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【高1向け】漠然と目指しても受からない?高1から旧帝大合格に必要なこと!

 
今回は、高校1年生の生徒・保護者向けに「旧帝大を高1から目指すにはどうしたらよいのか?」をお話していこうと思います。
 
とりあえず頑張ってはいるものの受験に間に合うのか不安な方
 
なぜか勉強しても成績が伸びないという方
 
にはお力になれる記事です。
 
高1でつまづき、どんどん志望校を下げていく高2・高3にならないように今のうちに知るべきを知って、やるべきをやれるようになりましょう!!
 
 

高1から受験勉強を始めよう!

高校1年生の志望校選びというのは、多くの場合漠然としたものです。

 

「自分はだいたいこのくらいの大学がちょうどいいだろう」と自身の成長に見切りをつけてしまう選び方か、とりあえず何も考えずに難関校にしておくというパターンが多いと思います。

 

そのどちらの人にも伝えたいのが、「高1からしっかり積み重ねていけば、勉強が苦手な人だろうと旧帝大と言われる最難関国公立も目指せます」という事です。

 

志望校は今の定期テストの点数や、入学した高校の偏差値で決めずに、行きたいと思える最大限の大学を目指しましょう!

とはいえ、もちろんそう簡単な話ではありません。正しく難関校を目指すためには、自分の成長に見切りをつけて諦めたりせず、そしてその難易度を正しく知ることから始まります。
 
旧帝大を目指すなら1年生のうちからどうしたらよいのかをお話していきます!
授業
 

大学入試の方式を知る

受験勉強はゴールの決まった道のりです。
 
入試という『何を満たせば志望校に入学できるか』というものがハッキリしているわけですから、やみくもに勉強するのではなく、まずはゴールを知りましょう。
 

入試科目

すべての大学が同じでは無いですが、文系なら2次試験で英数国、理系なら2次試験で英数理(理科は2科目必要)が必要になると考えておきましょう。また、理系の数学は数Ⅲも含まれます。
 
 
※東大・京大は上記のほか、文系で社会、理系で国語も必須になるので注意です。
 
 
1次試験の共通テストでは、もちろん5教科が必要になります。英語・数学・国語に、文系なら社会2科目理科1科目(基礎2科目もあり)、理系なら理科2科目社会1科目が必要です。
 
さらに、2025年の共通テストからは「情報」の科目も増えます。これは多くの場合文理どちらでも必要になるでしょう。
 
共通テスト出願案内
 

配点

国公立大学は1次試験と2次試験の合計点数で合否が決まります。
 
大学や学部ごとに配点は変わりますが、旧帝大レベルの場合、2次試験の配点比重がとても大きくなります。
 
もちろん共通テストよりも2次試験の方が問題の難易度・求められる知識量が高いので、旧帝大を取るためにはいかに2次試験のレベルで戦える武器を作るかがカギとなります。
 
チェック
 

大まかな計画

どんな入試を突破するのかがわかったら、次はその為の計画を立てていきましょう。ここでは大まかに3年生でやりたいことから逆算をして、2年生・1年生でやるべきことをご紹介していきます。
計画
 

3年生でやりたいこと

①志望校の2次試験に向けた対策と演習量

②共通テストに向けた演習量

③2年生までに基礎を固められなかった科目のインプット

 

ざっくり言えば上記の3点です。もちろん入試の配点的にも①にどれだけ時間をかけれるかが重要です。しかし、③でやらなければいけない科目数が多ければ多いほど、①や②にかけれる時間が減ってしまいます。

志望校に向けた十分な演習量や対策に集中できるかどうかは、2年生までの基礎固めできた科目数にかかっています。

 

2年生までは優先度をつけて基礎固め

3年生で十分な演習量を積むためには、基礎範囲を固め終わった科目を増やすことが大事とわかりました。

とはいえ、全教科を2年次で基礎固めしておくというのはなかなか難しい話です。現役生でそれができるのは超進学校の中高一貫校くらいでしょう。
 
まずは2次試験で使う科目の基礎固めが最優先です。
 
2年次で主要科目の基礎が固めきれなかった状態での旧帝大受験はかなり苦しい3年生を過ごすことになると思ってください。
 
文系なら英国数、理系なら英数理の基礎は2年のうちに優先して徹底的に固めておきましょう。
 
暗記
 

1年生でやりたいことは?

