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【共通テスト講評】2024年共通テストはどうだった?【前編】

2024年共通テストを実際に受験した講評と

高校2年生が取り組んでいく勉強を紹介します!

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皆さん共通テストお疲れ様でした!

武田塾四日市校も今回は現地で共通テストを受験し、

各科目の分析を行ないましたので紹介をします!

来年度では新課程入試となるため傾向が変わりますが

やはりセンター試験と比べて共通テストは難しくなったと感じる点が多かったです。

現在高校2年生の方に向けて

来年度の入試に向けた対策も紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい!

 

 

【共通テスト講評】2024年共通テストはどうだった?【前編】

【総評の前に】はじめに…

2024年は新課程になる前の最後の共通テストという事で

武田塾四日市校校舎長も現地で共通テストを受験してまいりました!

2024年の会場は鈴鹿医療大学 千代崎キャンパス!

実は3年前も同会場で受験をしており、懐かしさを感じました。

私が受験をした科目は以下の科目になります。

 

【2024年共通テスト受験科目】

・国語

・英語R+L

・数学ⅠAⅡB

・物理

・化学

・現代社会

 

昨年も一昨年も会場受験をしておりますが、

昨年と今年は現代社会を選択して受験を行ないました。

 

 

【2024年共通テスト講評】現代社会

現代社会に関しては大きな変更点はなく、

各予備校さんの総評としても前年と難易度はほぼ変わらずという意見を出しています。

来年からなくなってしまう科目になるため、

今の高校2年生に向けたアドバイスはありませんが

経過措置が社会科目は取られるため、

もし今年浪人を決意した方に向けたアドバイスを行ないます。

 

今回の現代社会において昨年と比較した相違点としては

・完全一致の選択問題が増えた

という事になります。

 

知識問題というよりも

正しいものを全て選択、または不適当なものをすべて選択など

サッと覚えてしまえば点数が取れるという問題少なかったように思います。

傾向自体は変わっていませんでした!

 

そのため行なうべき対策としては

・各知識の定着率を上げていく

・きちんと各用語について説明できるようにする!

 

上記の2つが重要になるかと思います。

現代社会はそこまで前年度と変わらずという印象が強かったです。

 

 

【2024年共通テスト講評】英語 リーディング+リスニング

今回最も波乱を呼んだ試験だったのは英語かと思います。

英語のReadingに関してはまず”文章量の増加”が目立ちました。

特に大問5に関しては約900語と、

難関大学の英語長文と同等の語数で構成されており、

問題に関しても、時系列に並べる問題では例年と異なり、

異なる順で文章に掲載されているなど

かく言う私も例に漏れずですが、かなり苦労をした人が多かったのではないでしょうか?

また、大問5に注目が集まっていますが、

大問1のBでは全文をきちんと読まなければ解答にたどり着かないような問題が出題されており、

大問1に関しては必答の問題でしたが、ここで落としてしまった方も多かったのではないでしょうか?

また、第4問に関しても

昨年までは2つの文章を比較して解いていく問題でしたが、

2024年共通テストでは、例年の第5問のようなメモ書きを参照して

問題を解いていくカタチとなり傾向が変わりました。

 

来年度も文章量に関してはどうなるかが予想できないため、

英語に関しては、文章量が急激に増えた問題については飛ばすことが大切かと思います。

そのため、今回の場合

大問5を飛ばして、大問6をしっかり解き、

大問5は解ける問題を解いていく、という風に行うと80%ほどは狙えたかと思います。

要は『問題の取捨選択が重要』という事です。

 

次年度の対策として高2生が意識すべき部分としては

・速読の練習(スラッシュリーディング、パラグラフリーディングの強化)

・早めに基礎を固めておき、共通テストの過去問対策を行なう

 

上記2点が重要になります。

特に共通テスト本番に置いて、

「この問題を飛ばして、この部分で点数を取る」

など臨機応変の動き方を行なうことは難しいと思いますので、

可能な限り早めに共通テスト形式に慣れておくことが重要かと思います。

 

