前回の続きです!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!
今回の記事は前回の記事(https://www.takeda.tv/yao/blog/post-219916/)の続きの記事となっています。
前回は文系科目について、初学者向けの参考書をそれぞれ紹介していったので、今回は理系科目(数学・理科)についても紹介していきたいと思います!
(表示画像サイズが異なることはご了承ください。)
ではでは、早速行きましょう!
④数学
『やさしい高校数学』・『基礎問題精講』
『やさしい高校数学』
こちらは「授業についていけない…」、あるいは「先取りして学習したい!」という方向けの、説明が詳しく載った分厚めの参考書になっています。
レベルとしては、定期テスト対策や教科書の例題を押さえているレベルなので、これ一冊やれば大丈夫!というわけではありませんが、ある単元を1からやり直したい!などという人には非常にオススメです。
『基礎問題精講』
続いては基礎問題精講で、レベルの違いによって『入門問題精講』、『標準問題精講』などもあるのですが、なんといってもその特徴は圧倒的にコスパがいいことです。
(初学者向けという観点では入門問題精講のほうがより適していると言えるかもしれません)
この参考書は、厚さとしてはかなり薄めの部類に入りますが、必要なものがしっかりとそろっていて、問題の構成もコンパクトなため短時間でとにかく何か1冊仕上げよう!という人には非常にオススメです。
数学の参考書と言えばかなり分厚いもので有名なものもたくさんありますし、そのような参考書もしっかりとやり切れれば非常に実力はつくのですが、いかんせん終わりきらない人であったりレベルについていけない人がとても多いです。
まずはコスパよく数学の土台を作り上げてしまいたい!という人はぜひ『基礎問題精講』に取り組んでみましょう!
⑤理科
【化学】『宇宙一わかりやすい高校化学』・『リードLightノート化学』
『宇宙一わかりやすい高校化学』
こちらはいわゆる講義系の参考書で、別冊として問題集がついている、というものですね。
非常に細かくわかりやすく、嚙み砕いて説明がされているため、「化学がとても苦手…」、あるいは「ゼロから始めたい!」という人にとってはとても理解しやすいものになっています。
他の参考書に取り組む前に、このシリーズに一度目を通しておくだけで理解度や進捗に大きな差が出ますし、しっかりと別冊の問題集にも取り組んで課題を把握しておくことが望ましいです!
『リードLightノート化学』
こちらは講義系ではなく問題集なのですが、必要な問題が網羅されており、しっかりと実力をつけたい人にはオススメです。
土台作りにもなるので、化学を得意にしたい!武器にしたい!という人はぜひ取り組んでみましょう!
【物理】『宇宙一わかりやすい高校物理』・『ひとりで学べる秘伝の物理講義・問題集』・『物理のエッセンス』
物理は結構多いです(笑)
また、それぞれの参考書について分野でわかれていたりするのですが代表の1つのみを表示しています。
他の分野(電磁気など)がないわけではないので調べてみてくださいね!
『宇宙一わかりやすい高校物理』
こちらも化学のものと同様かなり丁寧な解説がされているので、教科書を読んでも分からない人、あるいは入試レベルの講義系参考書ではつまずいてしまう、といった人にオススメのものとなっています。
物理への苦手意識が強いという人は、まずはここから始めてみるのがよいのではないでしょうか。
『ひとりで学べる秘伝の物理講義・問題集』
こちらは講義系参考書と問題集が分かれている形なのですが、もちろん講義のほうから取り組んでもらいたいと思います。
この本は、これ一冊で高得点を狙ってもらう、という理念で書かれており、YouTubeに解説動画もあるため、物理に必要なことを体系的に学びたい人にとっては非常にオススメです。
見た目はかなり分厚めなので、大変そうだなと感じるのですが、いざ手を付けてみると案外スラスラ進められて厚さを感じさせないような参考書になっています!
『物理のエッセンス』
最後は物理のエッセンスです。聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
こちらは「初学者向け」というには少しレベルが高めなので、本当に苦手な人がやるべきか、と言われるとそうではないのですが、進学校の人や、物理が得意、といった人にはかなりオススメのものなので一応紹介しておきます!
教科書やほかの参考書とセットで使いつつ、がっつり演習したい人や、何か分からないことがあっても自発的に調べて解決しようとできるひとは取り組んでみてもよいのではないでしょうか。
【生物】『必修整理ノート生物』
『必修整理ノート生物』
こちらは、最初にやっておくと後が楽になるタイプの参考書です。
問題演習をがっつりやってほしいというよりは、知識や図にしっかりと目を通して土台を作り上げるためにやってほしいものとなっています。
問題を解く以前に、生物という科目について当然知っておかないといけない知識などがしっかりとこれ一冊でおさえられますので、教科書や資料集、問題集を行き来して勉強するのが億劫という人にとっては非常にオススメのものとなっています!
【理科基礎】『きめる!共通テスト生物(化学・物理・地学)基礎』
『きめる!共通テスト〇〇基礎』
ラストは理科基礎ですね。
こちらの共通テスト〇〇基礎シリーズは、名前に共通テストと入っているのでかなりレベルが高いんじゃないの?と思う方もいるかもしれませんが、理科基礎のものについては安心してもらって大丈夫です。
ゼロから学ぶ人でも取り組めるぐらいやさしめの内容になっており、説明の合間合間に問題が入っているので、すぐさま知識を定着させていけるので初学者にとってはうってつけのものになっています。
このシリーズを終えた後は、実際のセンターや共通テストの過去問であったり、予想問題などにも取り組んでみて1段階上の実力を身につけていきましょう!
まとめ
前回に引き続き、今回は理系科目の初学者向け参考書について紹介していきましたがいかがだったでしょうか。
聞いたことがあるような参考書からなじみのないものまで様々だったかもしれませんが、前回もお伝えした通り絶対にこれをやれ!というわけではないので、しっかりと自分で判断するようにしてくださいね。
理系科目は特に基礎が大事な科目になって来るので、自分は出来る!と思っている人でもまずは今回紹介したような参考書でしっかりと土台作りをしてみるのもいいかもしれませんよ!
というわけで、これから頑張っていきましょう!!
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