こんにちは！
大和駅から徒歩30秒！
武田塾大和校です。
今回の記事では、
受験生の生徒さんに向けて、
武田塾大和校校舎長が思う、
必要になる心持ちについての
お話をしていきたいと思います。
これまで武田塾校舎長として勤め、
沢山の受験生を見てきた身として、
少しでも皆さんが
受験生生活を充実したものにできるように
なってほしいなという気持ちで書いていきます。
少し厳しい話が多くなりますが、
是非一読していってください！
①君よりすごい人はごまんといる
大学受験人口が何人いるか知っていますか？
大学受験は、
受験当日の点数を用いた
相対評価ですべてが決まります。
そしてあなたが受ける年に、
同じく大学受験を受ける高校生・浪人生は
約70万人近くいます。
それに対して、
MARCH以上の難関大に合格する人数の比率は
約15%と言われています。
はっきり言って、
ちゃんと勉強をしたら受かる、
なんて生ぬるいものではありません。
スタートラインはみんな違う
仮にあなたが、
今偏差値40だとすれば、
半数以上の何十万人もの受験生を
追い越さなければいけません。
既に全受験生の中で
順位はあるんです。
そして追い抜かなければいけない
何十万人の受験生も、
勿論これから受験勉強をするわけなので、
殆どがこれからあなたと同じように
実力を上げていきます。
そして、一部には、
何年も前から中学受験や高校受験にて
あなたよりも遥かに早く、
猛勉強を既に経験していて
既に実力を土台からしっかり固めている人、
確固たる勉強習慣がある人もいます。
そしてこれは類まれではありますが、
勉強が苦じゃない人、
むしろ勉強が好きな人、
いわゆる天才な人なんてのもいます。
そんな人達とも平等に扱われる、
それが大学の一般入試です。
大学にとって合格者はあなたじゃなくていい
残酷ですが、
自覚してください。
あなたより
志望校への距離が近い人間は、
腐るほどいます。
その人たちが、
あなたの志望校を志望した時、
並の努力しかしていなければ、
あなたは負けます。
大学側にとっては
合格者は別にあなたじゃなくていいんです。
いつから勉強していようと、
何十時間勉強していようと、
どんなに恵まれていなかろうと、
当日に点数が取れれば合格だし、
取れなければ不合格。
大学入試は、
良くも悪くも残酷なんです。
今偏差値高いから油断してる人！！
そして、今それなりに偏差値が高いから
大丈夫なんじゃないかな、
と思っている方。
さっきも言った通り、
周りの受験生も勉強をして実力を上げていくので、
油断してるとあっさり抜かれますよ。
高2までに受ける学校での模試には、
浪人生が含まれていません。
既に受験を経験している人間は、
浪人生という強くてニューゲーム状態で
参加をしてくるので、
現在の偏差値60は受験生になったら
10引かれるくらいの気持ちでいてください。
②努力ではなく行動を継続しろ
努力からスタートは危険
これは、私自身、
「結果を求められる」社会人として
生きてきて、心に刻んでいる言葉です。
大学受験
難関大合格
逆転合格
という言葉の響きを聞くと、
「とんでもない努力が必要」
だという認識を持つ方が
非常に多いと思います。
私も高校生の時はそうでした。
時間をかけて授業を聞いたり、
猛勉強をしたり。
先に言っておきますが、
間違ってはいないんです。
今まで見てきた生徒の中で、
難関大に合格した受験生は、
よほど類まれな才能を持っていない限り、
並大抵ではない努力をしているんです。
だから、
これから受験生だ！
早慶やMARCH、東大や京大などの、
所謂難関大に合格しよう！
と思う人の大半は、
「これからたくさん努力をしよう」
という気持ちでいる人が多いはず。
しかし、
この心持ちはすこ～～しだけずれています。
努力を目標に掲げるとハードルが上がる
努力って、
なんかちょっと綺麗な言葉なんですよね。
受験勉強って、
何十時間も汗を流して猛勉強！
大逆転合格！すごい！
