リスニングが苦手な人は多い
こんにちは!武田塾八尾校講師のI(神戸大工学部)です!
共通テスト本番まで残り約1ヶ月というところまで来ましたが、皆さん勉強ははかどっているでしょうか?
特に、共通テストでしか使わない科目は対策しづらくて大変ですよね。
その中でも今回は、苦手という人が多い「共通テスト英語リスニング」の勉強法・おすすめの参考書を紹介していきたいと思います。
問題集をやるだけでは点数は伸びない!
リスニングの対策は、問題集を解いて慣れれば大丈夫と思っていませんか?
確かに問題を解いてみることは大事ですが、リスニングのスキルがまだ身についていない人がそれをやっても効果は低いです。
では具体的にどのような勉強をすればいいのか、紹介していきます。
①単語帳の音声を聞こう!
これは僕が実際にやっていたことなのですが、単語帳を見る時は、その音声を聞き流すことをおすすめします。
そうすることで単語の発音を耳で覚えることができ、リスニングの大きな力となります。
しかも、普段は単語を目で追っているだけですが、同時に耳で聞くことによって、覚えやすくもなると思います。
なので、単語帳を買う際は音声が付属、または別売りで購入することができるものをおすすめします。
②毎日英語を聞こう!
リスニングは、なんといっても耳を英語に慣らすことが大事です。
聞きなれていないと、英文を聞き取ることができないのはもちろん、30分間という共通テスト本番の長い試験時間の間、集中し続けることができません。
なので、毎日少しでもいいので、英語を聞く時間を作りましょう。
単語帳を見る時に聞くのがおすすめです。
僕の場合は、毎日電車でシステム英単語を見ながら、音声も同時に聞いていました。
③音読しよう!
聞くだけではなく、音読も同時に行うことによって、より英語が聞き取りやすくなります。
また、音読を繰り返し行うことによって、「直読直解」(英語の語順のまま意味を理解すること)の能力が鍛えられ、リーディングのスピード向上も期待できます。
例えば、システム英単語の音声を使用する場合、ミニマルフレーズが読み上げられた後に、自分も続いて読んでみましょう。
このように、フレーズ・チャンクごとにリピートを行う音読をリピーティングといいますが、これが出来るようになってきたら、次はシャドウイング、オーバーラッピングに取り組んでみましょう。
特にシャドウイングを完璧にこなしていけば、みるみる点数が伸びていくと思います。
④出題傾向を押さえよう!
ここまで来て初めて、問題演習の効果が大きくなってきます。
先ほどまでのステップで、ある程度英語を聞き取ることは出来るようになるはずです。
しかし、流れてくる英文全てを聞いて頭の中で訳していては到底間に合いません。
そこで、問題演習を通して出題パターンを押さえることで、大事な部分だけを聞き取ることができるように練習します。
そして、リスニングの問題を解く上で最も大事なのは、問題を先に読んでおくことです。
これをしないと、どこに注意して英語を聞けばよいのか分かりません。
練習を重ねて、高得点を安定して取れるようにしましょう。
おすすめの参考書
ここからは、リスニングを勉強するためのおすすめの参考書を紹介したいと思います。
速読英熟語
まず紹介するのは、「速読英熟語」です。
この参考書は、200~250wordsほどの英文が50個掲載されており、その文章の中に出てきた熟語、構文が後に書いてあるという形式になっています。
「これがリスニングの対策になるのか?」と思う方もいるかもしれませんが、この本の真価は音読にあります。
何度も何度も英文を音読することで、熟語、構文を覚えた上で、リスニングの力が身につくのです。
別売りのCDを使ってシャドウイングをすれば、リスニング対策はバッチリだと思います。
レベル別英語長文問題ソリューション
この「英語長文問題ソリューション」はリーディング、リスニング両方の対策になる参考書です。
この参考書は音読に特化した参考書で、長文問題が10題掲載されているのですが、どの文も音読がしやすい300words前後となっています。
なので、長文問題演習をしながら、付属の音声を使って音読を繰り返すことで、リーディング、リスニングともに大きく実力が向上すると思います。
レベル別に1~3までありますが、共通テストで高得点を狙いたい人は1から始めると良いでしょう。
2,3まで完璧にすれば、2次試験の得点力もつくはずです。
きめる!共通テスト 英語リスニング
共通テスト参考書としてメジャーな、「きめる!」シリーズのリスニングです。
この参考書は共通テスト試行調査をもとに、問題の解き方を一つ一つ丁寧に解説しています。
一通りリスニングの勉強はしたが、共通テスト対策に何をすればよいのか分からないという人におすすめです。
ただし、あくまで共通テスト対策の参考書なので、音読のための英文は収録されていません。
他の参考書でリスニングを勉強してから、不安があるならやりましょう。
まとめ
今回は、共通テスト英語リスニングの勉強法・おすすめの参考書を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
リスニングは「音の貯金」といわれるほどまず聞くことが大事ですが、それと同じくらい音読も大事です。
音読はリーディングも含めて英語力全体の向上が見込めるので、積極的に行いましょう!
★参考動画★
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