1時間程度、というダメ人間っぷりでした。
親もそんなに言うタイプではなかったので、毎日ダラダラし放題
適当に夏から勉強して、どっか適当に大学は入れればいいでしょ、Marchのどっかには引っかかるわ(まったく根拠のない自信)
と、考えていました。今の僕が当時の僕を見たらぶっ飛ばしています。
受験を舐めています、舐めすぎています、正直受験しないで欲しいです。
バイトを辞めてからも、まぁ部活勢と足並みを揃えた、ということで……このぐらいはハンデを付けないと酷でしょ(これまた根拠のない自信)と7月半ばまで勉強しませんでした。
え?これコイツこんなんで受かるの? 一番ダメな奴ちゃう? と思われていると思いますが、もう少しお付き合いください。
そんなこんなで勉強しない&謎の自信&やる気ない、というダメな受験生欲張りセットだった僕
しかし、7月末、丁度この時期に転機が訪れます。
7月末、ついに奇跡が……!! 三者面談&一目ぼれ
この二つが僕をやる気、いや「死ぬ気」にさせてくれました。
まず、三者面談から
たまたま勘が当たって点数が良かった模試の結果表を見ながら巨漢の担任(180㎝116㎏)が言いました。
巨「せんちゃん、どうして早稲田が第二志望なの?」
僕「いや、早稲田は無理かなって思うんで(ヘラヘラ)」
巨「どうせなら志望校は高い方が良いんだから、早稲田を第一志望にしなさい」
僕「え~?……わかりました」とか言いながら内心では(えwww良いんですか先生、我早稲田本気でしちゃいますよwww)みたいに思っていたのはナイショ
実はコレが早稲田第一志望が決まった瞬間です。
そして待ちに待った夏休み、家にいたら勉強なんかしないで一日家で寝ているのは日の目を見るほど明らかだったので、学校で先生たちが行ってくれた夏期講習に参加しました。
その一限目、解説講座にも関わらず、当然問題に手を付けていない僕
生ぬるい半効きのクーラー、うだるような暑さの中で駄弁りながら開始時刻を待っていたところ、その瞬間が訪れました。
教室の前の扉から入ってきた一人の女子生徒に目が釘付けになりました。
僕(は? 可愛すぎかよ(語彙力))
今まで廊下ですれ違ったことすらない全くの他クラスの女子、笑顔が素敵やったんや……(述懐)
ココから僕の受験生人生は文字通り一変します。
勉強時間が6倍以上に!タイムトライアル式勉強法で圧倒的集中!
元が1なんだから当たり前ですが、日に6時間から8時間ぐらいは勉強するようになりました。
元々長時間の集中には向かない人間なので、短時間で全力を出し切る勉強法に切り替え、本気で勉強し始めました。いうなれば「タイムトライアル式」でしょうか。
僕のような飽きっぽい人間にピッタリの勉強法として「飽きるまで」を一つのタームとして勉強するやり方が向いています。もちろん放り出してしまうのではなく、解説まで読んでキリのいいところで切り替えます。
飽きたら少しだけ休憩して教科を切り替える、このやり方が非常に効果的でした。
参考書のタワーを作って右から左に乗り換え快速するわけです。飽きるごとに左に積み上げ、タワーが無くなったら左から右へ乗り換え快速する。
このやり方は脳科学的にも正しいそうなので飽きっぽいよ~って人は是非お試しあれ。
進路指導室を使い倒せ! 先生ならタダだ!
やる気になって、一気にペースを上げ始めたのは良かったのですが、だんだんやっているうちにイマイチ何やっていいかがわかんなくなってきてしまいました。
そこで僕が「なんとかしてよドラ〇も~ん」と泣きついたのは進路指導室の先生たち、自称進学校だったのでしっかり先生たちが常駐しておりました。
模試の成績表をかき集めてそれぞれの先生の元を行脚します。
英語の先生には「あんたは文法が弱いから、今は良くてもこれからダメになる、この夏の間中、文法をやりなさい」と地獄のようなアドバイスをいただき、素直に夏の間中文法をやりました。周りがセンター過去問をやっている中、一人だけ「VINTAGE」をやっているのは少し恥ずかしいような気もしましたが、基礎力を夏の間にガチガチに固められたのは大きな収穫でした(後で気づいたけど)
夏だけで使いつぶした文法の参考書は4冊、それぞれ2~3周しました。
国語の先生には「基本的な古典文法を見直すように」と言われたので、素直に文法の復習
世界史は好きだし、出来たので特に何も言われませんでした。
と、こんな感じで勉強を重ねていきました。
定期的に先生の元を訪ね、参考書を紹介してもらったり、あれやこれやと相談に乗って貰ったり……
一目ぼれの相談もしました。そしたら先生は言うのです。
「君は、早稲田に行きなさい。今は自信が無くても、早稲田という肩書きがあれば、君は十分勝負できる人間だ」と
「わかりました、僕は早稲田に行きます(迫真)」
「その意気だ」と励まされますます勉強に邁進します、ランニングを始めたのはこのころだったっけ……
ひねくれている割には単純に出来ているので、一度のせられると話が非常に速いです。
そして夏の終わりの模試
記述式模試で国語学年トップ
夏の地獄勉強が効いたのでしょう、気づけば結構出来るようになってました。
ここまでがキツかったのですが……
さらに夏休み明けすぐ
駿台模試で第一志望C判定
たまたま運が良かった、というのもあります。それもそのはず、模試でE判定以外を見たのは後にも先にもこの一回だけでした……。
問題の形式が自分に合っていたこともあって、珍しく模試が楽しく感じた瞬間でした。
人間って動機一つでこんなに変わるのね……。
って感じですが、そうです。
勉強に何より必要なのはモチベーション、これです。
何か志望の大学に「行かねばならない」理由を作ってやる、それだけで集中の度合いが違います。
結局すべては「やるか、やらないか」これに尽きます、そこに理由を作れるか否かで人は変わります。
僕の場合は割としょーもない動機でしたが、モチベーションが違うから、集中力が違います。
今回はここまで! 続きは後編で!
今回はここまでです。次回、秋口から受験、そして渾身のまとめまで、怒涛の後編をお楽しみください。
後編はコチラから!
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参考書はどうすればいいの? 今からでも早稲田に受かる? などなど、心配なことが色々とあると思います。
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