皆さん、こんにちは!
武田塾大和八木校で講師をしている奈良県立医科大学生の赤木です!
この記事を読んでる皆さんの中には、
「勉強にあまり集中できないな、、、」
「勉強中なのに気が散ったりスマホばっかり見てしまうな、、、」
といったように、勉強に集中できずに困っている方が多いと思います。
ということで今回は、勉強に超集中する方法を紹介します!!
睡眠について
本題に入る前に、睡眠についてお伝えしようと思います。
皆さんは、ちゃんとした質でちゃんとした時間の睡眠を取れていますか?
皆さんの中には、睡眠を削ってまで勉強に時間を費やしている受験生や、
寝る直前までスマホを見ている受験生も多いのではないのでしょうか。
しかし、それは学習効果に悪影響を与える可能性があります。
一般的に、1日あたりの理想的な睡眠時間は7〜8時間と言われています。
これよりも睡眠時間が短いと、「脳や身体の休養」や「疲労回復」、「記憶の定着」、などの
睡眠による効果が低減し、記憶力が悪くなったり、日中の眠気が増して集中力が下がったりします。
また、寝る前のスマホは、ブルーライトにより脳が覚醒し、自律神経が乱れてしまうことによって、
「寝付けが悪くなる」、「睡眠の質が下がる」、「寝起きが悪くなる」などといった悪影響が多々あります。
睡眠の質を上げるためには、「スマホは寝る1時間前まで」というのが推奨されています。
寝る前のスマホがルーティーン化してしまっているそこの受験生、
一度騙されたと思って、寝る1時間前からスマホを見ずに寝てみましょう。
寝起きの良さと日中の集中力が劇的に変わります!
集中して勉強する方法5選
さて、本題はここからです。
勉強中に気をつけるだけで集中力が格段に上がる方法を5つ紹介します。
自分が実践できそうな方法を取り入れて、日々の勉強に活かしてみてください。
1. 勉強場所を考える
まずは、どこで勉強するかについて考えましょう。
例えば、
自分の部屋の勉強机や、リビングの机、塾や学校の自習室、図書館、カフェ・・・etc
どこで勉強に集中できるかは人それぞれなので、自分の集中できる勉強場所が決まっていない受験生は、
まずはいろんな場所で勉強をしてみて、どこが一番集中できるか試してみるとよいでしょう。
また、長時間の勉強をする際は、時間ごとに意図的に勉強場所を変えることによって集中力が維持できると言われています。
例えば、
「家のリビングで3時間勉強して集中が切れてきたから、塾の自習室に行って、切り替えてまた勉強しよう!」
というように、場所を変えるだけでもう一度勉強を捗らせることができます。
長時間勉強する際には、ぜひこのテクニックを駆使してみてください。
2. 机の上を綺麗にする
勉強場所が決まったら、次は机の上の環境を整えましょう。
机の上に勉強に関係ない物が置いてあったら、それに気を引かれてしまいます。
例えば、机の上にスマホや漫画、ゲーム機などが置いてあったら、気づいたらそれで遊んでしまっていたなんて経験ありませんか?
人間は無意識的に周りにある物を認識しているので、スマホなどが置いてあると、どうしても勉強にずっと集中するのは難しいです。
勉強以外のことに意識が散らないように、机の上は綺麗にしてから勉強を始めるようにしましょう。
3. 休憩を適度に取る
人間が深く集中できる時間の限界は、60分〜90分と言われています。
ですので、それ以上続けて勉強するよりも、1時間程度で一旦勉強をやめて、5分程度休憩してから、
再度また1時間集中して勉強した方が、高い学習効果を得ることができます。
また、休憩の取り方にも気をつけるとよいでしょう。
たとえば、伸びをしたり、瞑想をしたり、外に出て散歩したり、おやつを食べたりなど、
自分が一番気分転換やリラックスができる休憩の取り方を見つけると良いでしょう。
この際に、休憩を取りすぎないように気をつけることも重要です。
一度スマホを触って、気づいたら15分以上経っていた、なんてこともあり得るので、
休憩を取る際には時間に気をつけましょう。
4. 学習習慣を作る
1日の中でどの時間に勉強するかのルーティーンをつくって習慣化させることも、集中力アップの鍵になります。
たとえば、
「朝は6時〜7時半までしか勉強できないから、この時間は全力でやろう!」
とか、
「朝9時から勉強を始めるといつも15時くらいに眠くなってくるから、14時くらいにコーヒーを飲んで体を目覚めさせよう」
など、定着した学習習慣があるからこそ意識できることが沢山あります。
これの具体的な内容は人によって大きく異なるので、実際に自分でやってみて発見することが重要です。
人間がものごとを習慣化するには数週間〜数ヶ月かかると言われているので、
まずは理想的な学習時間を決めて、それを継続的に実行できるようにコツコツ毎日頑張りましょう。
5. 長期目標と短期目標を立てる
人間が集中するためには、モチベーションを高めることがとても有効です。
長期目標とは、
「〇〇大学に合格するために、あと◯週間でこの参考書を終わらせる」
とか、
「〇〇大学に合格するために、◯月までに偏差値を5上げる」
などといった、数週間〜数ヶ月単位の長期的な目標のことです。
志望校合格という最終目標をしっかり意識して、それに繋がる勉強ができるように、
長期目標を立てることは受験において必須と言えるでしょう。
また、長期目標を立てて実行することによって、長期的な達成感を得ることができ、
勉強のモチベーションを維持することができます。
次に、短期目標とは、
「今日やることは〇〇と△△だから、今日も1日頑張ろう!」
とか、
「今日中に絶対これだけは終わらせる!」
などといった、1日単位での目標のことです。
今日は何をするべきかをしっかりと意識できると、それを1日の内に達成するために、高い集中力で勉強することができます。
短期目標を立てる際に注意すべきことは、
「やるべきことには必ず優先順位をつけ、そしてやる量の最低ラインを設ける」
ということです。
なぜなら受験生の中には、もし短期目標を達成できなかったら、
次の日からの計画が崩れてしまうように感じてしまう人が多いからです。
短期目標は完璧にこなすものではなく、
「最低ラインを超えるとOK、すべてをこなせたら100点」
という認識で立てると良いでしょう。
まとめ
今回は、より深く集中し、その集中を持続させる方法を5つ紹介しました。
現時点ですべての方法を実践できている受験生は中々いないと思うので、
自分ができていなかったなと思う方法をぜひ試してみてください。
また、睡眠の大切さについても紹介したので、睡眠を適当にとってしまっている受験生は、
今夜から、今回紹介した睡眠を実践してみてください。
より集中して勉強して、志望合格への近道を突き進みましょう!