皆さんこんにちは!武田塾山科校です!
この記事では、東山高校に通っておられる方へ、大学進学に向けた話をしていきます。
どのような選択肢があるのか、どのような勉強をすればよいのか、受験について考える第一歩を踏み出す参考にしていただければ幸いです。
東山高校以外に通っておられる方にも十分参考にしていただける内容なので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね!
東山高校について
まずは、東山高校の合格実績を見てみましょう。
合格実績(2020年度)
国公立大学 |
合格者数(名) | 私立大学 | 合格者数(名) |
東京大学 |
1 | 早稲田大学 | 8 |
京都大学 |
3 | 慶応義塾大学 |
3 |
東京工業大学 | 1 |
大阪医科大学(医学部医学科) |
3 |
京都府立医科大学(医学部医学科) |
1 |
関西医科大学(医学部医学科) | 1 |
滋賀医科大学(医学部医学科) |
2 | その他の医科大学 | 6 |
奈良県立医科大学(医学部医学科) |
1 | 同志社大学 | 45 |
浜松医科大学(医学部医学科) |
1 | 立命館大学 | 83 |
札幌医科大学(医学部医学科) |
1 | 関西大学 | 36 |
大阪大学 |
3 | 関西学院大学 | 18 |
北海道大学 |
1 | 東京理科大学 | 7 |
東北大学 |
1 | MARCH 計 | 18 |
九州大学 |
1 | 産近甲龍佛 | 251 |
神戸大学 |
2 | ||
大阪市立大学 |
3 | ||
大阪府立大学 |
1 | ||
京都工芸繊維大学 |
2 | ||
京都府立大学 |
4 | ||
京都教育大学 |
3 | ||
滋賀大学 |
1 | ||
滋賀県立大学 |
2 |
上記合計 |
35 | 上記合計 | 479 |
上記以外の国公立大学 |
38 | 上記以外の私立大学 | 293 |
国公立大学合計 |
73 | 私立大学合計 | 772 |
大学合計:845名
※現浪含む延べ人数(=同じ人が同じ大学の2つの異なる学部に合格すれば2人と数える)(2020年4月15日現在)
(東山高校公式ホームページより)
…さて、ここから受験に向けて実際にどのようなことをしていけばよいのかお話ししていきます!
推薦などへの対策は?
まずは連携校・指定校推薦・AO入試を狙う方に向けた話をしていきます。
連携校って?
連携校とは、高校と「高大連携」教育を行っている大学のことです。
高校生が大学の講義を体験するなど、大学が高校と連携して教育を行うのが「高大連携」教育です。詳しくはこちらを見てみてください。→急速に進んでいる高大連携とは?高校側・大学側のメリット等を解説!
受験のシステムは、後に話す「指定校推薦」と基本的に同じですが、一般的には指定校推薦より連携校推薦のほうが枠が多い傾向があるようです。
指定校推薦って?
指定校推薦は、大学から「○○学部○○学科に○名」といった形で入学枠が高校に与えられ、高校が生徒をそこに推薦するという方式です。
東山高校は連携校や指定校推薦の枠を豊富に持っています。
東山高校の連携校・指定校推薦枠(2020年度)
早稲田大学・東京理科大学・明治大学・青山学院大学・中央大学・法政大学 |
12名枠 |
同志社大学・立命館大学・関西大学・関西学院大学 |
50名枠 |
京都産業大学・近畿大学・龍谷大学・甲南大学 |
61名枠 |
摂南大学(薬)・大阪歯科大学 などの歯薬系大学(上記大学除く) |
約21名枠 |
上記合計 |
約144名枠 |
上記以外の私立大学 |
約476名枠 |
合計 |
約620名枠 |
※人数は年度によって変動あり。
※若干名という指定もあるため、およその人数。
連携校・指定校推薦へ向けた対策
こういった推薦枠は学校の成績が良い生徒から順に好きなところを選べるのが一般的です。
したがって、学校の成績を上げることが最大の対策となるでしょう。
皆さんご存じの通り、学校の成績を上げるために必要なのは主に
・授業にまじめに参加すること
・宿題の提出
・テストでよい点をとること
の3つです。特に大きな影響を与えるのは3つ目のテストでしょう。
テストで高得点を取るためには、
・集中して授業を受ける
・放課後や休日、あるいはテスト期間等に授業内容を復習する
・学校配布の問題集等に取り組んで問題を解けるようにしておく
といったことが大事になってきますが、
とりわけ3つめの「問題を解けるようにしておく」というのはないがしろにされがちです。
これは入試にも言えることですが、教科書やノートの内容が「分かった」だけではテストの対策としては十分ではありません。
「覚えた暗記事項を自力で思い出せる」「理解した内容を応用して問題を解くことができる」レベルに至って初めてテスト対策として成り立つのです。
これをテスト期間に集中してやり切ってしまう猛者もいますが、そのような短い期間では完璧には仕上がらず、妥協して終わらせてしまう方も多いでしょう。
したがって日ごろからの自習が非常に重要になります。
テスト前に焦らないよう日頃から勉強しておけば、学習の精度も高まり、大学に入ってから高校の内容を使うことがあってもあまり困らないでしょう。また、一般入試に切り替えることも容易になります。
勉強計画を立てると同時に、勉強習慣をつけておきましょう!
