新受験生の皆さん、次の春休みが勝負です!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!
さてさて、国公立二次試験も目前ということで、受験生の皆さんは今頃必死で勉強していることかと思いますが、現高2生の皆さんもそろそろ受験についてまじめに向き合わないといけない時期がやってきました。
もうすでに勉強に取り掛かり始めている方もいるかもしれませんが、多くの人はまだ部活などで忙しく、本格的に勉強を始められていないのではないかと思います。
しかし、「多くの受験生が部活を引退する時期」や、「高3になってから」を受験勉強開始の時期に設定してしまっては、早く勉強を始めた人との差は広がる一方です。
なので高2生の皆さんには、あとわずかで春休みに入る、という今この瞬間から、少しでも早く勉強に手を付け始めて欲しいと思います!
今回の記事では、高2生が今から高3の4月に入るまでに最低限やっておきたい内容をまとめていきますので、是非参考にしてください!
①英語・数学を最優先で勉強しよう!
高校3年生になるまでにやっておきたいことの1つ目は、「英語と数学の基礎を最低限固める」です。
数学も英語も、ほぼすべての大学で重要視されている科目であり、できる人とできない人との差が最も付きやすい科目でもありますよね。
まだ高2の方は部活も終わっていないだろうし、受験科目の5教科7科目に無理に手を広げようとするとパンクしてしまうことが多いです。
なのでまずは、受験科目の中でも特に重要な英語や数学の基礎固めを始めていきましょう!
特にこの時期に勉強を始める重要な理由の1つとして、「勉強のコツを掴むため」というのがあります。
これから高3になって本格的に受験勉強を進めていく上で、自分がどのように勉強すれば頭に入りやすいのか、成績が伸びやすいのかなどを分かっているかいないかでは、今後の伸び方が大きく変わってきます。
では具体的に、英語と数学をどの程度まで終わらせればいいのでしょうか。
1つの基準としては
英語:単語、文法、解釈まで
数学:1Aを一通り(余裕がある人は2Bまで) を目指してもらえればと思います。
単語であればシス単の1200番(1~2章)までなど、基本的な部分だけでもいいのでしっかりと暗記する練習をしておくだけで、この先理科や社会を勉強していく上でも役に立つでしょうし、数学では例えば「基礎問題精講」などの比較的コンパクトな参考書を用いて、「しっかり仕上げ切る」という感覚を持つようにすることが大事です。
②共通テストの問題に取り組もう!
やっておきたいことの2つ目は、実際に「共通テストの問題に取り組んでみる!」です。
先輩であったりSNSなどで、「かなり難しかった」などのような情報を耳に挟んではいても、実際に解いてみた人はおろか、問題を見てみた人でさえもかなり少ないんじゃないかと思います。
共通テストと言うのは、受験勉強における「1つ目のゴール」ともいえるべき場所なので、出来るだけ早い段階から、どのような問題が出るのか、自分が現時点でどの程度戦えるのかを把握してもらいたいと思います。
まだ理科や社会などは習いきってない分野もあると思うので後回しにしてもよいですが、英語と国語、数学1Aと数学2Bに関しては今ある知識だけでも十分解くことは可能だと思うので、まずは主要3教科の共通テストの問題を、時間を測ってみて、実際の試験を想定しながら、自分が目指すべきレベルというのをしっかりと確認するようにしましょう!
③第1志望の過去問に目を通そう!
やっておきたいことの3つ目は、「第1志望の過去問に目を通す」です。
こちらは共通テストとは違い、実際にまだ解いてみるまではしなくても構いませんが、どのような問題が出ているのか、どのような問題形式なのかはある程度確認してもらいたいと思います。
さらに言うならば、まだそもそも「第1志望の大学」が決まっていない人も中にはいると思うので、高3になるまでにはなるべく決定、少なくとも候補を絞るまではしてください。
目指すべき目標が明確であるかないかで、受験勉強に対するモチベーションは大きく変わってきますし、その大学に合わせた対策を早いうちから始めることは当然合格の可能性を大きく高めることができます。
繰り返しになりますが、これからの1年間どのように勉強を進めていくのか、という具体的なイメージを持つためにも、ゴールのレベルというのはしっかりと把握しておくようにしてください!
④成功体験を作ろう!
やっておいて欲しいことの4つ目は「成功体験を作る」です。
成功体験とは言っても何のことかよく分からないかもしれませんが、「勉強がうまくいっている」という感覚を味わうことですね。
成功と失敗は紙一重なもので、勉強というのはいざ始めてみてもあまり上手くいかないことが多いです。
集中力の問題であったり、環境の問題であったり、取り組む問題の難易度であったりが原因で、最初のうちの勉強法って失敗することがよくあります。
が、それで全然構いません!
成功体験を作ってほしい、と言いましたが、失敗体験を作ることも非常に大事であり、成功体験に結びつくまでの大きな一歩だと思います。
もしうまくいかなかったなら、その原因を考えてみて改善してみる。その結果うまくいくかもしれないし、まだうまくいかないかもしれない。そんな失敗と改善を繰り返すことで、必ず自分に合った勉強法というのにたどり着くときが来ると思います。
具体的な例を挙げるなら、単語を1日に200個ずつのペースで暗記していこう!と思い立つものの、いざやってみると50個でも限界…などのように、最初の内は自分のキャパも把握できていないことが多いので、無茶な設定をしてしまいがちです。
まずは自分の能力を把握し、その時点での最善を尽くしていくことが大事です。
1日50個ずつのペースで覚えていこう!という風に目標を設定できれば、それだけ成功体験は積み重ねられますし、後々の自信にもつながってきますよね。
あるいは薄めの参考書を用いるなどして、「一冊仕上げた」という感覚を味わうのもいいと思います。
まずは高2のうちに、これらの「勉強がうまくいっている」という実感を伴う経験を積むことで、勉強は楽しいと思えるようになっていきましょう!
これからは模試などのように、うまくいけばより大きな成功体験に繋がるイベントも増えてきます。
受験勉強というものを正の循環に落とし込めるように、今のうちから「成功体験を詰む」ことによる勉強の楽しさを味わっていきましょう!
まとめ
今回は、4月に入るまでに難関大志望の高2生が最低限やっておくべきことをまとめていきましたがいかがだったでしょうか。
特に重要なのは以下の3点です。
・英語と数学の基礎を固める
・共通テストや第一志望の過去問を見て「ゴール」というものを把握する
・小さな成功体験を積み重ねて受験勉強を楽しむ土台を作る
しかし今回述べた内容はあくまで最低限であり、もっとずっと早い段階から合格に向けて動いている人もいるということも忘れてはいけません。
少しでもこういった人たちに追いついていくためにも、そしてまだ始めていない人たちとの差を広げていくためにも、十分な時間のある今のうちから早く受験勉強に取り組んでいくようにしましょう!
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