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これを読めば大丈夫!【令和5年度大学入試共通テスト】出願方法と手順について

こんにちは。

JR山口駅から歩いてすぐ。

武田塾山口校です。

 

大学入試に向けて、受験生の皆さんは日々勉強に勤しんでいると思います。

いきなりですが、皆さんは大学入試共通テストの出願日、覚えておりますか?

毎日の受験勉強に集中しすぎて忘れがちな、共通テストの出願方法について今回はご紹介していきます。

 

共通テストの出願について

共通テストとは

大学入試共通テストとは、全国で一斉に受験が行われる大学入試試験です。この試験を利用して国公立大学や私立大学の各大学の入試を受けることができます。

国公立大学の受験は2次試験までがあり、1次試験がこの共通テストです。つまり、国公立大学受験者は受験必須です。私立大学については必須ではありませんが、各大学の共通テスト利用入試や併用入試などで利用されます。

また近年では私立大学も共通テストの利用方式を増設したり、受験を必須にするなど、取り入れていく方向が加速しています。

さらに、公募推薦入試や総合型選抜入試などに共通テストの成績も必要とする場合も多くありますので、一般入試の受験生に限った話ではありません。

大学進学を考える受験生のほとんどが受験する試験と考えてよいでしょう。私立大学受験メインで共通テストを基本的に使用しない予定でも、できれば受験をオススメします。入試本番の緊張感に慣れる場としても、その後の結果で共通テスト利用の手数を増やす上でも、受けておくメリットは多分にあります。

 

試験日程

科目を分けて、2日間にわたって実施されます。毎年の「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日」が実施日です。

次回日程は2023年1月14日()・1月15日()で確定しています。

※追試験は2023年1月28日(土)・1月29日(日)で実施。

 

試験方式

全科目マークシート形式

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まとめ

・共通テストはマークシート形式。受験は毎年の1月。

国公立受験者必須。私立大学も利用方式多数。

・一般入試者のみではなく、推薦入試でも利用される。

 

詳しいところは下記、大学入試センターのHPも確認しましょう。

<令和5年度試験情報>

 

出願しないと受けられない!

受験生のほとんどが受ける試験といっても、もちろん出願しないと受験できません。自動的に受験できるものではありません。手続きを踏まないといけないのです。

もし出願してなかった場合、国公立受験の場合、そもそも大学受験が受けられなくなります。そうなったら私立大学の共通テストを利用しない受験しか進学の手段がほぼ残されていないことになります。

では、どうやって出願するのか。

 

高校生の場合

ほとんどの場合は学校が一括で出願を請け負ってくれるので、時期が来たら案内や出願の記入用紙が配布され、ほぼ自動的に受験となるでしょう。受験料は各自で払う必要はあります。

しかし、進学を考える生徒が多くない高校などは希望しない限り案内されない場合もあります。また万が一にも、先生が案内を忘れていた、ということもあるかもしれません。(ほぼ無いと思いますが)

学校に所属しているからといって、なんでも勝手に準備してくれるだろうという感覚は良くありません。自分の入試に共通テストが必要なら、自分が試験を受けられるのかは自分で把握しておく必要があります。心配な時は早めに学校の先生に確認をしておきましょう。

自分の進路に対して、常に能動的な姿勢になることが大事です。これは受験に限った話ではありません。

 

既卒生の場合

自身で個別に出願をする必要があります。

出願案内書類を取り寄せ、出願書類を用意し、出願料を支払い、書類を郵便(簡易書留)で送る。大まかに言うとこんな感じです。出願案内書類は所属している予備校が用意してくれることも多いです。

また、大きな注意点としては自分の卒業した学校の『卒業証明書』が必要となります。出身校に連絡を取り発行してもらことになります。連絡したら必ずすぐにもらえるものではないので、早めに準備しておきましょう。

共通テスト出願案内

 

共通テスト出願の流れ

ここからは個人で共通テストを出願する場合の手順などを説明していきます。

出願時期

毎年の9月後半~10月の上旬にかけてが出願期間となります。

 

【令和5年度の共通テストの出願期間】

令和4年9月26日(月)~10月6日(木)消印有効

この期間内に出願書類をすべて用意し、郵便局に持っていく必要があります。そんなに期間は長くないので、期間内で書類の準備をするのではなく、期間前にできる限りの準備を進めて、すぐに出願できるようにしておきましょう。

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出願の流れ

出願案内の入手

まずは出願案内を手に入れましょう。基本的に9月に入れば手に入るようになります。

方法は大きく2つ。

 

