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【勉強苦手必見】完璧に内容をものにする勉強・復習法とは?

どうしても勉強したことが身に付かない!

こんにちは!武田塾八尾校講師のS(大阪大学理学部)です!

 

この記事を開いていただいたということは、あなたは勉強が苦手で苦労していることでしょう。毎日勉強しても内容がほとんど頭に残らず、テストや模試で結果を残せないことで悩んでいる方も多いと思います。

 

今回は、誰でも簡単にできる「勉強ができる人の勉強法」を紹介します!勉強ができる人はどういう勉強をしているのか、その秘訣を見てみましょう!

 

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きちんと復習できてる人は意外と少ないかも?

まず最初にお伝えしたいのは、「復習第一」です!

 

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「勉強ができるあの子は、地頭がよくてなんでもすぐに覚えられていいな~」なんて半ば諦めて嫉妬している人はいませんか?

 

実は、なんでもすぐに覚えられる人というのは本当にごくごく一部で、上位校合格者でもそう見かけません。そんな風に見える人でも、思っているよりは忘れっぽいです。

 

高校生や受験生に完璧なAIやロボットなんていませんから、みんな一回だけしか見ていないことなんてそのうちすぐに忘れてしまいます。

 

では、その秘訣とは?多くの場合、一番大きなものの1つはきちんと復習していることでしょう。

 

一回で覚えられないのなら何度もやる、というのはもう有名な話なので当たり前に聞こえますが、きちんと復習を意識して勉強を出来ている人は意外に少ないのではないでしょうか。参考書など、一周やったらやりっぱなしで、戻ってもう一度見るのは後回しになっている人が多いと思います。

 

(細かいことですが、ここで言う「復習」というのは、「学校の授業やテストのための復習」という、いわゆる「予習」の対義語ではなく、「普段のの勉強の復習」という意味です。)

 

また、これは勉強を出来ている人でも、無意識に出来てしまっている人も多いかもしれません。

 

例えば僕は数学が好きで人一倍は得意でしたが、実をいうと勉強するときにあまり復習を意識してやってはいませんでした。しかし、慣れない定理などを使うときは、数式の形だけでなくその使える条件や、簡単なものであればその証明を思い返したりしていました。これは「反復」という意味合いでは復習に近いと言えるでしょう。

 

勉強ができる人の勉強法の共通点を探ると、多かれ少なかれ「復習」というものが浮かび上がってくるはずです。これを真似すれば、勉強が苦手でも成績を上げるための糸口になります!

 

どうやって復習するの?

では、復習の大事さを理解したところで、勉強に取り入れる方法として、武田塾で実施している秘伝の勉強法をお伝えします!

 

そのベースになるのが「細かく進んで戻って復習」というものです。まずは一番基本的な例を見てみましょう。

 

①4日進んで2日復習(基本)

武田塾では、1週間単位の勉強で考え、週のうち1日を特訓日、つまり勉強の進捗の確認テストを実施しています。そのため、他の6日間の勉強の内訳で考えています。その中で最も基本となるのがこの形です。

 

例えば、英単語を1週間で400個覚えたいとします。このとき、

 

 1日目 1~100

 2日目 101~200

 3日目 201~300

 4日目 301~400

 5日目 1~400

 6日目 1~400

 

というように振り分けます。まずは1~4日目で初見で1周見て、5,6周目に復習するというわけです。つまり、最初はゆっくり、2回目からはペースを上げて合計3周勉強していることになります。

 

ここで最も注意したいことが、「あとからもう一度見れるから完璧に覚えなくていいや」と甘く考えないことです!

 

確かに1回で完璧にするのは難しいですが、毎回「完璧に覚えるぞ!」という心構えで見るからこそ、勉強のペースが掴めて、質の高い勉強により記憶の精度を最大限に引き出せるのです。

 

英単語など、テストが作りやすいものであれば、7日目にテストを自作して実施すれば武田塾の勉強法を完璧に再現できます。ぜひその効果を一度お試しください。

 

②2日進んで2日復習(忙しい人や計画を修正する人)

次に、少し忙しくて毎日勉強するには時間が取れなかったり、体調不良や急用で勉強が急遽できない日ができた人の勉強計画のための修正案です。

 

例えば、さっきの例で英単語の勉強計画を立てたけど、1,2日目に勉強できなくなったとしましょう。このとき、以下のように修正するのはダメです!

 

4日進んで復習なし

 1日目 なし

 2日目 なし

 3日目 1~100

 4日目 101~200

 5日目 201~300

 6日目 301~400

 

これでは、先ほど話した「復習第一」に反してしまいます。一周しか見れていないので、テストの一夜漬けよりはいいかもしれませんが、すぐに忘れてしまう可能性が高いので、無理やり進むのは今後のことを考えるとよくありません。正しくは、

 

2日進んで2日復習

 1日目 なし

 2日目 なし

 3日目 1~100

 4日目 101~200

 5日目 1~200

 6日目 1~200

 

という風に修正します。これでは当初の予定の半分しか勉強できていないじゃないか!と思うかもしれません。しかし、長い目で見ると、進度が遅れるよりも、一回勉強したことをすぐに忘れてしまうことの方が無駄が多いです。もしどうしても進度が遅れることに焦りを感じるならば、

 

 1日目 なし

 2日目 なし

 3日目 1~200   (勉強時間2倍)

 4日目 201~400 (勉強時間2倍)

 5日目 1~400

 6日目 1~400

 

というように、せめて勉強時間の合計には辻褄を合わせて進めましょう。

 

③2日進んで1日復習(すぐに忘れる人向け)

3つ目に、まだ勉強に慣れていなかったり、忘れっぽかったりする人向けです。

 

①の基本の計画では、復習をするのは4日前のことから始めていますが、「4日前のことなんて覚えてられないよ。。。」という場合におすすめです。

 

 1日目 1~100

 2日目 101~200

 3日目 1~200

 4日目 201~300

 5日目 301~400

 6日目 1~400

 

このように、復習の日を3日おきに挟むことで、初見でみた日から短い日数で復習できています。

 

勉強が苦手な人でも、スパンを短くすることで勉強内容を思い返しやすくなり、理解が深まります!

 

④6日進んで復習日なし(英語や現代文の長文読解)

最後は例外で、復習日を設けないパターンです。

 

復習第一と言ったじゃないか!と思うかもしれませんが、これは条件付きで「英語や現代文の読解対策」の場合のみです。

 

読解系は、1週のうちに2回3回と繰り返すことよりも初見で触れることが大事なので、多くの文章で演習する方がおすすめです。

 

じゃあ復習しなくてもいいの?と思うかもしれませんがそうではなく、内容をその日のうちに完璧に仕上げましょう!

 

特に英語長文読解はこれまでの勉強内容の集大成なので、分からなかった単語や文法などがあればすぐに調べて完璧に、また間違えた問題の原因を徹底的に考え、対策しましょう!

 

まとめ

今回は、誰でもできる勉強の質を高めるための復習法を紹介しました。いかがでしたか?

 

この記事をきっかけに、みなさん正しく復習して成績が向上することを祈っています!

 

 

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