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【受験生へ】モチベが上がらない5つの理由とその解決策を紹介!

モチベーション管理、大変ですよね…

こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!

 

早いもので8月に入ってしまいましたね!

至るところで夏休みが勝負だから頑張りなさいと言われてきて、自分でも頭ではわかっているはずのことですが、皆さん7月の勉強はどうでしたか?

 

もちろん胸を張ってやり切れた!という方はその調子で8月も頑張って欲しいと思うのですが、やはりイマイチ身が入り切らなくて頑張れなかった…という人もいるかと思います.

 

なぜ頑張れなかったのかを今一度思い返してみると、なんとなくだるいだとか、危機感がまだ芽生えていないだとか、人によって原因は様々だと思います。が、一つ確実に言えることは、皆さんのモチベーションがしっかりと高い状態でキープされていないということです。

 

きっと受験生になった瞬間の4月や、夏休みに入った最初の日なんかは、よし頑張るぞ!と意気込んでいた人も多いのではないでしょうか。

しかし、そういった熱意を維持するというのは本当に難しいもので、気づいたらいつの間にかあの頃のモチベーションは失われてしまっています。

 

これはいったいなぜなのでしょうか?きっと何らかの理由はあるはずですし、出来ることならこんな現状を打破したいですよね。

というわけで今回の記事では、「なぜモチベーションがあがらないのか」についての理由を5つと、その解決策について紹介していきます!

 

なかなか思ったように取り組めなくて自分に嫌気がさしてしまっている方もいるかもしれませんが、案外みんな同じような悩みを抱えていますし、かくいう自分もそうでした。

しかし、人間の意識なんてものは案外単純で、誰もが少しの思い込みと明確なイメージを持つだけで爆発的な推進力を生みだせるポテンシャルを持っています

 

残りの夏休みを実りあるものにするためにも、ここで「モチベーションの高め方」を身に付けて行ってください!

 

 

 

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①志望校への想いが弱い

まずは1つ目、「志望校に対する熱意の強さ」です。

 

かつての自分の周りの友人や今の生徒たちを見ていて思うのは、しっかりと自分の行きたい大学の合格を勝ち取る人は、得てして目標に対するエネルギー量が多いということです。

例えば、「この学部に入ってこの内容を学びたい!」、「将来こんな風に活躍したい!稼ぎたい!」などの未来に対する熱量のことです。

 

これは大学受験に限った話ではないですが、大きなことを成し遂げる人というのは目標に対する気持ちが圧倒的に強いです。

「モチベーション」は「想いの強さ」と直接リンクしていますので、要はモチベーションを高めたければ想いの強さを高めればいいということになりそうですね。

 

もちろん志望校に掲げている以上、その大学に対して何も想いがないというわけではないと思いますが、やはりモチベーション高く勉強を続けられている人と比べると、そのエネルギー量の総量が少ないのではないかと考えられます。

 

「志望校への熱意」を向上させる方法は、原体験に基づく感情と未来の自分への明確なイメージを持つことです。

それらを得るために手っ取り早い方法が、オープンキャンパスや文化祭に参加してみることでもいいですし、かなり気は早いですが昨今の就職活動の事情について簡単に調べてみることなどが挙げられます。

 

大学は高校までとは全く違う世界ですので、どんな人がいて、どんな楽しみがあるのかを知ることは大いにモチベーションの向上につながりますし、より一層この1年でしっかりと第1志望に決め切りたいという思いが強まるはずです。

また、日本の就活において「学歴」が持つパワーはなかなかのもので、良い大学出身というだけで良い会社に入れる可能性が高まりますし、良い会社に入るだけで将来稼げるお金が数億と変わって来る可能性もあります。

 

今考えている狭い視野での「やりたいこと」や「なりたい姿」なんてものは大学に入れば変わってしまうようなことがほとんどだとは思いますが、そのように「明確な将来像をイメージすること」が皆さんの受験勉強の推進力となることは間違いありません。

 

今まで志望校への想いが弱かったかも…と自覚のある方は、ぜひ一度自分がその大学を目指す意義について徹底的に考え抜いてみてください!

