1日12時間勉強するにはどうしたらいいの!?
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!
今回のテーマはずばり、「長時間勉強の秘訣」です!
夏休みももうすぐ始まり、まとまった時間はできるものの、いざ時間を与えられるとついだらけてしまうのが人間です…。
しかし!これから始まる夏休みこそがライバルに差をつける最大のチャンスであり、差をつけられる最大のピンチでもあります。
与えられた時間を無駄にしないためには、高いモチベーションと健康的な生活習慣を維持し続けなければなりません。
夏休み直前のこのタイミングで意識と生活習慣をしっかり固めて、悔いを残さないよう最後まで走り抜けてくださいね!
目標は1日最低10時間、平均12時間、頑張れる人は14時間です。
それでは長時間勉強を達成するための秘訣を見ていきましょう!
①生活習慣
まずは冒頭でも述べた通り大前提となるのが「生活習慣」です。
特に、夏休み期間中に「朝起きるのが遅くなってしまう人」は要注意です。
12時間勉強の最大のコツは午前中にあるといっても過言ではありません。
11時に勉強を開始したとしたら休憩なしでも23時までぶっ通しで勉強することになってしまいますが、あまり現実的ではないですよね…。
すなわち、午前中にどれだけ勉強時間を捻出できるか。要は、朝早く起きられるかが非常に重要というわけです。
いつも学校がある日は7時ごろには起きていると思いますので、普段の生活を夏休み中も継続すればいいだけの話ではあるのですが、予定のない日は中々起きられないという気持ちも分かります。
ですが、夏休みの早い段階で「早く寝て早く起きる」、生活リズムの固定化を完成させることができれば、今後大きく崩壊してしまう可能性は限りなく低くなります。
もちろん勉強時間の確保に必死になって夜中までもつれ込むのもおススメしません。
しっかりと睡眠をとっていないと、午後に眠くなって集中力が落ちてしまい、身にならない時間が経過するだけになってしまうからです。
理想のリズムは
7時(起床、朝食・リフレッシュ)→8時(勉強開始)→12時(昼食休憩)→13時(勉強再開)→18時(夕食休憩)→19時(勉強再開)→22時(勉強終了・リフレッシュ)→23時(就寝)→7時(起床)・・・ (勉強時間:12時間 睡眠時間:8時間)と言った感じでしょうか。
なかなかこの通りというのは難しいとは思いますが、是非自分なりに一番取り組みやすいリズムを考えて、継続できるようにしていってくださいね!
②起床後すぐに行動できるか
そして2つ目に重要なのが、「起床後すぐに行動できるか」です。
上で早く起きるのが大事とは言いましたが、早く起きたところでだらだらしてしまってなかなか勉強に取り掛かれなければ意味がありません。
朝起きたらしっかり目を覚ましてリフレッシュするために、シャワーを浴びるなり、少し外に出て10分程度散歩するなりを心掛けてみてください。
「まずはとにかく行動する」というのを習慣化すれば、どんどん勉強に着手する億劫さもなくなっていくはずです。
朝の眠い時間を乗り越えて迅速に勉強に移れる人は、それだけで何時間も得できるくらい素敵な能力です。
長時間勉強をする上で朝の時間を無駄にしないことは欠かせませんので、起きてから勉強に移るまでのなんらかの自分なりのリフレッシュ方法は確立しておくようにしましょう!
③勉強場所
そして3つ目が「勉強場所」についてです。
結論から言うと、自宅での勉強はあまりおススメしません。
もちろん家で集中して一日中勉強できる方は問題ないですが、家にはあまりにも休憩のための誘惑が多すぎます。
すぐそばにゴロゴロできるベッドがあればいつまでもスマホを触ってしまうかもしれませんし、テレビやマンガがあればついつい見てしまうかもしれません。誘惑に打ち勝てない人にとっては、「自宅」というのは勉強を先延ばしにするための材料が無限に揃った場所であると言えます。
さらに言えば、自分しか環境内にいないので「緊張感」もなく、少し邪念が湧いてしまったときにストッパーとなってくれるものが存在しません。
出来るだけ、朝起きて外に出てリフレッシュ出来たら、そのまま塾の自習室や市民図書館など朝から使用できる静かで他に勉強している人がいる環境に身を置くようにしましょう。
周りで誰かが勉強していれば、自分もサボれなくなりますので嫌でも集中して取り組むことができるはずです。
12時間なんて人間の集中力のほぼ限界みたいなものなので、「嫌でも集中できる環境」に身を置くことをしないとほとんどの人は達成できません。
「12時間勉強する」ことと、「12時間勉強した気になる」ことは全然違いますので、しっかり価値のある勉強時間を作れるよう、勉強場所も工夫するようにしてくださいね!
