受験勉強を今すぐ始めよう！
こんにちは！武田塾八尾校講師のＩ（神戸大工学部）です！
高校２年生は冬休みも終わり、３学期に入る頃でしょうか。
ところで皆さんは、受験勉強はもう始めていますか？
この冬休みを利用して進めたという人もいれば、３年生になってからでいいやと思っている人もいるでしょう。
すでに自分で勉強を始めている人は何の問題もないのですが、まだ始めていないそこの君！
もう受験まで残り一年を切ろうとしていることに気づいていますか？
1月13日、14日に共通テストが実施され、1月末から2月にかけては私立大学の入試が実施されます。
つまり、４月になってからでは受験までの残り時間が１年もなく、時間が足りなくなってしまう可能性が大きいのです。
そこで今回は、受験勉強はまず何からスタートすれば良いのかを紹介したいと思います。
勉強習慣を身に付ける
受験生は休日は少なくとも８時間は勉強する必要があります。
では今まで勉強をあまりやってこなかった人がいきなり一日８時間も勉強できるでしょうか。
大抵の人が厳しいはずです。
そこで、今のうちから勉強する習慣を身に付けることで、早いうちから勉強量を確保することが出来ます。
学校がある日でも２～３時間、休日は６時間程度は勉強しておきたいところです。
２年生でそんなに勉強しないといけないの？と思う人もいるかもしれませんが、１年生の時からこれ以上の量を勉強している人もいます。
難関大学に合格する人は実際高１、高２の頃からしっかり勉強していた人が多いです。
自分の時間の使い方を見直してみると、スマホを見ながらだらだらする等の無駄な時間が意外と多いことに気づくはずです。
そういった時間を削減することにより、勉強時間も確保できるはずです。
まずは英数から
どんな人もまずは英語からやっていきましょう。
英語は文理関らずほとんどの場合二次試験で使用する科目であり、成績を伸ばすためにやらなければいけないことも多いため、２年生のうちに基礎固めをしておくことが理想です。
また、理系の人、もしくは文系で国公立志望の人は数学も並行して進めましょう。英語と同じで、数学も早めに基礎を固めておかないと、３年生になってから苦労します。
特に理系は数ⅠA・ⅡBの内容を押さえてからでないと数Ⅲも理解できないので、早めにやっておくことが重要です。
英語
まずは英単語を中心に進めていきましょう。
使う単語帳は好きなものを使ってもらえばよいですが、例えばシス単で言うと、高３までに1200までの範囲が完璧に覚えられていたら上出来だと思います。
自分でペースを決めて、計画を立てた上で覚えていきましょう。
英単語と同時並行で英文法もやっていく必要があります。
英語が苦手でなく、学校の内容もほとんど分かっているという人はVintageなどの学校で配られるような文法問題集でも良いですが、英語が苦手な人、というか大抵の人は「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」を使うことをオススメします。
この参考書を読めば英文法の基礎的な部分を根本から理解することが出来ます。
しかし、「大岩のいちばんはじめの英文法」は問題が少ないので、実践してみないとピンと来ない部分も多いと思います。
なので、「大岩のいちばんはじめの英文法」が終わったら次は「高校基礎 英文法パターンドリル」や「関正夫の英文法ポラリス１」に進むと良いと思います。
数学
数学は「数学Ⅰ・A 入門問題精講」を解いていきましょう。
数学がある程度得意、学校の授業で分からないところはないという人は入門ではなく基礎問題精講から始めてもらっても構いません。
入門問題精講は各章やテーマの最初に講義が付いており、教科書レベルの内容を詳しく説明してくれます。
対して基礎問題精講は基本的には問題と解答・解説しかないため、教科書レベルの内容は理解している人が使います。
どちらにしようか迷ったら入門問題精講にしておくことをオススメします。
入門問題精講をやるうえで注意することは、分からなかった問題をそのままにしないことです。
分からなかった問題を解答を写すだけで終わらせては、何の勉強にもなっていません。
分からなかった問題は解説をしっかり読み、自分の力で解けるようになるまで繰り返し解きましょう。
数学Ⅰ・A入門問題精講が終わったら、Ⅱ・B入門問題精講に進みましょう。
まとめ
今回はまだ受験勉強を始めていない人が、４月までに何をすればよいのか紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
高校３年生になってから勉強を始めればいいやと言う人と、高１・高２から勉強を始めている人とでは大きな差が開いてしまいます。
特に、国公立大学は必要な科目も多く、後からでは間に合わないこともあります。
これを読んだ皆さんは、受験勉強のスタートを後回しにせず、ぜひ今から始めてもらえればと思います。
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