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【受験生必見】合格する人が12月にやっている英語の勉強法5選!

直前期の英語対策について解説!

こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!

 

ここからの時期は皆さんもどんどん時間に追われてきて、「過去問解かなきゃ」という思考に支配されてくる頃ではないでしょうか。

 

しかし、ただむやみやたらに過去問演習を繰り返したからと言って、効率的に成績が伸ばせるとは限りません。

 

今回の記事では、実際に難関大に受かった人たちは直前のこの時期にどのような勉強をしていたのかを紹介していきますので、それを参考にこれからの戦略を立ててもらえたらと思います!

 

それでは今回は英語編です!いきましょう!

 

english_writing

 

①長文の読み込み

まずは1つ目、「長文の読み込み」です。

 

入試は英語長文が出題されることが非常に多いので当然ではありますが、「長文読解」というのは「単語・文法・熟語・解釈」を1通り終えた上でそれらを総動員して取り組む必要があるので、一朝一夕で解けるようになるようなものではありません。

 

すなわち、長文の参考書を1冊2冊やったくらいでは難関大で戦えるほどの英語力はなかなか身に付かないんですよね。

 

長文読解で失敗する受験生のありがちなパターンとしては、「解くことに夢中になってしまって読み込みが少ない」というものがあります。

つまり、Rulesなどの長文参考書を1~2周解きました!で終わってしまっていて、ただ解くことに満足してしまって自分の中に落とし込めるほどの「読み込み」には至っていないというパターンです。

 

1回読んだ長文もそれで終わりにするのではなく、何度も繰り返し「読み込み」の材料にしていくことによって、どんどん長文読解の力は上がっていきます。

 

少しめんどくさいと感じる人もいるかもしれませんが、進学校の学生たちは皆さんの想像以上に長文の読み込みと言うのを普段からやっています。

そのような人たちと勝負するという前提でも、質的な部分はもちろん量的な部分にもしっかりと向き合ってもらいたいと思います。

 

「薄い長文演習をたくさんしてほしい」という安易なメッセージではなく、より高偏差値帯にいくことを望むのならば、濃い長文演習は大堰堤として多読は欠かせないよねという話です。

 

今までの基礎的な知識を活かせるかどうかは、英語長文の演習量で決まってきますし、テーマやオチへの直感、問題の解き方などの感性は研鑽量にほぼ正比例します

 

受験において多読が大事とはよく言われることですが、ただやみくもにいろんな文章を読み漁るのではなくしっかりと理解して自分の中に落とし込める文章に何度も触れていく、ということを大事にしていきましょう!

 

②単語・熟語をひたすら回す

2つ目は、「単語・熟語をひたすら回す」です。

直前期にもなると①のような応用演習ばかりをすればいいという思いから「過去問演習」などに意識が行ってしまって、逆に「基礎を高いレベルで維持しよう」という意識が弱くなりがちな受験生は非常に多いです。

 

ある程度勉強が進んできた人ほど、「もう基礎なんてやってられない!俺は高いレベルのラインをずっとやっていくんだ!」と意気込んでいる間に、本来覚えていたはずの知識が抜け落ちてしまい、ある程度のところで限界が来てしまうというパターンがよくあります。

 

出現頻度の違いもありますので、長文をひたすらやっていれば単語力が維持されるかというとそんなことはないですし、単語をやり込む意義と言うのは「単語を見て意味を言えるようになる」以外にもあります。

 

それは「アウトプットのスピードを速める」というものです。

繰り返し単語帳を回すことによって、反応速度が上がり、長文をより早く読み終えることに繋がりますので、たとえ覚えていたとしても反復学習する価値は大いにあります。

 

あとは、1つの単語を別の角度から理解してみるというのも重要です。

「実際の長文の中ではこういう使われ方をしていたな」とか「派生語はこんな形で出てきたな」など、使っている単語帳をより濃く理解していくイメージで学習を進めると、応用演習の際にも基礎力を高い水準で維持できるようになりますよ!

