将来の夢、考えてみましょう!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学大学院工学研究科)です!
ついに新年度が始まりましたね!
受験生の皆さんも、高1・2生の皆さんも、これから始まる新生活への期待と不安で胸がいっぱいだと思います。
さて、昨今は様々な情報が簡単に手に入れられる時代になりましたので、学年に関わらず将来自分が進学する大学について考え始めている人もいるのではないでしょうか。
最近はいわゆる「インフルエンサー」と呼ばれるような人々や、高所得者の生活の一端が簡単に覗けてしまうような世界になりましたので、そういった生活への憧れも含め、「とにかくいい大学、いい企業に入って華々しい人生を送りたい!」という漠然とした思いを抱き始めている方も少なくはないでしょう。
確かに「学歴」は個人の能力や資質を判断するうえでの良い指標となることは間違いなく、多くの有名企業においても高学歴の人材の方が採用されやすいという傾向があるのは否めません。
「いい大学に入る」ことは、将来の選択肢を広げるうえで有効に働くことは疑いようもなく、それを目指して努力するというのはいたって合理的な判断です。
しかし、「いい大学」に入ることそのものを目標にしてしまって、「将来自分が何をやりたいのか」、「どういう形で社会に貢献していきたいのか」を全く考えもしないまま、「偏差値」や「ネームバリュー」のような表面的な価値観ばかりに気を取られて進学先を決めてしまうと、「いざ学んでいく内容があまり興味の持てない分野だった...」というようなギャップに悩まされることも考えられます。
そこで重要になるのが、これまでに何度も言ってきている通り「学部・学科」の選択になるのです。
とは言われてもいまいちどの学部でどんなことをするのかなんて想像がつかないし、実際どのように志望学部を決めていけばいいのかはわかりませんよね。
というわけで今回の記事では、「学部・学科」を選択するうえでどのような点を考慮すればよいのか、またそれぞれの選択の先にはどのような未来が待ち受ける傾向が強いのかについて簡単に解説していきます!
この記事を読んで、ぜひとも「後悔しない志望校選び」をしてもらいたいと思います。
将来へのビジョンと目標をしっかり一致させて、高いモチベーションで受験勉強に取り組んでいきましょう!
就職先の傾向・学べる内容
ではまず初めに、1つ考えてみましょう。
皆さんには今、「将来の夢」があるでしょうか。
まだ高校生なんですからもちろんなくてもいいですし、むしろない方が普通です。
今現段階で「将来の自分の姿に思いを馳せ、考えてみること」に意味があります。
例えば、
①「世の中に広く流通しているような飲食品、日用品などの開発・製造に携わりたい」であったり、
②「持ち前の対人能力を活かして、様々な人と協力関係を築きながら大きなプロジェクトを成功させたい」、
③「最近流行りのAIなどを用いて、人々の生活を革新的に豊かにするようなシステムの構築をしてみたい」、
④「他人が喜ぶ姿が好きで、発想力を活かして全国の人々にエンタメを届けたい」、などなど、
挙げ出すとキリがありませんが、今の段階でも漠然と興味のある事業などがあるはずです。
これらの業務に携わることのできる業界は、一般に
①メーカー(食品・飲料・日用品・化学・電子機器・薬品・医療機器など)
②商社・不動産・コンサルティングなど
③IT
④テレビ局・出版社
などが挙げられます。
その他にも様々な仕事があり、医師や弁護士、地方・国家公務員、電力やガスなどのインフラを支える人々、介護や保育士、教師、飲食店を含むサービス業...、など、この世に存在するあらゆる職業は様々な形で社会を支えてくれています。
要は、自分が社会人になった時に、「どのような形で社会と携わっていきたいか」を考えてみるということです。
これを考えるうえでは、「過去の自分を思い返してみる」というのが効果的です。
皆さんは今までにどのようなタイミングで喜びや達成感を感じたでしょうか。
普段からおいしいものを食べて快適に過ごすことが出来ているのは、その家具や食品などを開発した方々のおかげですし、簡単にインターネットで情報を仕入れたり楽しいレジャー施設に遊びに行けるのも、そのシステムや街並みを構築した方々のおかげです。そういったサービスや製品の開発に携わりたいというのはごく自然な動機です。
あるいは、文化祭で出し物をしたり、部活でみんなをまとめて試合に勝ったときに達成感を感じた人もいるでしょう。
そのように、自分の価値観を思い返してみて、なんとなくでも将来やってみたい仕事がイメージできたなら、学部・学科選びは簡単です。
そういった分野に近い学問分野を学べるような場所を選ぶことが出来れば、入学後に自分の興味とのギャップで悩まされてしまう確率は限りなく低くなるでしょう。
もちろんそう簡単に答えの出せるような問題でもありませんので、答えが出ないならば、直感に任せて選ぶのも1つの選択肢です。
現在の興味がこの先ずっと続くとも限りませんし、基本的に日本企業の採用は学部・学科を問わないことが多いので、本来の傾向とは異なる就職も全然可能です。(もちろん専門領域をすでに学んでおり、信念と行動に一貫性のある人材の方が採用されやすいというのは言うまでもありませんが…)
さて、ではなんとなく将来なりたい姿がイメージできたところで、実際どの学部・学科に進学すればどのような進路を取る傾向が強いのかについて見ていきましょう。
とは言っても、無数に存在する学部・学科に対して、そのすべてに対してそれぞれの就職傾向や学問内容をこの記事内で記述するのはかなり骨が折れますので、それに関しては外部サイトを参照していただくことにしましょう。
大学での学部・学科ごとでの違いや専攻内容、進路傾向について非常によくまとまっているサイトがありましたので、是非こちらのサイトを参考に、目指したい学部・学科を探してみてください!
「大学の学部・学科63を一挙解説!後悔しない大学選びに役立つ!学部学科選びのヒントも」
(https://shingakunet.com/journal/column/20210415000002/)
まとめ
さて、今回は「学部・学科」を選ぶうえで非常に重要な、「将来なりたい姿」をイメージすることについてお話していきましたがいかがだったでしょうか。
案外「大学名」は採用してもらえる企業のレベルと可能性を引き上げてくれるだけで、どのような職種につけるのかという部分にはさほど影響しません。
むしろ、「何ができるか」に関わってくるのは「学部・学科」の方です。
大学はたった4年ほどの数年の話ですが、その後の社会人としてのキャリアは40年以上続きます。
「やりたいこと」を仕事に出来た方が幸福度も高いと思いますし、その上でいい待遇で働けるのがベストですよね!
将来幸せに暮らしていくためにも、「大学名」だけでなく「学部・学科」もよく考えて、妥協せずに選択しましょうね!
それでは今年度も頑張っていきましょう!
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