解ける問題は確実に得点しよう!
こんにちは!武田塾八尾校講師のK(京都大学工学部)です!
試験本番までついにあと2ヶ月というところまで来てしまいましたね…
2か月前から現在までがあっという間だったように、試験本番もあっという間に来てしまいます。
過去問演習や模試なども本格化してきて、ここから一気に力を伸ばしていく受験性も多いとは思いますが、今回お話していきたいのは「ケアレスミス」についてです。
普段からケアレスミスをしがちな人も結構いると思いますし、かくいう自分もそうでした。
ケアレスミスと言っても計算ミスやマークミスなど色々なものがありますが、たとえ分かっていてもミスはミス、分からなくて解けなかった人と同じ0点です。
少し気をつければ気づけたかもしれないようなミスで得点を落としてしまって、全くわからなかった人と同じ扱いになってしまう、ましてやそのミスの1点のせいで合格を逃してしまう…なんてことは絶対に嫌ですよね。
というわけで今回は、ケアレスミスをよくしてしまう人に向けて、それをなくすためにどのような意識で勉強に取り組んでいけばいいのかについて紹介したいと思います!
①一つ一つの問題に慎重に取り組もう!
ケアレスミスが圧倒的に起こりやすい科目としては、やはり数学や理科などの理系科目でしょうか。
計算ミスや問題文の条件の見落とし、符号の勘違いなどは本当によくやると思います。
しかし、そのようなミスが起こる背景には、残り時間が少ないことによる焦りや、自分は間違ってないという慢心がある場合が多いです。
マーク式の試験ならば解答欄との矛盾で気づけることもあるかもしれませんが、二次試験の場合はそうはいきません。
まずは、当たり前のことですが、「問題文の条件をしっかりと確認し、例えば文字がどの範囲の値を取るのかなどを必ず頭にいれてから解き進める」、「ある程度式変形などが完了したら、もう一度答案を追いなおしてみて、どこかで計算ミスはしていないかを確認する」、「実際に得られた式にある値を代入してみて、出た答えは問題文で与えられた条件に矛盾していないかを確認する」など、普段から1問1問を慎重に解き進める癖をつけていきましょう。
制限時間の面で不安が残るかもしれませんが、それだけ解き進められるような問題をケアレスミスで落とす方がもったいないです。一度手をつけたからには確実に得点する!という意識を持って問題に取り組むようにしてください!
②取れる問題と取れない問題を判断する力を養おう!
ケアレスミスを防ぐために重要なポイントとして、「その問題が自分に解けるかどうか、どのくらいの時間がかかりそうか」などを判断する力を養うことも大切です。
前提として持っておくべき意識は「満点を取る必要はないし、落としていい問題もある」ということです。
明らかに自分には解けそうにない問題、例えば2~3分問題を眺めてみても全く解法の糸口がつかめない問題などに時間を費やしてしまうのは、その先にある解けるはずの問題に使える時間を浪費してしまうため、その分焦りなどからケアレスミスにつながる可能性が高くなってしまいます。
全ての問題に手をつけたい!と思うのも無理はありませんし、共通試験などでは出題内容も大きく例年から外れることもないのでその意識も間違いではありませんが、二次試験の場合は必ずどこかで諦めなければいけない問題も出てくることを忘れてはいけません。本来諦めるべき問題に時間を使いすぎてしまい、本来取るべき問題に十分な時間を割けないというのも戦略の上でのケアレスミスだと言えます。
「全ての問題に手をつける」のではなく、まずは「全ての問題に目を通す」。そして、自分で解けそうな問題から確実に解き切っていく、というのを意識して取り組むようにしていきましょう。
過去問や模試などに何度も取り組んでいく中で、自分はどのようなレベルの問題には対応できるのかというのを把握し、最適な戦略を練っておくことが重要となります。
解く順番やペース配分なども含めて、本番でもできるだけ焦らずに解き進めていけるように、今のうちから突き詰めていくようにしましょう!
③ケアレスミスを「仕方ないもの」と思わない!
最後になりますが、普段からケアレスミスをよくしてしまう人は、ケアレスミスをしてしまっても、「やってしまった、次から気をつけよう」で終わらせてしまっていることが多いと思います。
もしなにかケアレスミスをしてしまったら、なぜそのようなミスをしてしまったのか、どうすればそのミスは防げたのかなどを考えて、今後絶対にしない!という意識を持つようにしましょう。
「ケアレス」なんてついているせいで軽い凡ミスのように聞こえてしまい、失敗が軽く感じてしまうかもしれませんが、むしろ全く分からずに得点を落とすよりも分かっていた問題を落とすことは重過失だと思ってください。
常にその1点が合否を左右するんだという気持ちを持って勉強に取り組んでいきましょう!
まとめ
今回は、ケアレスミスを極力減らしていくために普段の勉強から意識しておくべきことについてお話していきましたがいかがだったでしょうか。ほとんどが問題を解く上で起こるケアレスミスについての話でしたが、たとえマークミスなどの他の部分のミスに対しても持っておくべき意識というのは同じです。
今回の内容をまとめると、
・ケアレスミスをするかしないかが合否を分けると思って慎重に取り組む!
・取れそうな問題は確実に取り切って点数を稼ぐ!
・戦略を練り直して本来の実力を発揮できるようにする!
・「ケアレスミス」をしてしまうことを軽く流してしまうのではなく、もっと真摯に受け止め、改善していく!
などのポイントが重要です!
細かいミスを無くしていけば、もっといい得点を取れるだけの実力をもった人も多いと思います。
ここからの2か月間で細かい部分も突き詰めていけるよう頑張ってください!
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