AO入試って?どう対策すればいいの?
最近、全国の大学で枠が拡大してきているAO入試は、「アドミッションズ・オフィス入試」を略したものです。アドミッションズ・オフィスとは大学の入学管理局を指す言葉で、そこの選考基準に基づいて、試験の学力だけでなく高校時代の成績や小論文、面接などにより評価するのがAO入試です。
ここまでは推薦とあまり変わりませんが、AO入試の特徴は受験生の人間性や入学に対する意欲を重視するという点にあります。
学力も見られますが、それだけでなく受験生がどのような考え方を持っているのか、学力を測るだけでは見えない資質をどれだけ備えているか、どれだけその大学で学びたいと思っているのかということが重要視されるのです。
学力を測る手段として共通テストや成績を使う場合もあり、決して自学自習を疎かにできません。そのうえ、志望理由書や自己アピールなどを丁寧に仕上げる必要もあります。
AO入試を使いたい、あるいは使うかもしれないという人は、目指す学部・学科のアドミッションポリシーを読んで、提出書類の内容を練るなど学習面以外の対策も早めに始めていきましょう!
学習面の対策については後の「一般入試の対策の仕方」を参考にしてみて下さい!
東山高校の生徒の推薦等利用状況
これらの制度は特にクレセントコースの生徒に利用されているようです。
2020年度入試では、クレセントコースの生徒の93.8%が現役合格を果たし、そのうちなんと98.0%が連携校・指定校推薦・AOなどで合格しています。(参照:東山高校公式サイト)
ここで「自分はクレセントコース所属だし受験はいいか♪」と思った皆さん、ちょっと待ってください!
確かにクレセントコースの生徒のほとんどが上記の制度を利用して進学していますが、先ほど述べたとおり、推薦やAOを利用する人でも共通テストは受験しなければならない場合があります。
ですから、そういった方も、ぜひ次の「一般入試の対策の仕方」を一度読んでみてください!
一般入試の対策の仕方
さてここからは一般入試を見据える方に向けてお話していきたいと思います。
共通テストしか使わないという方にも役立つ内容ですので、ぜひ参考にしてください。
1年生
受験勉強に取り掛かる前の準備として、勉強することに慣れておきましょう。
1年生の間からそんなに長時間勉強する必要はないですが、平日は1日1~3時間、休日は1日6時間ほど勉強できるようになっておくと、3年生になってからの長時間の受験勉強に対する抵抗も少なくなるでしょう。
もちろん通学時間や部活の活動時間が長い方もおられるでしょうから、一概には言えません。時間はともかくとして、「一定時間机に座って勉強する」という習慣をつけておくと、後になって本当に役立ちます。
3年生の夏ごろになって「受験まで時間がないのにやらないといけないことは山積み、でもやる気が湧いてこない…」と嘆いていると、満足のいく勉強が一度もできないまま受験が終わってしまった、なんてこともあり得ますよ…。
また内容については、宿題や、定期テストまでにやらないといけない問題集に取り組むのがよいでしょう。定期テストは勉強のペースメーカーとして非常に便利です。それぞれの定期テストまでにテスト範囲を完璧にしておけば、良い成績が取れるうえ苦手もなくなって一石二鳥です!
勉強に慣れて時間に余裕が出てきたら、違う問題集にも触れてみましょう。経験した問題の数が多ければ多いほど、入試では有利に働くからです。
学校で購入したものの宿題にはなっていない問題集があればそれを解いてみてもよいですし、武田塾のルートを参考にしてみるのもよいでしょう。
ルートというのは、どの問題集を使うかと、その問題集をどのくらいの期間で終わらせるかをまとめた勉強計画の見本みたいなもので、YouTubeで紹介されています。
科目別、そして志望校のレベル別に紹介されているので、自分に関係のありそうなところだけでも見てみてください!
(この下に貼っている動画は2020年度版です。2021年の5月末以降に御覧いただいている場合、最新版の動画がアップロードされているかもしれませんので、武田塾チャンネルを確認してみてください!)
2年生
2年生の間は、1年生でやってきたことを継続し、さらに伸ばしていきましょう。
今2年生の方で、1年生の時あまり勉強してこなかったという人は、「1年生」のところで述べた内容を今から実践していきましょう。2年生からでも全然遅くはありません。
1年生は「勉強に慣れる」「苦手をなくす」ということがメインテーマでしたが、2年生は
・より長時間の勉強に慣れる
・1年生の範囲も含めて苦手をつぶしていく
・3年生になってからの本格的な受験勉強のための準備をする
という3つがメインテーマになってくるでしょう。
より長時間の勉強に慣れる
2年生の時期は、高校生活にも慣れてきて中だるみしやすい時期です。中学校の時にそんな経験をした方も多いのではないでしょうか?
