今回は志望校合格のために重要な”先取り学習”に
ついてご紹介していきます！
高校1年生、高校2年生の皆さんは先取り学習に
ついて意識していますか？
先取り学習とは、学校の進度よりも先の内容を
自分で勉強していくことです。
この先取り学習は特に、国公立大学、MARCH、
早慶、旧帝大に合格するためには必要な勉強です！
今回は先取り学習の具体的なやり方と、注意点に
ついて詳しく紹介します！
先取り学習についての基礎知識
先取り学習が必要な人とは
先取り学習とは、自学習や映像授業などを使って
高校の授業を追い抜かして予習することです。
この先取り学習は全員が必ず必要というわけでは
ありません。
例えば、
超進学校に通っていて、高校3年生の学習が夏や
高校2年生で終わる高校ならば、先取り学習の
必要性は高くありません。
逆に、自分の志望校が通っている高校から
毎年1～2名しか合格していないような大学を志望
する場合は、先取り学習が必要となります。
つまり、先取り学習は自分が通っている高校の
最上位かそれ以上を目指す場合に必要となります。
先取り学習におすすめな科目
先取り学習は自分で進めていく必要があるので、
取り組みやすさの観点からみると
文系科目（英語・社会）がおすすめです。
しかし、先取り学習が必要に迫られる科目は
理系科目（数学・理科）になる可能性が高いです。
例えば、
数学Ⅲや理科では、全範囲終了するのが
受験ギリギリになる高校が多いため、
受験対策や過去問対策を12月から行うのは、
非常に遅いため、先取り学習は必要不可欠となります。
自分に必要な科目をしっかり見据えたうえで
先取り学習に取り組むようにしましょう。
先取り学習のポイント3つ
①先取り学習の目標をしっかり定めよう
先取り学習は大学入試という先の長い目標を
維持していく必要があるため、途中で挫折しやすい
ものになります。
そこで、中間目標をしっかり定めたうえで
モチベーションの維持をしていくことが大切です。
ここで注意なのが、志望校が国公立やMARCH、
早慶、旧帝大だからと言って無理に難しすぎる
目標を立てないようにすることです。
おすすめの目標は、武田塾のルートである
『日大レベルをいかに終わらせるか』
を目指すと良いです。
例えば、英語の場合
・大岩のいちばんはじめの英文法
・肘井のゼロから英文法が面白いほどわかる本
の2冊を如何に学校よりも早く終わらせるか
という目標になります。
数学の場合は
・やさしい高校数学
・基礎問題精講
の2冊を学校よりも早く終わらせていくかという
目標になります。
参考書名が分からない場合は、武田塾のHPや
逆転合格.comというサイトを参照しましょう。
なぜ日大レベル突破が目標として最適なのかというと、
そこまで取り組まないと、
入試の基本レベルで点数が取れないためです！
あくまで目標は大学入試合格、志望校合格のため、
実際の入試で点数が取れるかを意識しましょう。
②進度を意識していき、分野ごとに演習を組み込んでいこう
具体的な目標を決めたら、その目標を達成していく
ために、1日の学習の分量を決めていきましょう。
MARCHや早慶、旧帝大の合格を意識しすぎて、
焦りすぎてしまう人がいますが、それはNGです。
おすすめのペースは武田塾のHPに各ルートで
それぞれ具体的なペースが記載されているため
そちらを参考にしてください。
ただし、非受験生の場合は、基本的に
掲載されている分量の3分の１を目安に取り組む
と良いです。
先取り学習は習っていない部分を
自分で進めていくことになるため、
かなりの労力が必要となります。
毎日継続していくことを意識して、
まずは無理のないペースから始めていきましょう。
そして、1冊を終わらせる意識を持つことは
非常に重要ですが、1冊を終わらせるにも
かなりの時間を要するため、挫折防止のために
1分野終えたら、問題集を使ってアウトプット学習
することをおすすめします。
①でも述べたように、あくまで入試で点数を
取っていくことが最終目標になるため、
『実際に問題を解ける状態を作る』
ことが重要になります。
さらに、問題がきちんと解けていれば
先取り学習がうまく進めている証拠になります。
自分の勉強がうまくいっているかを
確認していきながら先取り学習を進めていきましょう。
③自分なりの正しいやり方を見つけていく
先取り学習を進めていくと、
途中で挫折を経験する方が多く見られますが、
基本的に学習とは失敗の経験を積み、
自分にとって最適化していくことが大切になります。
例えば、
講義系参考書を1回読んで、
ぜんぜん理解できない！
と投げ出してしまう方が多いですが、
1行ずつ参考書通りに真似をして、
実際に手を動かして、自分が躓いている部分を
はっきりさせていきましょう。
そして、そのつまずいている部分を2～3回繰り返し、
どういうことか考えながら読むことが重要です。
苦手科目の勉強は、苦手という意識が
先行してしまい、勉強方法を模索する前に
あきらめてしまう方が多いので、
どうやったら分からない部分を分かるようにできるか
など、1つ1つしっかり考えて取り組みましょう。
自分で勉強をしていくというものは、
そもそも失敗してしまうことが多いです。
勉強を始めたからと言って、急に成績が伸びるもの
ではないため、
自分の勉強法や分からない部分を
どうしたら自分なりに最適化できるのか
を考えていくことが重要です。
だからこそ、その最適化を行なっていくために
早いうちからの学習が必要なのです！
失敗の経験を失敗で終わらせるのではなく、
それを経て、正しい勉強の習慣を作っていきましょう。
志望校に合格するためには…
ここまで
難関校・国公立大学に合格！先取り学習のやり方について紹介しました。
受験勉強とは早い段階から
多くの失敗を経て試行錯誤して
自分に最適な勉強法を見つけることが重要です。
そのため、
受験勉強をしている方によく見られがちですが、
・先輩に紹介された参考書をとりあえず使ってみる
・終わらせることを意識して、ペースに注意して進める
・旧帝大は難関大学だから、難関大学レベルの問題を解く
これらは基本的にNGになります！
自分のレベルに合った参考書を使って
勉強することが大切になります！
自分のレベルに合った参考書を使っても
なかなか成績は伸びていきません。
そして勉強は
“人によって勉強のスタートラインが異なる”ため、
どこから取り組むか、どこに注意して取り組むか
は人によって異なります。
そのため
最短で志望校に合格するためには
自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
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