休憩の取り方、すごく大事です!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!
いつもいつも勉強勉強と言っている記事が多いので、たまには「休憩」に焦点を当てた記事も書いていきたいと思います!
そもそもどう休憩するかというのは、実はどう勉強するのかと同じくらい重要になってくるんですよね。
ただ長時間勉強しても集中力が続いていなかったり、量をやった気になっただけというのも往々にして起こりうるわけですから。
さてさて、そんな休憩ですが、皆さん意識して休憩時間を設定することは出来ていますか?
休憩なんて疲れたらするものだし、最初から設定しておくものではないだろうと思う方もいるかもしれませんね。
しかし、休憩をうまく設定することは、勉強時間の集中力を向上させ、普段の勉強の効率を格段にUPさせることに繋がるんです!
どういうことかはこれから解説していきますので、毎日何となく勉強をしてしまっている人は是非参考にしてください!
①休憩の枠をあらかじめ決めて締め切り効果を利用しよう!
まずは「休憩の枠」というのを決めるところから始めてみましょう!
例えば、「1時間勉強したら10分休憩する」、であったり、「15時まで頑張ったら20分休憩する」、みたいな感じです。
冒頭に書いたような「疲れたら休憩する」というのは、実はあまりよくないんですよね。
疲れちゃってるので休憩を取りすぎてしまったり(仮眠3時間など)、逆に少し無理しすぎてしまって効率が下がり、ただやっているだけになる場合もあります。
かなり前の記事で1年間の計画の立て方について、長期的計画、中期的計画、短期的計画の3つにわけて考えていくとよいというのはお伝えしました。
ここからが本番!合格へのロードマップの作り方!part1・part2 ↓ |
この記事での短期的計画は、概ね1週間単位で計画を組んでみよう!というものでしたが、今回の休憩時間などの設定はさらに短いスパン、つまり1日単位の超短期的計画になるわけです。
では1日(休日)の流れの具体例を見ていきましょうか。
即興で考えたものなので色々と雑ですが、1例としてはこんな感じになると思います。
時間 | 勉強内容 |
8:00~8:50 | 英単語100個暗記 |
8:50~9:00 | 10分休憩 |
9:00~9:50 | 英単語続き |
9:50~10:00 | 10分休憩 |
10:00~12:00 | 数学問題集p.10~20 |
12:00~13:30 | 昼休憩(ご飯など) |
13:30~15:30 | 数学復習、化学問題集p.10~15 |
15:30~16:00 | 30分休憩 |
16:00~18:00 | 英文法2章分、長文読解1題 |
18:00~20:00 | 夜休憩(ご飯、お風呂など) |
20:00~21:00 | 今日やった内容を簡単に復習 |
21:00~ | 自由時間、就寝 |
上の表を見てもらうとわかるように、随所に休憩が設定されていますね。
休憩が定期的にあるおかげで、その分勉強の時間はしっかりやろうというメリハリが生まれてくるはずです。
さらに言うならば、何度か言っているように休憩が一種の「締め切り」の役割を果たし、休憩に入るまでにしっかりとやるべきことを仕上げたい!というメンタルに持っていってくれます。
仮に休憩の時間が来てもやりたい内容が終わっていなかったら、時間設定が少し無茶だったという風に考えて構わず休憩しちゃいましょう。
自分の解く速さなどがある程度つかめてきたらその辺りは調整していけばいいですし、間に合わせようと頑張ることで解くスピードの向上も見込めます。
上記のような設定をせずに、なんとなく今日はこの参考書をする!というような漠然とした計画では、なんだかんだでだらだらしてしまったり、まあ1日長いし今頑張らなくてもいいか、となってしまい全然気持ちが入らないんですよね。
で、夜になって当然やりたかったことは終わっておらず明日に回すの繰り返し、こんなんで成績が上がるはずがありません。
うまく休憩時間を「締め切り」として設定することで、メリハリのある学習ができるように心がけていきましょう!
②時期によって最適な時間設定をしよう!
上の表では朝の英単語の時間帯では50分勉強+10分休憩のサイクルですが、数学の時間帯などでは2時間勉強+長めの休憩みたいな設定をしていますね。
勉強時間や休憩時間にこれといった正解はないのですが、自分が置かれている状況と時期によってはうまく設定する必要が出てくると思います。
例えば上の表ではそれなりに勉強の習慣が出来ている人のスケジュールを想定して作りましたが、まだまだこれから勉強を習慣化していきたい!という人はもう少し小刻みにしてもいいかもしれません。
つまり、50分勉強+10分休憩のサイクルをもっと増やしたり、少し休憩時間を長めに取るなどして、勉強をするという感覚を体に染み込ませていきましょう。
あるいは、試験本番は共通テストならば約1時間、二次試験ならば科目によっては2時間~3時間ぶっ通しで問題を解き続けることを要求されます。
つまり、最終的にはそれだけの時程をこなせる体力を身につけていかないといけないわけです。
勉強がある程度習慣化し、模試や試験の時期が近づいてきたら、最後まで力尽きずに戦えるように2~3時間ぶっ通しで勉強する、というサイクルも作っていくようにしましょう!
今自分が想定すべき状況は何なのかを正確に把握して、最適な時間設定を考えてみてくださいね!
まとめ
今回は「休憩」の重要性についてお話していきましたがいかがだったでしょうか。
休憩はうまく設定することで「締め切り」の役割を果たし、勉強中の集中力をあげて効率UPに繋がるというのがお分かりいただけたかと思います。
①自分の実力や時期を考慮する
②参考書にかかるであろう時間と、リフレッシュに必要であろう休憩時間の大枠を概算する
③無理のない範囲で休憩を適宜挟みながら、1日の流れを考えてみる
これを意識して一度1日の計画表を作ってみてください!
今まで1日の計画を立てずに何となく勉強していた方も、これを機に簡単にでもいいので1日の計画を立てる習慣を作っていきましょう!
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