模試は振り返りが1番大事!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!
第1回全統共通テスト模試お疲れさまでした!
さてさて皆さん出来の方はいかがだったでしょうか。
特に現役生にとっては受験生として初めての模試!という人も多かったでしょうし、今回の結果について深く受け止めてしまっている人も多いのではないかと思います。
模試は今までやってきたことが身についているかを確認するためのものなので、点数が取れないとショックをうけてしまうかもしれませんが、今回は別です。
結論から言うと今回の模試の結果に対してそれほど落ち込むことはないんですよね。
(もちろん結果を出せた人は素晴らしいですよ!)
その理由について、この初回の模試というのが受験生にとってどういう位置づけの模試なのか、そして今後のためにどう活用していけばいいのかについてお伝えしていきたいと思います!
①この模試の位置づけ
さて、まずはこの模試が皆さん受験生にとってどういう位置づけの模試なのか、についてですね。
実際受けてみてどう感じましたか?
このあたりの所感は今までコツコツやってきた組とそうでない組、さらに言えば現役生と浪人生とで大きく異なるところだと思います。
が、おそらく現役生、とくに3年生から頑張り始めた人たちにとってはかなり厳しかったんじゃないでしょうか。
それもそのはず、だって「共通テスト型」の模試ですもんね。
皆さんが受験勉強さぁ頑張ろう!と思ってまずどのような勉強をしてきたか思い出して欲しいんですが、おそらく英単語や英文法など基礎的な事項を固めたり、数学もまずは1Aあたりの各分野の基礎のおそらいから始めたはずです。
そこでいきなり英語の長文問題をバンっと出されても、わけのわからない設定で数学の問題を出されても、処理できるはずがありません。
つまり、この時期から「共通テスト」対策をしてこの模試に臨めた人ってほとんどいないと思うんですよね。
そんな「初めての形式」の模試で点数が取れないのはもはや「当たり前」です。
3~5月まで一生懸命勉強してきた内容がそのまま使えることもなかったでしょうし、判定も点数もおそらくは芳しくないものだったでしょうが、全く気にする必要はありません。現役生みんな同じ状況です。
「判定」という点でさらに言うならば、この模試は判定も高2までの模試より低めに出されることになります。原因はお察しの通り、「浪人生の存在」ですね。
浪人生は現役生とは全く逆で、この5月の全統共通テスト模試というのは普通に昨年1年それなりに頑張っていれば、判定も点数もわりと高く出ます。
上述の通り母数の大半を占める現役生は今回の模試はほとんどできないでしょうし、理科や社会の範囲も少し狭めになっています。そして何より、去年1年間で「共通テスト」という形式にかなり慣れてきているからです。
こういう事情もあって現役生の皆さんは判定は全く振るわないと思いますが、気にしないようにしましょう。
ただしゆくゆくはそういった浪人生たちよりもいい点数を取って受験に合格しなければいけないわけですし、一応上述の事情も理解はしたうえでバネにしていければいいですね。
まずは8月くらいの模試でしっかり成果を出すことを目標にこれから頑張っていきましょう!
②今回の模試の振り返り方!
さて、では今回の模試を今後のためにどう活用していけばいいのか、という点についてです。
もちろん1番大事なのは「復習」することなのですが、全く手も足も出ないような問題ばかりの状況では、全部復習しようと思ってもなかなかしんどい部分もでてきますよね。
では何を復習すればいいのかというと、「今まで勉強してきた内容ができていたかどうか」に焦点をおいて復習してみてください。
「時間が足りなかった」みたいなのは「当たり前」なので反省点として挙げる必要はありません。
まずは今までの抜けや漏れを見直すところからです。
例えば英語であれば、単語や文法、解釈くらいまでしか終わっていない人が長文で高得点を取るのは難しかったでしょうが、では長文以外のところ、解けた部分までの問題に対して正確に読むことができていたかどうか、などをしっかりと確認しておきましょう。
実際今まで学んだ単語が一つも出なかった、なんてことはないでしょうし、やってきた内容が無駄ではなかったと感じれると同時に、それがしっかり身についているのかどうかを把握しておくことも大事ですからね。
他の教科についても同様に、今まで勉強してきた内容があったならば、その学んだ内容を扱う分野がしっかり取れているのかどうか、もし取れていなかったらそれはなぜなのか、そのあたりまで意識して復習するようにしてください!
そして、全問題を復習する必要は「今は」ないですが、この模試は必ず残しておきましょう。
例えば第2回の共通テスト模試直前であったり、もう少し勉強が進められたときの実力試しとしてどれだけできるようになったのかもう一度チャレンジしてもらうためです。
長い受験勉強生活の中で、成長を実感しながらモチベーションを保っていくというのは非常に重要になってきますよ!
まとめ
さて、今回は第1回全統共通テスト模試の位置づけや復習の仕方についてお伝えしましたがいかがだったでしょうか。
結局今回言いたかったのは、
①判定や点数はそこまで気にしなくて良い!
②今まで学んできた内容がしっかり出せたかどうかを必ずチェックしよう! の2点です。
今回の模試は健康診断みたいなもので、その時点で自分の勉強に異常なところはないかを確認するツールのようなものだと思っておけばいいです。
次回の共通テスト模試の対策としては、一度共通テストの本試験の問題を1年分取り組んでみる、というのもいいかもしれませんね!
浪人生に負けないように、ここから追い上げていきましょう!!
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