 

②何をすれば受かるかが全く見えていない

そして2つ目が、「合格までに何をすればいいかわかっていない」ことです。

暗闇の中を手探りで歩くだけでは、常に心に不安がつきまといますし、モチベーションなど上げきれるはずがないですよね。

 

当然志望校から逆算して今何をやるべきなのかを考えることが必要になってくるわけですが、それがうまくできていないと、自分が今現在取り組んでいる勉強にすら自信が持てなくなってしまいます

 

「これは果たして本当にやっている意味があるのか?」、「本当に合格に近づいているのか?」という不安を抱えたままでは、「頑張ろう!」となる以前に、何をどう頑張っていいのかすらわからなくなってしまいますよね。

その状態ではなかなかモチベーションを上げることは難しいと思います。

 

まずは夏休みの間に一度過去問に取り組んでみるなどして、とにかく敵の強さを一度把握してしまいましょう。

その上で、どうすれば倒せるのかを考え抜き、そのプロセスを具体的にイメージしていくことがモチベーションに繋がって来るはずです。

 

自分では具体的なプロセスをイメージするのが難しいという方も、YouTubeやネット上には「武田塾チャンネル」を含めた有益な情報源がいくつも存在していますし、武田塾自体がそういった皆さんのために「無料受験相談」という形で幅広く門戸を開いてもいます

 

まずはここから受験までの期間で、どのようなプロセスを踏めば合格できる可能性があるのかを明確にイメージすることから始めてみましょう!

 

③思い通りに勉強が進まない

3つ目が、「思い通りに勉強が進まない」ことですね。

やっぱり理想と現実とのギャップというのはなかなか精神的に辛いですし、その状況に萎えてしまってモチベーションが下がってしまうというのはあるあるだと思います。

 

「実際結構頑張っているのに、計画に対する進捗を確認してみたら思ったより進んでいない」→「自分は全然だめだ…」という流れを作ってしまうことがないようにする必要があります。

 

要は、「自分の実行度合いに対する嫌悪感」がモチベーション低下に反映されているわけですから、まず考えるべきは「その計画が果たして適切だったのか?」ということです。

どうしても頑張らないとという意識が先行してしまって、自分の能力よりもかなり高いレベルの計画を立ててしまって、その結果達成できなくて落ち込むというパターンは非常に多いですし、あまりにもったいないです。

 

ここでお伝えしたいのが、「スモールステップのクリアを大切に」ということです。

高い目標設定を否定するつもりはないですが、まだモチベーションが低いうちは容易に達成できるような計画を毎日立てて、日々それを達成することで自己肯定感を高めてモチベーションアップにつなげていくことをオススメします。

 

計画通りに進むことなんて基本ないということを前提に、キャパオーバーになってしまわないような適切な目標設定を意識して、勉強を加速させていきましょう。

何事も完璧にこなす必要はないですし、100%できなかったからといって皆さんがダメな人間であるわけがありません

 

「目標を100%達成できたかどうか」という事実に対して自己評価を0点か100点かにしているから落ち込んでしまうのであって、完璧には達成できていなくても70%進めることが出来たならば70点の頑張りとして自分を褒めてあげるべきです。

 

「やれなかったこと」に目を向けて自分を卑下するのではなく、「やれたこと」に目を向けて自分を褒めてあげられるかどうか、自分を認めてあげられるかどうかがモチベーションを保つ上では非常に重要になってきます。

 

自分に対してある程度寛容になってあげることが、長期的にモチベーションを高く維持するコツだと思います。

上手くいかなかったことも受け入れて改善することを繰り返して、1歩1歩成長していってください!