みたいなイメージを持っている人が結構いますが、
実際そんなに華々しいものでもないんです。
努力をしようという心持ちで頑張れる期間は
せいぜい続いても1～2ヵ月。
人間って飽き性なので、
普通の人間は大体飽きます。
（稀に本当に根性がある人は、
やり切れることもあります。）
このことを、
「モチベーションが下がった」
と表現をする人が多いですが、
違いますよ。
単純に
努力に飽きただけなんですよ。
努力してる自分かっこいい！
ってだけのモチベーションだけで
やっていける期間を過ぎたということです。
行動を継続したらその時初めて努力になる
ここで皆さんに言いたいことは、
まずは「行動をする」ととらえることを
大事にしてほしいです。
勉強するというのは
「行動」です。
もう少し突っ込んで言うと
「作業」です。
なので基本的には
つまらないと思った方がいいです。
よっぽど才能があるか、
勉強が楽しいって人でない限りは、
飽きます。
嫌になります。
やりたくなくなります。
だってしんどいので。
勉強を楽しいと思えるのは、
勉強そのものを楽しいと思うのではなく、
勉強をした結果、
模試などで数字として結果が表れた時、
始めて楽しいと思えるんです。
逆に、
中学受験や高校受験で、
難関校に合格した経験のある人は、
つまらなくとも行動と作業を続けたのちに、
合格を得るという経験をしています。
その時点でアドバンテージです。
どんなにつまらないことでも、
継続して積み上げれば結果になるということを
既に経験をして知っているからです。
逆に、それ以外の人は、
相当きついと思っておいてください。
そういう人たちと戦うんですよ。
そこまでは、
基本勉強そのものはつまらないです。
そのつまらないものから、
いかに逃げないか。
いかに諦めないか。
いかに継続できるか。
それを工夫しながら突き詰めて、
結果を得るまで行動し続けたら、
初めてあなたの行動は、
努力と呼べるのです。
③成功談の倍以上に失敗談があると思え
他人の成功談は基本自分には適応されない
世の中には、
自分自身の成功体験を、
世間に公開している人って多いですよね。
そしてそういう華々しい成功談を見て、
「自分もこうなりたい！」
と思う人も多いですよね。
大体なれません。
合っている勉強のやり方や進め方、
成績の伸び方は、
人の数だけ存在します。
まんまその人のコピーをすれば
志望校に受かる！！
っていうものではありません。
あなたがもし、
成績を伸ばして志望校に合格できたとしても、
振り返った時に、
誰かの成功体験と同じということは
絶対にないでしょう。
世に出るのは成功談。後ろには山ほど失敗談が隠れている
そして、
不特定多数の人に公開されているものは、
ほとんどが成功体験です。
そして、その背後には、
失敗をしている人が
成功している人より沢山存在します。
成功談を見ると、
頑張ればなんとなくいけそう！
と思う人もいるのですが、
そんなことはありません。
成功談は、あくまで結果論。
必要な勉強量をしっかりとこなしきり、
結果を出せた。
それだけでも才能がある人たちです。
それを見て、
モチベーションを上げるのは結構なことですが、
自分自身に必要な量とやり方での
行動の継続を行わなければ成績は伸びないので、
成功談の仲間入りをすることはできないでしょう。
勿論先人のやり方を取り入れたりすることは、
自分に合っていればいい方向に向かいます。
しかし、結果が出ていないのに、
自分で考えることもせずに
思考停止で同じ行動しかできない人は、
絶対に成績は伸びません。
③とにかく自分を疑え
「つもり」に注意
さっきも書きましたが、
合っている勉強のやり方や進め方、
成績の伸び方は、
人の数だけ存在します。
そして、
自分の感じる
「できている」「覚えられている」「解けている」
も客観的にみると不足していることが多いです。
大学受験は、
数字という客観的な数字でしか評価されません。
ですので、
「できているのか」
「覚えられているのか」