2年生で基礎固めをあらかた終わらせておくためにも、1年生のうちに集中すべきは英語と数学です。
 
2年生の1年間で3~4教科の基礎をゼロから固めるというのはかなり難しい話です。英数を1年生である程度固めておけば、2年生で英数に加えて他の教科にも基礎固めの時間を割けるようになります。
 
<英語と数学を優先する理由>
 
・入試で必ず必要になる&配点が大きいことが多い
 
・入試レベルで点数化するまでに時間がかかる(暗記量も多く、演習量もたくさん必要)
 
・英数でつまづいていると負担が大きくて他の科目に集中できなくなる
 
以上が挙げられます。
 
安定して合格に向けた演習量を3年生で積んでいくためにも、1年生のうちに英語と数学は定期テストだけではなく受験を意識した勉強を進めておきましょう。
 

1年生のうちに暗記!

では、1年生のうちに英数をやれと言われて何をするか?
 
それは、暗記です。
 
もう徹底的に暗記しましょう!
 
英単語も、英文法も、数学の公式も定理も、覚えないといけないことがたくさんあります。
 
2年や3年に英単語などの基礎知識の暗記にたくさんかけている時間は基本的に無いと考えてください。
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1年生は徹底的に暗記!!

英語と数学でそれぞれ、何を覚えるべきかオススメの参考書をご紹介します。
 

英語

まず、東大京大を目指すような世の中の進学校の受験生は高1で単語帳を1冊終わらせています。
 
2年・3年で単語に時間かけずに長文読解の演習や和文英訳、英作文、などに時間をかけれているので、総合的に英語力を鍛えることができるわけですね。
 
文法も同様です。難しい文法まで覚えきる必要はありませんが、大学入試の基礎レベルの長文に使われる文法の知識は1年生の内に徹底的に覚えておきましょう。
 
特に抜けが多いのは、品詞の役割や5文型についての理解です。この辺りが理解できていないのに英文法を先に進めてもよくわからないが増えるだけです。
 
単語文法は学校のペースよりも早く、基礎を覚えきってしまいましょう。
 
学校の単語テストや定期テストに向けて単語文法を勉強している時点で遅いです。学校のテストは自分にとって復習テストに位置付けましょう。
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オススメの参考書

【システム英単語】
シスタン
共通テスト、地方国公立の2次試験くらいまでの単語量はこの1冊でカバーできます。私立でもMARCH関関同立くらいまでは対応できる単語帳です。
 
全部で2027語収録ですが、まずは1~1200までの単語は最速で覚えきっておきましょう。
 
 
【大岩の英文法 超基礎文法編】
ooiwa
大学入試の基礎レベルの文法を丁寧に説明している参考書です。受験で英語を使う人は必携の1冊です。
 
この参考書に書いてある知識はすべて人に教えてあげれるというレベルを目指しましょう。
 

数学

①まず公式や定理などは覚える
②基本問題を徹底的に解けるようにする
 
この2つを徹底しましょう。これをやらずに数学ができるようにはなりません。
 
また、覚えたかどうかは必ず何も見ずにその問題を解き直して自力で記述し正答できているかまで確認してください。そして、すべての問題で解き方が人に説明できるように理解してください。
 
数学の進め方についても、できるなら少しずつでも独学で先に進みましょう。予習をしておくことで学校の授業を受ける際の余裕が作れます。学校や先生によっては授業は問題演習メインで理屈理解は予習前提の場合もあると思います。
 
数学は単元ごとに武器を作っておくという手もオススメです。
 
1単元でも入試まで武器になるものが作れていると大きなアドバンテージになります。得意に出来そうな単元だけでも基本問題の徹底で終わらせず、応用問題や入試問題まで演習量の幅を広げておくのも考えてみましょう。
 
また、1年生では問題なかったが、2年生になって一気に数学に置いていかれるという高校生も多くおります。
 
数Ⅱ範囲に入って難易度が上がったということももちろんありますが、そもそも数学の正しい勉強習慣が作れていなかったということが原因として挙げられます。数Ⅰ・Aで困っていないからと、定期テスト前に頑張るくらいの勉強で1年生を終わらせないようにしましょう。
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オススメの参考書

【やさしい高校数学シリーズ】
やさしい高校数学1A
 
計算過程や、公式の使い方、問題を解く際の考え方までの過程が1問ごとに丁寧に説明されている問題集です。読み込みながら解くことで、解き方の理解を十分にしながら進めていけます。
 