④休憩時間のとり方
そして長時間勉強をするにあたって案外大事になって来るのが「休憩時間のとり方」です。
例えば長い時間休憩を取り過ぎてしまってそのまま勉強に戻ってこれなくなってしまう場合もあれば、ほとんど休憩をとらずに頑張りすぎて集中力が底をついて力尽きてしまうなどの場合もあります。
とはいっても、長時間集中できる人もいれば、短期間に複数回休憩をはさんだ方が集中できる人もいると思いますので、休憩のとり方にこれといった正解のようなものはありません。まずは、自分に合った勉強と休憩のパターンを見つけて最適化していくところから始めてみましょう!
また、「休憩」はただ「遊ぶ」ためのものではなく、もう一度勉強に集中して戻ってこられるように身体と精神をリフレッシュする行為です。
例えば食事一つとっても食べ過ぎに注意するなど、自分で休憩のとり方や時間などのルールを予め決めておくとよいと思います!
⑤集中力が切れたらどうする?
そして最後に、「集中力が切れたらどうする?」という点に関してです。
12時間も勉強するとなると、ほとんどの人にとってぶっ通しで集中し続けることはほぼ不可能だと言えます。
特に夕方を超えたあたりからは疲労も限界に達してきて、そんなタイミングで苦手な教科に手をつけるというのはかなり精神的にも苦しいですよね。
なのでまずは集中が切れるであろう時間帯に比較的軽めに取り組める暗記科目や得意科目を持ってきたり、朝イチの元気も集中力も有り余っている時間帯に数学や苦手科目を持ってくるなど、科目の順番を少し工夫してほしいと思います。
遅い時間になるともう帰りたい...となってしまうこともあるかもしれませんが、そこでぐっとこらえて最後まで頑張れる人こそが合格を掴み取ることが出来る世界です。
楽な方に逃げるか辛い道に進んで頑張るか、この先何度も自分の精神に打ち勝たなければならない場面はやってくると思います。
受験生の皆さんはぜひ、進んで辛い道を選んで自分を高められるような力を受験勉強を通して身に付けて行ってくださいね!
まとめ
さて今回は「長時間勉強の秘訣」についてお話していきましたがいかがだったでしょうか。
もちろん時間だけが全てではないですし、それ以上に大切なこともたくさんあります。
しかし、結局5時間や6時間の勉強ではやれることも限られてきますし、どれだけ効率よく勉強したとしてもその成果はタカが知れています。
成果=勉強効率×勉強時間でついてきますので、時間は増やせるものなら増やしていった方がいいのは間違いありません。
というわけで今回の内容をまとめると、
①生活リズムを固定化する!特に朝早く起きて、「午前中の時間を捻出すること」が大事!
②起きたらすぐに行動する!いかに迅速に勉強に移れるかが長時間勉強のカギ!
③なるべく周りに勉強している人がいる環境(自習室など)で、集中せざるを得ない環境を作る!
④休憩のとり方も自分に合ったリズムを作れるように最適化する!
⑤科目の順番を工夫したり、辛い道からも逃げない精神力を養っていこう!
この5点が12時間勉強のために欠かせない要素ということですね!
かなり暑くもなってきましたので、無理しすぎて体調を崩してしまうことはない程度に自分の限界を超える夏休みにしてください!
それではみなさんが大きく飛躍できることを祈っています。頑張りましょう!!
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