「解けているのか」
は試験当日の問題で
点数が取れているかどうかでしか判断されません。
数学の問題で、
公式が覚えられていたとしても、
解法がわかっていたとしても、
最後まで答えを導けなれば、
それは点数になりません。
その原因が計算ミスだったとしてもです。
普段の勉強で、
分からなかった問題の解説を見て、
「ああ分かった、なるほど、もう大丈夫だ」
ともう一度解きなおすこともせずに、
放置していませんか。
その問題の隅から隅まで理解した状態で
次の問題に取り掛かっていますか？
そこまでできていなければ、
その日の勉強は全部意味がない、
くらいの気持ちになりましょう。
1％でも不安があるならもう1回やり直せ
その日の勉強を全てやり切った時に、
「今日の問題や単語は全部テストをされても100点取れる！」
という気持ちで終えていますか？
この問題、
うーん少し不安だけど、
また今度解きなおしすれば、
ちゃんとできるようになるだろう…
単語50個中5個分かんなかったけど、
他は全部分かったから、
明日以降で覚えていこう…
はい、この時点でもうアウトです。
はっきり言います、
これが大体の人の
成績が伸びない人の勉強の仕方です。
マジで、絶対、どうあがいても、
今日の範囲は100%だ！
という気持ちで勉強を終えられていなければ、
その時点であなたの負けです。
ちょっとした不安や不足の積み残しを、
毎日少しずつ溜めることで、
その問題や知識が苦手になってしまうんです。
よく
「この範囲苦手なんですよね…」
という受験生が多いですが、
特定の分野やよほどの難易度でない限りは、
苦手は自分で作っています。
少しでも不安なら、
少しでも出来ていないものがあるなら、
できるまで
もう一回繰り返してやりましょう。
出来ているか出来ていないのか分からない場合は、
出来ていないものとカウントをしましょう。
「こんなにやったんだから大丈夫！」は禁物。
とことん自分を疑い、客観的に判断をするようにしましょう。
最後に
少し厳しい話が多くなってしまいました。
刺さってしまった…
つらくなった…
という人がいたら申し訳ありません。
でもこれが現実です。
ここに書いてあることができていれば、
塾に行かなくても難関大への道は開けますし、
出来なければ今のまま、ここから成績は伸びません。
それを自覚して、
受験勉強をスタートするかしないかだと、
夏や秋以降で雲泥の差が出ます。
この話を、
耳が痛くとも最後まで読んでくれた方、
本当にありがとうございました。
武田塾では客観的に勉強の改善を行っています
武田塾では、今回書いたような
客観的に自分の立ち位置をとらえ、
自分自身を疑いながら、
やるべきことをしっかりと積み上げていくその過程を
徹底的に管理していきます。
生徒さんの現状の実力に合わせたカリキュラムと宿題出し、
毎週の確認テスト、個別指導での行動確認を通じて、
「本当にできているのか？」
「完璧になっているのか？」
を講師が客観的に判断をして、
勉強の仕方そのものを改善・修正して、
成績が確実に伸びるようにフォローをしています。
～もっと詳しく武田塾大和校でどんなことをしているかを知りたい人はコチラへ！↓～
困ったら無料受験相談へ
自分自身でここまで律していくのは難しい…
そう思う方は是非、
無料受験相談にお越しください。
入塾する・しないに関わらず、
生徒さんにあった勉強法の伝授や
今後やるべきことの方針立てのお手伝いをします。
また、
背中を押してほしい…
発破をかけてほしい…
そんな希望も大歓迎です。
今回の記事の雰囲気だとちょっと校舎長怖そう…
と思ってしまった方！
怖くないです！笑
校舎長自己紹介記事がありますので、
もしよければ是非ご覧ください(*^^*)
少しでも、
受験勉強に迷える高校生を救えたら…
心からそう思っています。
皆様のご来校、
お待ちしております。
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