地理は点数が伸びにくい!
こんにちは!武田塾八尾校講師のI(神戸大工学部)です!
共通テストで地理Bを受験される皆さん、地理の勉強ははかどっていますか?
模試や過去問、予想問題で全然点数が伸びない!と悩んでいる人も多いかと思います。
また、大部分の理系の人たちはで地理を勉強する時間がない!と悩んでいるかもしれません。
そこで今回は地理の勉強法、おすすめの参考書などを伝えていきたいと思います!
地理の性質
地理は他の社会科目と大きく異なります。
他の社会科目は暗記量が多く大変ですが、覚えきってしまえば高得点が狙え、点数も安定します。
一方地理は他の社会科目より暗記量は少ないです。
なので共通テストで6割、または少し勉強すれば7割までは比較的早く到達することができますが、8割を目指すとなったとたん道のりが急に果てしなくなります。
なぜかというと、初見の統計やグラフが出題されるので、しっかりとした地理的思考力を身につけていないと対応が難しいからです。
次に述べる勉強法を参考にして8割を取れるように頑張りましょう!
地理の勉強法
①問題集を併用しよう!
先ほども述べた様に、地理において重要なのは暗記というよりもその知識を活用する思考力です。
つまり、ひたすら講義系の参考書を読み込んでいるだけでは点数は伸びません。
かといって暗記量が少ないことを理由にしていきなり問題集から始めてももちろん点数は伸びません。
講義系の参考書と演習用の問題集を併用して勉強を進めていくと良いかと思います。
②地図帳を使おう!
参考書を何となく読んでいるだけでは国、都市、河川、山脈などの位置関係を覚えることが難しいです。
そこで、参考書を読んでいて重要だと思った地名などは地図帳にどんどんマーカーを引っ張っていきましょう。
セットで覚えておきたい情報なんかも書き込んでいくと良いと思います。
地図帳を徹底的に使い倒して覚えるものは完璧に覚えてしまいましょう!
③系統地理を固めてから地誌へ!
系統地理は主に教科書の前半にある、地理の基本的な事柄や考え方を勉強する範囲です。
それに対して地誌は系統地理で身につけたことを使って、世界の諸地域を詳しく見ていく範囲です。
つまり、系統地理が全然固まっていない人は、地誌に入ってもただただひたすら膨大な量の暗記をすることになってしまいます。
系統地理の内容を一通り理解してから地誌に入るようにしましょう。
おすすめの参考書
「地理Bの点数が面白いほどとれる本」
まず初めに、僕が一番おすすめしたい参考書は「大学入学共通テスト 地理Bの点数が面白いほどとれる本」と「瀬川聡の 大学入学共通テスト 地理B 超重要問題の解き方」(系統地理編、地誌編の2冊)です。
まず講義系参考書である「地理Bの点数が面白いほど取れる本」は詳しく講義形式で解説している参考書で、困ったらこれを使えば良いと思います。
そして、問題集の「地理B 超重要問題の解き方」は先ほどの参考書と同じ筆者が問題演習用として書いた参考書で、解説量もすごく多く、分からないところがあってもすぐにわかるように作られています。
この2つをセットで使って勉強していくのが理想かなと思います。
しかし、欠点として分量が多いというのがあります。
共通テスト1か月前からこの2つをやるのは、他の教科の勉強もある中では厳しいと思います。
理想としては、高3、もしくは浪人入ってすぐの4月から継続して進めていくのが良いと思います。
「山岡の地理B教室」
地理を一から始めるといった初学者の人には「山岡の地理B教室」(PARTⅠ,Ⅱの2冊)がおすすめです。
この参考書は講義形式で分かりやすく説明していて初学者にもわかりやすくなっています。
内容もまとまっているので2週間ほどで2冊とも読み終えることができると思います。
しかし、注意点が2点あって、まず一つ目は「地誌が入っていない」ということです。
この参考書は2冊かけて系統地理を解説しているので地誌分野の内容が入っていません。
この参考書を終えあた後は先ほどの「地理Bの点数が面白いほど取れる本」か後に紹介する「村瀬のゼロからわかる地理B」のような参考書に進みましょう。
2つ目は「内容が古い」ということです。
この本が発売されたのは2001年であり、統計などの情報が少し古いです。
統計は最新のものを確認して使いましょう。
「村瀬のゼロからわかる地理B」
次に紹介する参考書は「村瀬のゼロからわかる地理B」(系統地理編、地誌編の2冊)です。
この参考書は見やすく分かりやすいイラストを使って一つ一つ丁寧に解説している参考書です。
内容もこれ一冊で2次試験までいけてしまう詳しさです。
センター試験の過去問などを使いながら勉強していきましょう。
しかし、このようにとても詳しく、かつ分量もとても多いので時間がない人には向きません。
「共通テスト地理B集中講義」
短時間である程度地理の点数を取りたい!という人には「共通テスト地理B集中講義」がおすすめです。
この参考書は内容がコンパクトにまとまっており、テーマ別に演習問題もついています。
1か月程度で完成させられるので、時間がない人におすすめです。
しかし、内容がまとまっている分これだけで8割を目指すのは厳しいと思います。
時間に余裕があって、8割以上を目指したい人は「地理Bの点数が面白いほど取れる本」や「村瀬のゼロからわかる地理B」を使いましょう。
まとめ
今回は地理の勉強法とおすすめの参考書を紹介しましたが、どうだったでしょうか?
①問題集を併用する
②地図帳を使う
③系統地理を固めてから地誌に入る
この3点を意識して、自分に合った参考書を使って勉強してください。
共通テストだけの科目にはかけられる時間が少なく大変だと思いますが、本番で高得点を取れるように頑張ってください。
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