大学受験へのスタートダッシュは最初の定期テストで決まる!?
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!
新年度が始まり、新たな生活のスタートですね!
高校入学やクラス替えなど、不安とワクワクの入り混じるイベントが盛りだくさんの4月ですが、やはりここがこの1年間の過ごし方の大きな決め手となってきます。
筆者の経験談ですが、クラス内でも4月のうちに仲良くなったような友達であったりグループであったりというのは、この1年間、ひいてはその先々でも行動を共にすることが多かったですし、部活動や委員会なども、これからの生活の方向性などを決定づけるうえでは非常に重要です。
初めは緊張するかもしれませんが、是非いろんな人に声をかけて交友関係を広げたり、積極的にいろんなことにチャレンジしてみる精神を養って、楽しい生活を送れるように頑張りましょう!
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というわけで、ここからが本題です!
今述べたように、「最初の勢い」みたいなものが今後の生活を大きく左右するというのは、なかなか想像しづらいことかもしれませんが、これは「勉強」についても非常によくあてはまることなんです。
これはタイトルにもある通り「高1の最初(1学期)の定期テストが肝心」という部分にも繋がって来るのですが、この理由を筆者の経験談等も交えて説明していきますね。
それではいきましょう!
①最初の順位帯は今後なかなか変わらない!
高1の1学期の定期テスト、あるいは模試などに全力で取り組むべき理由の1つ目がこれです。
「この時期の順位はこの先の順位にも色濃く引き継がれる傾向がある」
ほんとか?って思う方もいるかもしれませんが、この傾向はわりとマジで本当です。
最初のテストで上位を取った人間が、次のテストで最下位層にまで落ちることも、逆に最初のテストで最下位層の人間が次のテストで上位まで食い込むこともあまり見かけません。筆者の高校では最上位のメンツはほぼほぼ固定されていたような気がします。
(後者はたまにありますが、前者はなかなか見ないですね。)
この理由の1つに、「深層心理のうちに自分のその学校での順位感というのが植え付けられてしまう」というのがあります。
最初のテストで1位の人間は、「自分はこの学校で1位なんだ」と思うと同時に、これからも頑張ろう、あるいはこれからも頑張らないと、というプレッシャーも芽生えるんですよね。逆も然りです。
自分自身も最初の定期テストでトップ10にたまたま入れてからは、高校3年間全ての定期テストでトップ10をキープし続けられましたし、京都大学に現役合格できたのも、定期テストに全力で取り組んでいた、というのは非常に大きい要因であると感じています。
これは何も僕に限った話ではなく、その頃ちょうど点数が近かったクラスの子とテストの話題で仲良くなり、その子とは3年間ライバル関係でいましたし(ほとんど負けましたが…(笑))、なんとその子は現役で東大に進学しました。
武田塾は「逆転合格」を全面に押し出している塾ではありますが、実際のところ逆転合格はかなり険しい道ですし、できることなら高1の1学期でしっかり勉強の習慣をつけて、「順当合格」をつかみ取って欲しい、というのが本音です。
②高1の1学期が「当たり前の基準」になる
高1の1学期の定期テスト、あるいは模試などに全力で取り組むべき理由の2つ目はこれです。
「当たり前の基準というのはこの時期に決まる」
今回私が伝えたいのは①よりもむしろこっちです。
「定期テスト」というのは、入試とは違い、どの科目に対してどの範囲から問題が出るのか、あるいは使用している問題集などからどのレベルの問題がでるのかなどがある程度決まっていますよね。
それすなわち、「しっかりと準備しさえすれば、点数を取ることはそれほど難しくない」はずの試験だということです。
なので、特にこの最初の定期試験というものにどれくらいの熱量で取り組んだか、というのが、今後の定期テストへの熱量の基準にもなるでしょうし、「2週間前から対策を始めるのが当たり前」の学生が、「直前詰め込みが当たり前」の学生よりも高得点を取るのは明らかです。
こうした定期テストの小さな積み重ねというのは、高3になって受験勉強を始めてから痛感するので、是非今のうちに「当たり前」の基準を高く持つようにしておきましょう!
③1番簡単に成功体験が作れる!
高1の1学期の定期テスト、あるいは模試などに全力で取り組むべき理由の最後はこれです。
「手っ取り早く成功体験が作れる!」
もちろんですが、高1の中間テストが最も範囲が狭く、内容も簡単です。
つまり、勉強した努力が最も結果に結びつきやすい試験であると言えます。
この「成功体験」というのは非常に重要で、周りからの評価も高まりますし、多少のプレッシャーこそあれど今後も頑張っていくためのモチベーションになってくれることは間違いありません。
いざ高2の2学期ごろから定期テスト頑張るぞ!と思っても、科目数は多いし内容は難しいしで、思ったように点数が取れないと萎えてしまいますよね。
なので、高校の1番初めのテストというのは全テストの中で「1番頑張り得」というわけです。
また、定期試験へのモチベーションを高く保つためにも、必ず何らかの目標は設定するようにしましょう。
おそらく「学年で〇位以上」などの「順位」に関する目標か、「全教科合計〇点以上」などの「得点」に関する目標の2つに分かれると思います。
筆者の個人的な意見としては、後者の「得点」に関する目標をモチベーションにするべきだと考えています。
「順位」に関する目標は、あくまで「相対評価」における目標であり、自分がいくら頑張っても他の人がそれよりさらに頑張っていれば達成できないかもしれないですよね。
それに対して「得点」に関する目標は、「絶対評価」で自分の頑張りがそのまま反映されるため、達成したときのうれしさも、達成できなかったときの悔しさも全て自分だけの責任として噛みしめることができます。
私の場合は、定期テストは常に合計8割以上を目標に、9割取るつもりで勉強していました。
科目によっては70点台などもありましたが、よく出来た科目の90点台などで帳尻を合わせて最終的にはほとんどの試験で目標を達成できていました。
「自分が達成できる範囲で、かつかなりの努力が必要なライン」を目標に設定していくのが良いと思います!
まとめ
今回は「高1の1学期のテストで頑張ることががめちゃくちゃ大事!」ということを3つもの理由を添えてお話していきましたがいかがだったでしょうか。
それぞれの理由を簡単にまとめると、
①自分の順位感というのを決定づけるため。
②当たり前の基準を高く保っていくため。
③簡単に成功体験が作れるため。
の3つです。
実際高1の方がこの記事を読んでくださってもまだ半信半疑かもしれませんが、とりあえず全力で取り組んでおけば間違いないので、だまされたと思って頑張ってみてください!
オススメの目標は「全教科の合計8割」です!
今後もこの目標で続けていけば、高3になった時に選べる大学の選択肢が圧倒的に増えていることに驚くはずです。
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