①各大学の入試担当窓口に取りに行く

大学入学共通テストを利用する大学の入試担当窓口でもらえます。(配付期間:令和4年9月1日(木)~10月6日(木))

※受験案内を取りに行く際は、事前に各大学の入試担当窓口に電話で問い合わせましょう。最寄りの大学にまずは電話で確認がオススメです。

 

②郵送で送ってもらう

テレメールを利用しましょう。※各大学のパンフや願書を取り寄せられるサービスです。(受付期間:令和4年8月1日(月)~9月25日(日))

PCでもスマホでもテレメールサイトから簡単に受付が可能です。(下記リンク)

テレメール 共通テスト案内

共通テスト出願案内

 

書類の準備

①志願票

取り寄せた出願案内に同封されています。案内の説明に則り記入しましょう。②の検定料受付証明書を裏面に張り付けることになります。お忘れなく!

出願票

 

②検定料受付証明書

こちらは出願案内に同封されている払込用紙を、自身の受験に応じて用紙を選び、支払いましょう。受験科目数や成績開示の有無によって金額は変わります。

検定料払込用紙

支払いは対応した銀行かゆうちょ銀行の窓口となります。ATMは利用できません。支払いが終わったら、この払込用紙の1部分が検定料受付証明書となります。これを①の志願票に張り付けましょう。

 

③出願資格を証明する書類

高等学校の卒業証明書や、高等学校卒業程度認定試験の合格証明書などです。それぞれ対応した機関に連絡を取り、書類を準備しましょう。

 

郵便局で郵送(簡易書留)

出願案内に同封されている封筒に準備した出願書類を入れて、郵便局に持っていきましょう。普通郵便ではなく、簡易書留で送りましょう。

出願封筒

志願票やこの封筒の裏面には、これでもかというくらい親切にチェック項目などが載っております。書類をよく確認し、手順を踏めば全然難しくありません。かといって油断しているとミスをしたり、期限を過ぎたりします。

早め早めに準備に取り掛かり、余裕を持って出願しましょう。また、出願後も試験本番やその後の成績の取り扱いなど確認しておくべきことはあります。出願案内は大事に取っておき、内容もよく確認しておきましょう。

 

夏を過ぎてからの共通テストの対策について

せっかくなので、共通テストに向けた勉強の進め方を、ざっくりと大事なところをお話しておきます。

①共通テストの目標を定かにしよう

そもそも自分の志望校に向けて、共通テストではどのくらいの得点率が必要なのか、最終的なゴールを定めましょう。各教科で何%取るかまで考えておくと良いです。

そこから逆算をして、教科ごとに本番までの勉強の進め方を計画していきましょう。科目間の優先度や、自分の得意不得意を加味して計画を立てましょう。

・どの教科は〇月までに〇点を取る。

・〇月までに基礎を固めて、〇月からは過去問演習

などのように、入試本番までに細かな目標を立てておくのがオススメです。

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②基礎範囲の抜けを埋めよう

共通テストは難しい知識を問うというよりも、問われ方が難しい試験です。取り扱われる知識は大学入試の基礎レベルですので、ものすごく難しい参考書までやるよりも各教科の教科書の範囲のことを深い理解までして、基礎知識に穴を作らぬようにしっかり押さえておきましょう。

数学で苦手単元がたくさんあったり、英文法なんてほとんど勉強してないという状態なら、共通テストの過去問をたくさん解きまくるよりも、教科書やそのレベルの参考書でその単元の抜けを埋めましょう。その後に演習量です。

ざっくりした基準でいうと、教科書に載ってる基礎問題で解けないものがあったら基礎の抜けが最優先です。

また、共通テストの過去問演習は非常に大事です。ある程度基礎を固められたらどんどん解いて出題形式や時間配分などにも慣れていきましょう。

 

③時間配分は計画を立てて練習!

共通テストは文章量も多く、時間が無くなりがちな試験です。特に英国数。無計画に突っ込むとあっという間に試験時間終了となります。

大問毎に目標時間を設定するなどして、試験時間を計画的に使う練習をしましょう。計画通りに解き終わらない場合は、その対策を具体的に考えて勉強をしましょう。見直しの時間も作れると理想です。

計算スピードや、速読力の強化は共通テストではかなり重要となります。現代文や英文の音読練習は速読や読み飛ばし防止に効きます。また、英語はシャドーイングもやっておきましょう。

共通テストは知識は基礎レベルなものの、問題文から情報を収集して考えさせるものが多くあります。十分に考える時間を作るためにも、作業の正確性と速度は上げておきましょう。

 

受験本番に向けて、計画的に残りの時間を過ごしていきましょう!!

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