ですが2年生の間に中だるみしすぎると、3年生になってからの受験勉強のスタートが確実に遅れてしまいます。いきなり長時間勉強しようと思ってもなかなか難しいものです。
ですから、2年生を終えるころには、受験期に実際に取りたい勉強時間(から部活等の活動時間を差し引いた時間)を確保できるようになっておきましょう。そのために勉強時間を徐々に増やしていくのが2年生の時期です。(ちなみに受験期の理想的な勉強時間は平日3~5時間・休日10~12時間くらいだと思います。)
1年生に比べると部活や学校行事の忙しさが増す2年生。大会前や文化祭の直前など、本当に忙しい時期は少しお休みしてもよいと思います。
ですが、平常時は少なくとも1年生の時の勉強時間は維持していきましょう。(1年生の時あまり勉強していなかった方は、もう少しプラスアルファで頑張ってみましょう!)
1年生の範囲も含めて苦手をつぶしていく
2年生になると、1年生の時に比べて学習済みの範囲が広くなってきます。
1年生の時に苦手だと感じたまま放置している分野や、時間が経って忘れてしまっている分野もあるのではないでしょうか。
無意識のうちにそうなってしまっている箇所もあるかもしれませんし、今一度確認してみましょう。
1年生の時にコツコツ勉強していた方は、勉強に慣れているうえに内容が身についていることもあってさほど大変ではないでしょう。
一方、1年生の時そこまで勉強していなかった方にとっては少し大変な作業かもしれません。
ですが、正しく勉強すれば、苦手は確実につぶすことができます。
焦りすぎず、計画を立てて、着実につぶしていきましょう。
3年生に入る前までには(遅くとも3年生の5~6月までには)苦手を無くしておきましょう。
3年生になってからの本格的な受験勉強のための準備をする
実を言うと、今述べた「より長時間の勉強に慣れる」「1年生の範囲も含めて苦手をつぶしていく」という2つもこの準備の一部です。
周りの人も遊ばなくなってきて本格的に勉強に集中できるようになるのは、早くて3年生の4月、遅ければ3年生の秋から。
どちらにせよ、そこから高校3年分の復習をして受験問題を解けるようになるには時間が足りません。
ですが、最初に習った時から苦手にならないように勉強しておいたり、日ごろからコツコツ復習したり応用力をつけたりしておけば、この時期から本格的に勉強し始めても十分間に合います。
こういったことを2年生の間にできるだけ済ませてしまいましょう。
また、準備の一つとして、「入試までの勉強計画を立てておく」こともお勧めします。
1か月単位等、ざっくりした計画で構いません。
最後までの見通しを立てておくことで、今どれだけ頑張らなければならないのかがはっきりしてきますし、やる気にもつながります。
ちなみに、そのような計画を生徒に合わせて立てたり修正したりすることも武田塾の仕事の一つです。もし計画を立てるのが難しいと感じたら、ぜひ武田塾にお任せください!
3年生
いよいよ受験期です。この時期に最後の総仕上げにかかるのが理想でしょう。
やるべきことは次の3つです。
・復習と、苦手の解消
・応用力強化
・過去問演習
下2つが「最後の総仕上げ」にあたる部分です。
入試問題に対応するためには、どの科目にせよ経験値が必要になりますから、どんどん問題を解いていきましょう。
しかしそのためには、基礎がしっかりと身についている必要があります。「復習と、苦手の解消」も怠らないようにしましょう。
これについては2年生までにきちんとやっていれば、3年生で習ったものについてのみ行えばよいので相当負担が軽くなるでしょう。
部活に入っている人は夏か秋ぐらいまで活動があるでしょうから、受験生として勉強だけに集中できる期間が非常に短くなります。特に強豪の部に入っている方はなおさらでしょう。
したがってその短い期間にどれだけ濃い勉強ができるかが勝負です。
当然それまでにどれだけ勉強してきたかということも大きく結果に影響してきます。
早めに計画を立てて、しばらくは部活と勉強を両立し、部活を引退したらすぐにラストスパートをかけていきましょう!
まとめ:早めのスタートダッシュを!!
今回は受験制度ごとに、そして一般入試については学年ごとに、対策の概要をお話ししてきました。
スポーツ等の推薦で進学する方を除けば、どの制度を狙うにせよ、学科試験が必要になる場合が多いです。
そのような方は、ざっくりで良いので、早いうちから計画を立てて、コツコツ勉強していきましょう。
(ちなみに志望校が決まっていなくても、その選択次第では学科試験が必要になるので、やはり日頃から積み重ねていきましょう。)
計画に余裕がある方はまず勉強に慣れるところから始めれば良いでしょう。
一方で時間が残されていない方は、勉強内容を取捨選択して、できるだけ効率の良いやり方で進めなければなりません。
「そう言われてもどうすれば良いかわからない!」という方や、「どんな計画を立てればよいのかわからない!」、「計画を立ててもその通りに勉強できない!」という方には、武田塾をぜひおすすめします。
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