また、リスニングに関してはリーディングと打って変わって

かなり点数が取りやすかったかと思います。

昨年などと比べて、

言い回し表現が少なく、ストレートに解ける問題が増えたという点が大きかったです。

また、四日市校の生徒から

「共通テスト本番のリスニングのスピードが模試と比べて遅く感じました」

という声もいただいているため、

かなり聞きやすいスピードで読まれていたと思います。

大問5の講義部分についても1度しか読まれませんが

基本的には遠まわしな表現もなく

穴埋めの順で読まれていたような気がします。

 

現高2生に関して、リスニングは

とにかく!早めに対策を行なっておきましょう!

学校でも音読を行なっていると思いますが、

英語の音に慣れていない方が非常に多いです。

・英単語は覚えているけど正しく発音が出来ない

・英語のリスニングの勉強をこれと言って行なっていない

などなど、リスニングの経験値が非常に少ないのです。

リスニングは短期間では伸びにくい勉強になるため、

早めに対策をしておくことが大切です。

オススメは

『英単語を正しく発音できるようになる』ことです。

聞いたことがあるかもしれませんが、英語は話すことが出来れば

その力に比例して聞き取ることも出来るようになります。

そのため、英単語の正しい音から覚えていきましょう。

英単語の音をきちんと覚えられたら、

『シャドーイング』を行なうことが大切です。

 

 

【2024年共通テスト講評】国語

国語に関しては大きな変更点はありませんが、

私が気づいた部分では以下の通りです。

・漢字の意味問題が無くなり、最初の5問が漢字問題となった。

・3年ぶりに漢文から漢詩が出題

・現代文の評論が文章Ⅰのみで比較文章が少ない

 

現代文に関しては文章Ⅱがなく、

文章量としても昨年と比較してやや少なく感じたため、

それに比例して解きやすいと感じた人も多かったように思います。

各種選択肢についても

丁寧に本文のポイントを押さえていけば難なく解ける問題が多かったです。

 

古文に関しては

昨年や一昨年では最初の3問の古文単語の知識を問う問題で

文脈判断を行ない、多義語を答えるというような問題も見られましたが、

今年はそのようなものはなく、ストレートに古文単語の意味が問われていました。

また、和歌に関しては相変わらず出題がされており、

『引き歌』や和歌の解釈の仕方についても勉強を行っておくことが望ましいです。

 

漢文に関しては上記でも述べましたが今年は漢詩が出題されました!

毎年みられる漢文の句法を問う問題については

比較や使役、二重否定の句形は問われておらずいたってシンプルな問題でした。

内容の読み取りについてもそこまで複雑な部分はなかったため、

かなり点数を取れた人が多かったのではないかと思います。

 

現高2生が行なっておくべきこととしては

・漢字をきちんと勉強する

・古文単語を少しずつで良いので覚えていく

・現代文の読解演習を行っていく

上記3点です。

漢字問題に関しては5問に増え、中にはなかなか難しい漢字問題も出題されていました。

10/200のため、得点率としては高くありませんが、

漢字は勉強して置けば確実に点数が取れる分野であるため、必ず勉強しておくことをオススメします。

また、現代文の読解演習を積んでおきたいところです。

問題としては比較的解きやすかったですが、

新課程になると大問が1つ追加され、試験時間も伸びます。

そのため、時間が足りないという状況が想定されるのです。

『素早くポイントをつかみ、正解を選べるようにする』

これがズバリ重要な力になってくると思います。

 

 

最後に…

現在高校2年生で

・新課程入試が不安…

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志望校に合格するためには…

ここまで

2024年共通テスト講評について紹介しました!

 

受験勉強を必死に取り組んでいる方でも

なかなか上手く成績は伸びていきません。

そして勉強は

“人によって勉強のスタートラインが異なる”ため、

どこから取り組むか、どこに注意して取り組むか

は人によって異なります。

そのため

最短で志望校に合格するためには

 

自分のレベルに合った参考書を

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