こんにちは!
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大学受験の武田塾大和校です。
皆さんは、新しく購入した参考書を読む時、最初から精読してますか?
この読み方、おすすめしません!
今日は、参考書を最初から精読することのデメリットと流し読みを勧める理由について書いていきたいと思います。
参考書を最初から精読するのは良くない?
しっかりと勉強しようと思うと、ついつい参考書を最初のページから細かく精読してしまうかもしれません。
しかし、これは実はあまりよくありません。
というのも、人間は初見の情報に触れると「認知負荷」という精神的な負荷がかかります。
そして認知負荷がかかると学習効率は下がります。
ですので、初見の参考書を最初から精読しても、認知負荷がかかるためそんなに情報を吸収できず、労力だけを使うことになります。
流し読みで認知負荷を下げよう!
新情報に対して認知負荷がかかることが学習効率を下げるのですから、新情報を初見ではない状態にして認知負荷を下げることが効率よく勉強するための対策となります!
そこで役に立つのが「流し読み」です。
「参考書に何が書いてあるのか全体をザーッと把握する」
これをやるだけで「初見」という意識がなくなり、もう1回読んだ時の認知負荷がなくなります。
400ページほどの分厚い参考書でも、1時間もあれば全体を流し読みすることができるでしょう。
注意点としては、流し読みはあくまで初見の認知負荷をなくすための作業であって、流し読みしながら覚えるための作業ではありません。
そのうえで、流し読みのポイントをまとめていきます。
流し読みのポイント
流し読みするときの時のポイントは
①覚えようとする意識を捨て、「ただ見る」に徹する。 ②興味がわいたポイントは少し立ち止まって読んでみる。 ③先に時間を設定して、その時間内で流し読みを終えられるようにする。 |
です。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①覚えようとする意識を捨て、「ただ見る」に徹する。
流し読みと分かっていても、「ただ流し読みするだけでいいのか?」とついつい書かれていることを覚えようとしてしまう人もいるかもしれません。
しかし、「覚えること」と「見ること」は全く別の作業として区別してください。
「異なる作業を混ぜてやるのではなく分けてやる」という技術は、受験に限らず効率的に作業するのに有効です。
②興味がわいたポイントは少し立ち止まって読んでみる。
これは「覚える」ということではありません。
自分が興味をもったところは流し読みせずに普通に読んでみていいということです。
ここでもあくまで「覚える」という意識は捨ててください。
流し読みしている時でさえおもしろいと感じたポイントは、自分にとって最も興味が強いポイントです。
自分が興味が強いポイントは覚えようとしなくても自然と頭に入るものです。
流し読みだからといって興味がわいたところまで読み飛ばすのではなく、熱が冷めないうちに読んでしまいましょう。
流し読みして頭に入る情報は微々たるものですが、興味をもって読んだところは強烈に頭の中に残るので、2回目3回目と参考書を読んだ時にこのポイントを起点にほかの部分も理解できていきます。
③先に時間を設定して、その時間内で流し読みを終えられるようにする。
つまり、ダラダラ流し読みしてはいけないということです。
流し読みはあくまで初見の認知負荷をなくすための作業、そこに時間をかけすぎては意味がありません。
時間を設定せずに流し読みを始めると、たいてい途中で集中力が切れ流し読みでも精読でもない最悪の読書状態になります。
流し読みと精読の切り替えをするために、時間を設定して流し読みしましょう。
最後に
今回は参考書を読むことに関しての流し読みの有効性について書きましたが、実際に問題を解いているときにも有効な方法です。
要するに「まずは全体を見てから細かいところを見る」ということです。
いつも言っていることと同じです笑
ともかく、参考書を読むのが苦手な学生はぜひお試しあれ!
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