期末テストが終わって「あとは冬休みを迎えるだけ」？
そんなことはない！ 年内にこれだけは終わらせておこう！
高1・2生の皆さん、そろそろ定期テストは終わった学校が大半でしょうか？
授業はのんびりペースになり、3者面談のために午前授業になったり、
先生たちは3年生の受験にかかりっきりで高1・2も自習が増えたり…
あとは冬休みを迎えるだけ！
と思っていませんか？
そんなことはない！まだまだやることはあります！
では、具体的に何をやるべきなのか、一緒に見ていきましょう！
高1・2生が年内にやるべきことはこれだ！
年が明けたら、高3生は受験シーズン真っただ中。
高1・2生も、先を見据えて本格的に勉強をしていくべき時期になります。
以下では学年別にやってほしいことをお話ししますが、
「高2生だけど今まで全く勉強をしていない」という方は
高1生向けの内容をやってみるなど、
「自分に当てはまるのはどちらだろう？」を考えてみてください。
優先すべきは英語・数学！
今から優先的にやるべきは英語・数学です。
詳細は学年別に以下の通り。
英語・高1
まずは英単語。
「システム英単語Basic」を最後まで、または「システム英単語」の1200番まで、
「ターゲット1900」なら800番まで、覚えられると理想的です。
ここで言う「覚える」とは、「英単語を見て2秒以内に日本語の意味が言える状態」です。
ひとまずは一番重要な赤字の意味だけで良いので、
ランダムにテストされても答えられるようにしましょう。
「もっと頑張れる！」という人には、
「大岩のいちばんはじめの英文法」を追加でおすすめします。
高1生の冬の時期には、学校での学習がまだ終わっていないこともあり、
英文法の全体像は見えていない人がほとんどです。
学校より先取りして、大まかにであっても全体像をつかんでおけば、
今後続く解釈や長文などの学習にもスムーズに入りやすくなります。
数学・高1
数ⅠAの範囲はまだ終わっていない学校も多いと思いますが、
「数学ⅠA入門問題精講」を終わらせましょう。
既習範囲の復習と定着、年明けに習う範囲の先取りとして、
この1冊を完璧にできると心強いです。
ただ、「まだ習っていない範囲までやるのは…」という人は、
無理に先取りする必要はありません。
その代わり、学校が年内にどこまで進むかは大体予測がつくはずなので、
そこまでの部分は完璧にしましょう。
追加の参考書として、「入門」と同じく「数学ⅠA基礎問題精講」の
既習範囲をマスターできると良いですね。
習ったはずの範囲の問題が解けない、ということは、勉強が遅れていることを意味します。
学校の進度が緩やかになる今のうちに遅れを取り戻し、3学期からは先取り学習を目指しましょう。
英語・高2
単語は「システム英単語」1200番まで、「ターゲット1900」なら800番まで。
高1生は「ここまでやれるといいね」ですが高2生は必須です。
「もう覚えてる！もっと先に行ける！」という人は
「システム英単語」なら3章と多義語、「ターゲット1900」なら1500語まで覚えましょう。
年内にここまで終わらせておくと、難関大合格が現実的に見えてきます。
文法に関しては、「関正生の英文法ポラリス１」をやっておきましょう。
もし、「もともとやっているからすぐに終わる！」という人がいたら、追加で
「肘井学の読解のための英文法が面白いほどわかる本」をやってください。
ここまで終わらせて、解釈の土台と基礎を作った状態で2023年を終えられたら順調です。
数学・高2
「数学ⅡB入門問題精講」は必ず終わらせましょう。
まだ全く習っていない単元があるというなら
そこは必須ではありませんが、入試で数学を使う人は
この参考書が終わっていないと今後がなかなか大変になってしまいます。
ⅠAがまだマスターできていない人はⅠAからやらなければいけませんが、
やれている人は高1生と同じく既習範囲の「基礎問題精講」までやってほしいですね。
年明けからは、英語・数学以外の科目に関しても勉強していかなければいけません。
今の時期は勉強時間の大半を英語・数学に使って良いので、
上記の目標は確実に達成できるよう頑張りましょう。
番外編：国語
英語・数学に関してはすごく順調！ほかの科目に割く時間もある！という人は、
国語をやりましょう。これは文系だけでなく、入試で国語を使う理系の人も同じです。
国語の中でも、注力すべきは現代文の基礎作り。
語彙力を増やす、読解の土台を作るなど、実戦に入る前の基礎固めをしておきましょう。
高1・2生に今年中にやってほしいことは…
ここまで、
【四日市の高1・2生へ】年内にこれだけは終わらせておこう！
について述べてきました。
勉強をする際、陥りがちなミスとして以下のようなものがあります。
・高校の勉強は難しいものだから、難しい参考書を使って勉強する
・今紹介された参考書をとりあえず使って勉強する
・志望校が難関だから、難関大学レベルの参考書をとりあえず使う
これらは基本的にNGです！
自分のレベルに合った参考書を使って
勉強を始めることが大切です！
ゴールが決まっていて、もう時間も少ない中で
「基礎からやり直す時間はない！とりあえず演習が最優先！」
と思ってしまう気持ちはよくわかります。
しかし、自分のレベルに合わない参考書を使っても
なかなか成績は伸びていきません。
そして勉強は
“人によってスタートラインが異なる”ため、
どこから取り組むか、どこに注意して取り組むかは
人によって異なります。
そのため
最短で成績を上げ、志望大学に合格するためには
自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
そして、
正しい勉強法が分かっていない方は
“正しい勉強法”を身に付ける必要があります。
武田塾四日市校は
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