夏の間に志望校を決めよう!
こんにちは!武田塾八尾校講師のI(神戸大工学部)です!
突然ですが、みなさんは志望校を決定していますか?
まだ決まっていないという方は早めに志望校を決定しておきましょう。
なぜなら、志望校を決めておくことで「何が何でもあそこに行くんだ!」という気持ちから勉強へのモチベーションが上がったり、第一志望校の対策を早い段階からできたりするからです。
そこで今回は、自分に合った志望校の決め方を教えたいと思います!
自分のやりたいことを考えよう!
まずは自分が大学に入ってから何を勉強していきたいのかを考えましょう。
そうは言っても、この段階で留まっている人が一番多いのではないでしょうか。
すでに理系か文系かを決めている前提で話しますが、なんとなく理系/文系に来たはいいものの、やりたいことは特にないという人は多いと思います。
しかし、なんとなくで学部や学科を決めて大学に入学すると、その内容が自分に合っていなかったときに、興味のないことを深く勉強しないといけないというとてもつらい状況になります。
なので、まずはぼんやりでもいいので自分がどういったことを勉強したいのかを考えることが大切です。
僕の場合は、小さいころからゲームが大好きだったので、何かゲームに携われるような職業に就きたいと思い、プログラミングや情報処理技術の勉強ができる情報系の学部、学科に決めました。
もし、本当に「勉強したいことが決まらない!」というのならば、先に行きたい大学を決めるのもありです。
実家通いか、一人暮らしか
これは、受験生本人だけではなく、保護者の方にとっても大事な話です。
実家通いなら家から2時間以内で行ける大学、一人暮らしが可能ならどこでもと、これによって選べる大学の数がかなり変わってきます。
また、金銭面でも大きな差があります。
日本政策金融公庫の令和2年度「教育費負担の実態調査結果」によると、自宅外通学者への平均仕送り額は月額約7.5万円でした。
自宅外通学にかかる費用を平均仕送り額×4年だと仮定して、調査結果をまとめると次の表のようになります。
4年間の在学費用(万円) | 国公立大学 | 私立大学理系 | 私立大学文系 |
自宅通学 | 460.0 | 768.8 | 608.4 |
自宅外通学 | 821.2 | 1,130.0 | 969.6 |
実際には在学費用以外に、入学時にかかる費用、一人暮らしの人の入居時にかかる費用などもあります。
自宅外通学がいかにお金がかかるかわかりますね。
もし、一人暮らしををしたいなら、保護者の方とよく相談しましょう。
また、自宅通学は個人的に家から片道2時間が限界なのではないかと思います。
僕自身、神戸大学には片道約1時間半かかるのですが、結構しんどいです。
一度実際に家から行ってみるのが良いと思います。
国公立か、私立か
ここは出来れば早めに決めておいて欲しい所です。
これによって、自分が勉強しなければならない科目が大幅に変わります。
多くの国公立大学では共通テストで5教科必要になり、二次試験でも文系で数学必須、理系では理科2科目と負担が増えます。
私立大学では、3教科で受験できる大学が大多数であり、国公立志望の人よりも科目を絞った対策が必要です。
国公立志望か私立志望かを決めずに行くと、例えば途中で国立志望から私立志望に変更した場合に、いくつかの科目で勉強したことが必要なくなってしまう場合があります。
一方、早い段階で私大志望で科目を絞って勉強している受験生に遅れをとることにもなります。
また、先ほどの表にもあったように、金銭面でも大きな差が出てきます。
しっかりと自分で考えた上で、保護者ともよく相談しましょう。
早めに決めて、第一志望を貫くことをおすすめします。
勉強したいことができるかどうか調べよう!
最初に決めた、自分が勉強したい内容が勉強できる学部、学科がどの大学にあるかを調べましょう。
例えば、教員になりたいという人は、教育学部がある大学や、教員免許が取れる学部、学科を調べるといった感じです。
また、同じような名前の学部、学科でも、よく見ると実はやっていることが全然違うという場合がよくあります。
名前だけで判断せずに、しっかりと調べることが大切です。
オープンキャンパスに行こう!
これから高校生の皆さんは夏休みに入ると思いますが、この時期は大学のオープンキャンパスがたくさん開催される時期でもあります。
昨年度は新型コロナウイルスの影響で、ほとんどのオープンキャンパスが中止になり、オンラインでの開催ばかりでしたが、今年度は対面での開催も増えてきています。
気になった大学にはとりあえず足を運んでみることをおすすめします。
大学の雰囲気を直接感じられて、勉強へのモチベーションも上がること間違いなしです!
大学の偏差値を調べよう!
自分が行きたいと思った大学に行くのが一番なのですが、やはり大学を選ぶにあたって偏差値は見ておいた方がいいです。
高校1,2生は行きたい大学があれば、そこまで偏差値は気にする必要はないんじゃないかと思います。
しかし、高3生や浪人生はしっかりと考えた方がいいと思います。
各予備校が出している学問別偏差値表などを見て、自分がどのレベルの大学を受けたいのか、そこにはあとどれほど勉強しないといけないのか、などよく考えましょう。
同じ大学でも、学部、学科によって偏差値が大きく変わることがあるので注意しましょう。
まとめ
長々と書いてきましたが、結局何が一番大事かというと、「この大学に絶対行きたい!」と思えるような大学を見つけることです。
あまり行きたくない大学を志望校にしていても、勉強のやる気がわきませんし、入学したとしても楽しい大学生活を送れるかわかりません。
入学後の自分の姿を想像して、ワクワクできるのならば、それは自分にとって良い志望校です。
そして、そのためには大学のパンフレットやホームページ、オープンキャンパスなどで情報を集めることが大切です。
是非、志望校を早めに決定して、夢へ向かって勉強を頑張ってください!
★参考動画★
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