2025年入試から数学Cが復活!?
2025年入試の数学の変更点を紹介します!
現在高1高2生の皆さんは
毎日きちんと勉強が出来ていますか?
部活動を行なっている方は両立が大変ですし、
毎日きちんと継続して勉強を行っていくことが難しいと感じていると思います。
また、
「受験までまだ時間があるから、まだ勉強していません」
という方もいるでしょう。
その考え方気を付けてください!
実は現在高校2年生の方から
”新課程入試”という扱いになり、
今年高校3年生の方たちと異なる入試形態になります。
センター試験から共通テストに変わった際も
多くの方が混乱し、
受験学年になって慌てふためく、という方を
何人も見てきました。
そこで今回は
皆さんが慌てることのないように
武田塾四日市校が
2025年入試における数学の変更点について紹介します!
【四日市の高1高2生へ】2025年入試!数学の変更点を紹介します
2025年入試の変更点①共通テスト数学ⅡBの時間が変わります!
まず、科目の単元変更の前に
共通テスト自体が大きく変わります。
特に大きな変化としては
”数学ⅡB”となります。
現在の共通テストは数学ⅠAが70分、数学ⅡBが60分という時間で
実施されています。
数学ⅠAにおいては共通テストに変わる当初は
筆記問題を追加する予定であったため、
試験時間が10分伸び、60分から70分となりました。
今回の数学ⅡBの変更に関しては
”大問構成が大きく変わる”ことにより
試験時間が10分伸びたと考えられます。
現状の共通テストでは
大問1、大問2が解答必須問題、
大問3、大問4、大問5から大問2問選択するという形式で実施されていますが
新課程からは
大問1、大問2、大問3が解答必須問題
大問4、大問5、大問6、大問7、から大問3問選択するという形式に変更になります。
現状大問4問解答だったのが新課程から大問6問解答になるため、
その関係で試験時間が10分伸びるのです。
これはあくまで予測になりますが
数学ⅠA以上の分量になることが予測されます。
新課程の方は
数学ⅡBにおいても
素早く解く計算力、文章処理能力が必要になるかと思います。
受験学年までにいかに演習量を確保しておくかが重要になるでしょう。
2025年入試の変更点②数学ⅠAⅡBⅢCとなり、扱われる単元が異なります!
2つ目の大きな変更点としては
”数学Cの復活”になります。
2014年以前では
数学Cが存在し、主に行列が扱われていました。
そのため、『数学Cが復活します!』という部分を聞くと
「行列が復活するのかな?」と思う保護者の方もいらっしゃるでしょう。
しかし!
それは大きな間違いです!
行列が復活することは無く、
以下のような単元分けとなります。
【数学Ⅰ】
数と式
図形と計量
2次関数
データの分析
【数学A】
図形の性質
場合の数と確率
(旧)整数の性質→(新)数学と人間の活動
【数学Ⅱ】
大きな変更なし
【数学B】
数列
(旧:ベクトル)
統計的な推測
数学と社会生活
【数学Ⅲ】
(旧:平面上の曲線と複素数平面)
極限
微分法
積分法
【数学C】
ベクトル
平面上の曲線と複素数平面
数学的な表現の工夫
大きな変化としては
数学Bにあったベクトルが数学Cに移ること
数学Ⅲにあった平面上の曲線と複素数平面が数学Cに移ること
が上げられます。
2025年入試の変更点③文系と理系の数学の学習範囲が変わる!?
上記で述べたように
数学の学習単元がそれぞれ移行し変化するため
2025年入試課程の高校生は
現行の高校3年生とは異なったカリキュラムで数学を学習していくことになります。
まず第一に言えることとしては
『数学を勉強する分量が増える』
ということになります。
単純に何が増えたかというと
”統計的分野”が増えているため
それらを学習する必要があります。
また、文系においては
多くの大学が
『ベクトルを入試で課す』と発表しているため
文系であっても数学Cのベクトルを学習しなければならないのです。
つまり
現状高校3年生の文系は
数学ⅠAⅡBを学習していますが
新課程の高校1年生、高校2年生の文系は
数学ⅠAⅡB+ベクトル
を学習しなければならないという事になります。
理系においては
単純に学習しなければならない量が増えて
数学Cが単純に増えるというカタチになります。
いずれにしても
現課程の高校生よりも学習しなければならない量が増えるため
”今から勉強していくことが重要になります!”
成績を着実に伸ばしていくためには…
ここまで、
2025年入試における数学の変更点
について述べてきました。
勉強をする際、陥りがちなミスとして以下のようなものがあります。
・高校の勉強は難しいものだから、難しい参考書を使って勉強する
・今紹介された参考書をとりあえず使って勉強する
・志望校が地方国公立大学だから、武田塾の地方国公立レベルの参考書をとりあえず使う
これらは基本的にNGです!
自分のレベルに合った参考書を使って
勉強を始めることが大切です!
ゴールが決まっていて、もう時間も少ない中で
「基礎からやり直す時間はない!とりあえず演習が最優先!」
と思ってしまう気持ちはよくわかります。
しかし、自分のレベルに合わない参考書を使っても
なかなか成績は伸びていきません。
そして勉強は
“人によってスタートラインが異なる”ため、
どこから取り組むか、どこに注意して取り組むかは
人によって異なります。
そのため
最短で成績を伸ばしていくためには
自分のレベルに合った参考書を
“正しい勉強法で取り組んでいくこと”が
大切になります。
そして、
正しい勉強法が分かっていない方は
“正しい勉強法”を身に付ける必要があります。
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生徒のレベルに合ったカリキュラムを作成し、
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