 

④結果が出ない

4つ目はやはり、「結果が出ない」ことでしょうか。

皆さんも受験本番だけでなく、模試などの節目のタイミングでもある程度の目標を立てて日々頑張っていると思います。

 

そして、「それに向けて結構頑張ってやってきた!今度こそは絶対に解いてやるぞ!」と意気込んだものの、いい結果が出ずにモチベーションが下がってしまうというのは今後も何度も経験すると思います。

 

ここで皆さんに覚えてほしいのは、自分がやってきた勉強に対する得点の期待値を正確に認識する必要があるということです。

例えば英語である程度単語・熟語と文法は終わったけど、解釈はほとんどできなかったという状態で模試に臨んだとき、皆さんはどれくらいの得点を期待するでしょうか。

 

これは先生や講師たち目線で見れば50~60点くらいが妥当で、70点取れればいい方かな、くらいのラインなのですが、皆さんは最低でも70点くらいは取れるものだと思ってしまいがちです。

そこの認識のミスマッチのせいで、妥当な結果が出ているにも関わらず全然ダメだと勘違いしてモチベーションが下がってしまうというパターンが良くあります。

 

何事においてもそうですが、特に受験勉強において「結果」というものはすぐには表れてきません

社会などの単純な暗記系科目であれば、やった範囲はしっかりそのまま得点に反映されるかもしれませんが、英語や数学などのある程度の蓄積が必要な科目に関しては、結果がすぐには出にくいということを理解しなければなりません。

 

むしろ、基礎を固めていればいるほど最初は模試レベルにはなかなか対応できなくて苦しんでしまう場面もあると思います。

しかし、土台作りなしに最終的に高得点を安定して取るというのは不可能なのです。

 

これが、我々が「英語と数学」は特に早くやっていこう!と伝えている理由でもあります。

点数を取るためには一定の期間が必要であるがゆえに、早くやればやるほど他者に比べて明確に良い結果となって表れる時期がやってきます。

 

周りに成績優秀な友達がもしいれば、それは長い時間の積み重ねの結果だということをしっかりと理解して、すぐに結果が出なくても気を落とすことなく努力し続けられるようにしていきましょうね!

 

⑤自分のモチベの上げ方を知らない

そして最後の5つ目が、「自分のモチベの上げ方を知らない」ことです。

知っていたらこんな悩みはそもそも出ないですもんね(笑)

 

しかし、ここで1つ「モチベが上がらない」と嘆く皆さんに伝えたいのは、モチベは「上がるもの」ではなく「上げるもの」だということです。

自然にいつかみるみるやる気がわいてくる日を夢見ているのなら、それは少し勘違いをしています。

 

モチベは待っていても勝手に湧いてくるものではないので、「自ら上げにいく」という意識を持つことが大切です。

例えば自分の気持ちを高めてくれる音楽や動画、サイトなどを見つけてみるなども手ですし、もしモチベが下がったとしてもあるトリガーを引けばまた継続的にもう一度頑張れるようになる仕組みを自分で見つけて欲しいと思います。

 

皆さんが志望大学に行きたいという気持ちは絶対に嘘ではないと思いますが、目の前の勉強に追われていると、なぜそこを目指そうと思っていたのかなどの、自分のモチベの原点となる部分を忘れてしまいがちです。

 

そんなときにふと、「自分はここをこういう理由で目指してたんだった!」と思い出せるような仕掛けを毎日の中に組み込んでいくことが出来れば、モチベーションも自分自身でコントロールできるようになってくると思いますよ!

 

まとめ

さて、今回はモチベーションが上がらない5つの理由とその解決策について紹介していきましたがいかがだったでしょうか。

モチベーションのコントロールはなかなか一筋縄ではいかないものですが、今回の記事が少しでも皆さんのやる気向上に繋がっていれば幸いです。

 

今回の内容を簡単にまとめると、

①志望校を目指す「理由」(学びたい学問、なりたい姿 etc.)を明確にすることによって、想いの強さを増幅させよう!

②合格までに必要なことは何かをしっかりと把握して、漠然とした不安から解放されよう!

③うまくいかない自分に落ち込むのではなく、日々の小さな成長を認めて褒めてあげよう!

④結果がすぐに出ないのは当たり前!安定的な高得点は強固な土台の先にある!

⑤モチベーションは勝手に上がるのを待つのではなく、自分で「上げる」仕組みを作るのが大事!

の5点ですね!

 

モチベーションは「いかに上げるか」よりも「いかに維持するか」が今後の勉強のパフォーマンスを高めるうえではキモになってきます。

是非自分の過去からの成長を実感し、現在の自分を直視し、未来の姿をイメージすることで高いモチベーションをキープしていってくださいね!

実りある夏休みになることを祈っています!

 

 

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