ハイトレってどうやって使うの?
こんにちは!武田塾八尾校です。
暑い日が続きますが、引き続き受験勉強頑張りましょう!
さて、皆さんはハイパートレーニングという参考書を知っていますか?
武田塾のルートにも入っている英語長文の問題集で、「1 超基礎編」、「2 標準編」、「3 難関編」の3つのレベルに分かれています。
今回はその参考書について紹介していこうと思います。
是非参考にしてください!
ハイパートレーニングについて
武田塾のルートとしては、
英単語:「システム英単語」、「ターゲット1900」など
英文法:「NextStage」、「Vintage」、「Scramble」など
英熟語:「速読英熟語」
英文解釈:「肘井の読解のための英文法」、「入門英文解釈の技術70」など
長文読解:「ハイパートレーニング」、「英語長文ポラリス」など
というルートです。
長文問題集は数多く類書がありますが、
このハイパートレーニングは単なる長文問題集ではありません!!
この教材の目的は、スラッシュリーディングの練習を通して、英語を英語の語順のままで英語で理解できるようになる「直読直解」の習得です。
使い方は、
①まずは、長文問題を解く
②解き終わったら、わからなった単語や構文を解説を読んでよく理解する。
③英文をよく理解できたら、スラッシュリーディングでの音読を繰り返す。
という手順で使用していきます。
英文をよく理解する
この問題集は、自習教材として問題文の英文が理解できるように必要な要素が配置されています。
このように、解説には構文が振ってあったり、文法事項や単語が載っています。
なので、転記したり調べる必要はなく、この本だけで作業が完結するようになっていますが、単語や文法を全て学習できるわけではないので、あくまでこの本の文章を読解したり、設問を解くために必要なことが書かれているという感じです。
すなわち、この問題集に取り掛かる前に、英単語、英文法、英熟語、英文解釈が習得できていることが前提となります。
さらに、本書では音声学習に重きを置いているので、それについて紹介します。
音声トレーニングの方法
安河内先生曰く、どんな素晴らしい本でも、読んで理解するだけでは実力はつかないとのことです。
付属のCDを使って、徹底的に音声トレーニング(リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイング)をし、長文読解の実力を高めていきます。
ハイパートレーニングの解説部分には、このように本文にスラッシュが引かれてあり、そのすぐ下にスラッシュごとの日本語訳が書かれています。
読解の時も、音読の時も、まずはスラッシュごとに日本語訳を確認し、その速度を上げていきます。
ネイティブスピーカーと同じように、前から読んで理解する必要があります。
徐々にスラッシュごとに音読しても、日本語を介さず、英語のままで内容が理解できるようにしていきます。
そして、慣れてくれば徐々にスラッシュの幅を広げていきます。最終的には、スラッシュを意識せず文章の内容や文の構造で区切れる自然は箇所で区切って読めるようになってきます。
付属のCDも、「スラッシュごとに休止が入っている音声」と「通常どおり続けて読まれている音声」の2種類の音声が収録されているので、まず休止がある音声で、休止のところでスラッシュの箇所を音読する「リピーティング」を繰り返して下さい。
できるだけ、発音や抑揚、リンキングなども真似るよう音読を繰り返し、慣れてくれば通常の音声といっしょに合わせて音読する「オーバーラッピング」に移行して下さい。
音読の際は、必ず単に声を出しているだけにならず、読みながら英文の意味を意味を理解し、内容をイメージ化するように意識して練習して下さい。
そして最終的には、
巻末にあるこのような白文で、音読しながら同時に理解する訓練を何度も繰り返します。
大事なのは、読みながら日本語訳するのではなく、読みながら日本語を介さずに英語のまま理解するようになるということです。
これにより、左から右へ英語の語順のままで読んで、日本語を介さず英語で内容を理解する「直読直解」ができるようになります!
音読した回数をチェックする欄がありますが、あまり回数は気にせずに、文章を覚えるくらいまでひたすら音読しましょう。
ハイトレの3種類
次にハイトレの3つのレベルについてそれぞれ紹介します。
全て長文問題は12問で、問題と解答は別になっています。また、音声CDも全てについています。
1 超基礎編
レベル1は難関高校入試~一般大学レベルとありますが、文章のレベルが高くない分、スラッシュリーディングの習得には使いやすいです。
長文問題の演習のための問題集ではなく、直読直解の訓練の教材としてはおすすめです。
2 標準編
ハイトレシリーズの中では、これが一番メジャーで使っている人が多いでしょう。
共通テスト~中堅大学レベルで、大学入試としては易しすぎず、難しすぎずという感じです。
このレベルになると演習としても使えるかもしれませんが、直読直解の訓練としても適しています。
3 難関編
中堅大学~難関大学レベルで、ハイトレ2を難なくこなせる実力がないと挫折するでしょう。
また、問題は難しいですが解説がしっかりしていて、全文に構文が振ってあり分かりやすいです。
長文読解の一冊目の参考書としてはレベルが高すぎるので、ある程度長文を読める状態で演習として使うのが一般的でしょう。
まとめ
英語長文ハイパートレーニングについて紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
大学入試の英語では、大部分が長文読解なので、ハイトレでどれくらい「速読力と精読力」をつけるかで合格できる大学のレベルも変わり得ます。
安河内先生がおっしゃるように、音読が大事ですので、CDを使い倒して訓練しましょう。
英文のスラッシュごとに対応する日本語が記載され、スラッシュごとに休止が入った音声も付属されている教材はこのハイトレシリーズ以外はあまりないので、この問題集は入試はおろか英語の習得のために省くことができない教材と言えるでしょう!
安河内先生のYouTubeチャンネル「安河内哲也 英語勉強法 解決CH」も参考にしてください。
英文が読めるようになると、英語が楽しくなってくるので、継続して頑張りましょう!
★参考動画★
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