皆さんこんにちは!
武田塾大和八木校です!
現在高校2年生の方で、
「来年いよいよ受験生だけど、この冬休みは何をしたらいいんだろう・・」
このように、冬休みにやるべきことが明確になっていない受験生も多いのではないでしょうか。
高2の冬休みは、夏休みとは違って、受験を本格的に意識しなければなりません。
しかしながら、高2の冬休みにやるべきことを正しく実践できない受験生がとても多いのが現状です。
逆に、この時期に差がつきやすい、と言うこともできます。
高2の冬で他の受験生と差をつけるために、これから紹介する冬休みの過ごし方を実践しましょう!
①英語、数学を最優先に!
高2の冬休みは、とにかく英語と数学を最優先に取り組みましょう。
なぜなら、英語と数学は内容が中学1年生からずっと繋がっており、積み上げ式の科目だからです。
英語と数学は、今までに勉強してきたわからない箇所をわからないまま放置してしまうと、後からの挽回がとても難しいのです。
この時期は、英語と数学の基礎をしっかり作りましょう。
それぞれの科目の具体的な学習事項を以下に挙げていきます。
英語は単語・熟語と文法を固めろ!
英語は、まずは単語・熟語と文法を固めることが最優先です。
英語の学習には大まかなステップがあり、
①単語・熟語と文法を固める
↓
②構文解釈で一文ずつ理解する
↓
③長文読解で演習を積む
↓
④過去問演習で問題形式に慣れる
この順番を守ることが非常に大切です。
単語・熟語や文法が固まっていないのに、構文解釈や長文読解に取り組んでも、効果が半減してしまいます。
高3の夏には③または④のステップに確実に到達するために、逆算して、高2の冬に①を固めることが重要になります。
学校で配られている単語帳や文法の参考書で良いので、
『一冊を完璧に』(赤字)をモットーに、単語・熟語や文法を完璧に仕上げましょう。
数学は記述をメインに数ⅠA・数ⅡBを!!
理系の受験生は、高2の冬休みに数ⅠA・数ⅡBを、復習して固めましょう!
このとき、難しい問題ばかりやるのではなく、基礎的な問題が漏れなくすべて解けるようになれると良いです。
数学も、英語と同じく逆算して考えることが重要で、
高3の秋〜冬は、応用問題や志望校の過去問に取り組みたい
↓
高3の夏休みには全範囲の基礎が固まっている状態にしたい
↓
高3の春は数Ⅲを学ぶので、数ⅠA・数ⅡBはあまりできない
↓
高2の冬に数ⅠA・数ⅡBを復習して固める必要がある!
このようにして考えると、高2の冬にやるべき内容が見えてくるはずです。
また、共通テストのようなマーク式の問題に取り組むのではなく、記述問題をメインに取り組むと良いでしょう。
この時期からマーク式の問題ばかり解いていると、入試本番の二次試験で記述式の問題に対応できなくなってしまいます。
二次試験で数学が必要な理系の受験生は、本番を見据えて、この時期は記述メインで数学に取り組みましょう。
②共通テストを解いてみよう!
この時期に共通テストなんて解いてもできるわけないじゃない!
そう思った方も多いと思います。
しかし、この時期に共通テストを解いてみることには大きな意味があります。
それは何かというと、
①到達すべき目標と現在の自分との差がわかる
②点が取れず不安感を持つことによって勉強にやる気が入る
③数学などは高2でも意外と取れることに気づく
この時期に共通テストを解くことは、高得点を取ることが目的ではありません。
自分が一年後にどれだけの実力を持っていなければいけないか、
その目標に達するためには何をすればよいのかが明確にわかる機会になります!
そして、自分の実力不足を身をもって理解し、
勉強しなければならないという自覚を持つことによって、勉強へのモチベが上がるでしょう。
また、数学は数ⅠA・数ⅡBしか出題されないので、高2生でも十分解くことが出来ます。
既に習った範囲でも点が取れないことは往々にしてありますので、自分の課題を見つけて改善しましょう。
③志望校の過去問をやってみよう!
これも②の共通テストと同じく、高得点を取ることではなく、到達すべき目標を具体的にイメージすることが目的になります、
共通テストよりも難しいことが多いので、心が折れるかもしれませんが、
この時期に志望校の過去問が解ける受験生なんてほぼいません!
みんな同じスタートラインにいると思って、
ここからどうやって点を取れるようにしていくかの計画をじっくり立てましょう。
また、志望校の過去問を解くことによって、志望校の問題形式や出題傾向などを知ることが出来ます。
それらを知ることは志望校合格への近道になりますので、必ずやっておきましょう!
④苦手科目を消す
この時期の間に苦手科目を潰しておくことは、受験において非常に重要です。
なぜなら、高校3年生では新たに学ぶ内容が非常に多く、その内容の学習だけで手一杯になることが多いからです。
もし苦手科目を残したまま3年生になってしまうと、その苦手科目を十分に復習する時間もないまま、受験を迎えてしまいます。
また、高1・高2で学んだ内容は、高3で新たに学ぶ内容を理解するのに必要なことが多いです。
高2の冬の時点で苦手が残っていると、
これから先の学習にも支障が生じる可能性が高いので、苦手科目は高2の冬休みに克服しましょう。
⑤遊びや旅行のラストチャンス!!
高2の冬休みは、遊びや旅行のラストチャンスとも言えます。
高3になってからは、遊んだり旅行に行ったりする余裕はもちろんありませんよね?
受験勉強を本格的に始めるために、遊びを断ち切るタイミングは高2の夏や冬が最適です。
高2の冬休みのどこか1〜2日を使って、
自分のやりたいことを目一杯やって、次の日から受験勉強に切り替えるというのがおすすめです。
注意点として、
「遊べるのはこの時期が最後だから!!」
と言って、冬休みの大半を遊んで過ごす受験生がいますが、遊ぶのは数日程度までに抑えておきましょう。
まとめ
今回は、高校2年生の冬休みの過ごし方について紹介しました。
具体的な過ごし方をイメージできていなかった受験生や、
どうしたらよいかわからなかった受験生にとっては、参考になったのではないのかと思います。
これは非常に重要なことなのですが、
受験勉強のスタートにフライングはありません!
はやく受験勉強を始めればそれだけ他の人に差をつけることができます!
今回紹介した冬休みの過ごし方を実践して、周りの受験生達と差をつけ、志望校合格へ近づきましょう!!
最後に、何から勉強に手を付けてよいか分からない、勉強方法がわからない等
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