 

③制限時間をキツめに設定する

3つ目は、「制限時間をキツめに設定する」です。

そもそも時間を計るというのは大前提ですが、勉強の段階としてはまず最初に「変に制限時間を設けずに丁寧に読んでいく」というフェーズがありますね。

 

今回はその1歩先の話です。

皆さんもお分かりの通り、「本番を見据えて時間を計る」というのは絶対に大事になって来るのですが、さらに「制限時間を少し短く設定した上でしっかりと解き終えられるかどうか」というのを試すことも非常に大事になってきます。

 

例えば共通テスト演習ならば、マークシートを塗りつぶす時間などを厳密に再現できていませんし、本番よりも少し有利な状況で演習を行っている可能性が考えられます。

あとは、本番だと緊張してしまって最初全く英文が頭に入ってこないという現象も往々にして起こり得ます。

 

そんな場合でも、普段の演習で5~10分余らせられていると思うことが出来れば、最初少しパニックになっても自信を取り戻して落ち着いて取り組むことが出来るはずです。

 

厳しい時間設定をすることによって、ものすごい集中力を発揮出来たり、より早く正確に読むためには何が必要なのかを考えるなどのハイレベルな追求をする機会にもなります。

 

いかに短い時間で大量の情報を処理するかを鍛えることは、英語以外にも必ず役立てられる能力なので、是非キツめの制限時間で取り組むようにしていきましょう!

 

④時間配分の設定

4つ目は、「時間配分の設定」です。

先ほどの制限時間に少し関わる話ではありますが、全体としてどのくらいの配分で解いていくかを事前に決めておく、と言うのが非常に大事になってきます。

 

これをやらないと、少し行き詰った問題に無限に時間を使ってしまって後半解き終わらないという事態になってしまいますので、まずはざっくりと目安の時間というのを設定しておきましょう。

 

要は戦略・作戦を持っておくことで、試験本番の予期せぬトラブルなどにも落ち着いて対応して、帳尻を合わせる力が身に付きますという話です。

 

余談にはなりますが、試験の「開始直後」「終了間際」は心理状態が大きく違うというのは誰もが経験のあることだと思います。

開始直後はやる気も集中力も漲っていますが、終了間際はむしろその逆で、疲れて集中力も落ちてきて、「残り時間に迫られるような嫌な感じ」がありますよね。

 

そのような極限の心理状態では解くのに適している問題と適していない問題というものが存在します。

 

長文なんてわかりやすく適さないですよね。大問通りの進め方をしていては最後あと5分...と時間に追われながら読んでも内容なんて全く入ってきません。

逆に文法問題なんかはギリギリで解いてもそこまで得点率が変わるものでもないでしょう。

 

すなわち戦略の中には、「時間配分を決める」だけでなく、「どの問題をどの順番で解くかを決める」というものも含まれます。

 

どのように解くのが心理状態的に健全に進められるのかを、今までの模試の経験なども踏まえてぜひ一度考えてみるようにしてください!

 

⑤解法の確立

最後の5つ目は、「解法の確立」です。

先ほどの戦略・作戦の話は「解く順番やかける時間」の話でしたが、今度は「目の前にある問題に対してどう向き合うか」の話です。

 

大問とか小問を1つ1つどう解いていくかについて、自分に合っている解き方を予め認識しておいて、各設問に対して解き方をパターン化しておくことが大切です。

 

これらを無意識状態でも最適な解法を選択できるレベルまで自身の中でパターン化できていれば、たとえ問題が多少難化したとしてもそこまでうろたえることもなくなるでしょう。

 

それまで自分がやってきた対策を信じていれば、変わったことにいちいちビビらなくても「みんな同じ」と考えて落ち着いて作戦を立て直せるはずです。

 

初見の傾向の問題を見た時に瞬時に作戦を立て直せるかどうかというのも、結局今までに解いてきた問題数がモノをいうと思いますので、ぜひ自分なりの解法の確立というのを意識して普段から問題に取り組むようにしてください!

 

まとめ

さて、今回は「直前期の英語勉強法」について意識するべき5点を紹介していきましたがいかがだったでしょうか。

 

もう一度おさらいしておくと、

①闇雲に長文を読み漁るのではなく、しっかり読み込んで自分の中に落とし込む!

②英語長文を始めてからでも単語・熟語は定期的に確認する!

③制限時間をキツめに設定して過去問演習を行う!

④時間配分・解法含め、自分に合った解き方を今のうちに身に付ける!

の4点ですね!

 

難関大に受かる受験生と言うのはやはり「準備の程度」が非常に高いです。

逆に言えば、皆さんもこれらの高いレベルで準備を行うことができれば十分そんな方たちと戦える可能性もありますし、残り2ヶ月の準備の質と量が大きく合否を左右すると言っても過言ではありません。

 

ここかの頑張り次第で皆さんの英語力はまだまだ伸びるはずです。

今仮にうまくいかないことがあっても絶対に諦めずに、最後まで徹底的に突き詰めていってください!

 

 

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