初学でもわかりやすい参考書です。予習としてどんどん進めていく際にも、学校の授業でよくわからない範囲の補習としても使用できます。
 

高校生のほとんどが暗記を十分にできていない

1年生のうちに覚えれば済むことは徹底的に暗記しましょう。
 
学校のペースよりもどんどん英単語帳も自分で進めて、学校の単語テストは復習テストになるくらいのペースが理想的です。
 
上記のように、単語や文法、基本的な公式や定理といったものはまず覚えないと始まりません。覚えれば良いというものは早めに覚えきってしまい、覚えた知識を使う(=演習量)に時間を割けているかで3年間で目指せる大学の難易度は大きく変わります。
 
逆に言えば、そもそも覚えるべき知識の暗記ができていないのに演習を積んだところでなかなか成績は伸びません。
 
基本的に大学進学を考えるような高校ならどこも2年の後半から3年生にもなれば入試レベルの演習量をどんどん増やしてくれます。これは受験の為には非常に良い事ですが、暗記が終わっていない状態でその段階に入ってしまうと受験勉強のペースを作ることには非常に苦戦します。
 
わからない問題が多い
暗記しないといけない
学校の課題が多い
時間が無い
やる気無くす
 
負のループに入ります。これは1年生のうちでも起きうる負のループです。この状態になってしまったら勉強法を変える必要があります。今の自分の勉強法の課題点を見つめ直してみましょう。
 
高校生が勉強でつまづく問題のほぼすべては知識の暗記が十分にできていない為です。
 
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暗記は完成度が肝心!

しっかり覚えて知識を使えてこそ、暗記する勉強に価値が生まれます。何時間頑張って机に向かっていようと、覚えた知識が少ないのならば勉強していないのと一緒になってしまいます。

試しに、1週間前に自分が勉強した範囲を同じ問題でテストしてみましょう。しっかり覚えれていれば満点も取れるはずです。それが全然解けていなければ、完成度としては不十分です。

最後に、暗記する際の要点をご紹介しておきます。

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①自分でできるか試す

何回も見たり書いたりして覚えることに集中するだけでは本当の意味では頭の中に残りません。脳に知識を蓄えるためにはインプットアウトプットの両方が必要です。

覚えるための時間(インプット)と同様に、覚えたかを確認する時間(アウトプット)を作りましょう。

英単語なら、単語を見た瞬間に日本語訳が言えるかを試してみたり、数学なら解説を見ずに問題文だけで自力で解答まで記述できるか試しましょう。

インプット・アウトプット

 

②できるまで繰り返す

①でアウトプットできなかったものはまたインプットし直してその日のうちに自力でアウトプットできるようになるまで繰り返しましょう。いわゆる、解き直しです。

これを徹底できていないと、「やっただけの勉強」になります。勉強はしてるのにテストで点が取れない人はほぼこれができていないのが理由です。

その日に触った問題は、その日の終わりにはすべて自力でできている状態にしてください。

 

③数日後にもう一度試す

②までしっかりやっていても数日も時間が経てば人間は記憶を忘れていきます。勉強して数日後、ちょっと忘れかけてきた頃にもう一度解き直しをしましょう。できるようになったはずの問題ができなくなっているはずです。

このタイミングでもう一度覚え直しましょう。武田塾では1週間の中で同じ問題を3回解き直すように生徒には指導しています。脳に長期記憶として残りやすくするためには、定期的な復習が肝心です。

定期テストで点が取れて、模試では点が取れないパターンの人はこの定期的な復習ができていないことが多いです。

アップデート

 

1年生で暗記をマスターしよう!

どんな最難関校を目指すとしても、土台となる基礎知識は一緒です。

1年生のうちから計画的に基礎知識を固め始めておけば、最難関の国公立受験も夢ではありません。

とはいえ、ここまでお話した通り、難関校を目指す上で暗記物に時間をかける余裕は学年が上がるほど無くなっていきます。

周りの高1の雰囲気にのまれて、のらりくらりの暗記を進めていると気付けば手遅れになります。

大学入試は高校入試と違って志望校までにやることが一人ひとり違ってきます。周りの人間がどうとか学校がどうとかに振り回されず、自分の行きたい大学にむけて、自分がやれなければいけないことを常に意識して勉強に取り組んでいきましょう!

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