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私立大学は高くて通えない?知ってお得な奨学金制度!

こんにちは。

JR山口駅より徒歩7分、

武田塾山口校の田中です。

 

今回は、大学進学に関わる「お金」のお話です。

私立大学は学費が高い国公立は学費が安い。よく聞くお話ですよね。

 

私立大学は学費が高いから通わせられない。

国公立大学に通う方が学費の負担も、地元なら下宿の負担も少なく済みます。その方が良いのはもちろんですが、私立大学であっても、お金の負担を減らせる制度(奨学金)があったりします。

 

今回は私立大学へ通う際に知っておきたい奨学金の制度について、簡単にご紹介いたします。

 

私立大学の学費は高い?

 

まず、私立大学と国公立大学との学費の負担の差はどの程度なのか見てみましょう。

 

私立大学文系の年間の学費平均

授業料 781,003円
設備費 152,496円
合計 933,499円

 

国公立大学の年間の学費平均

授業料 535,800円

 

私立大学の場合、設備費といったものも毎年かかるので、年間の学費でおよそ40万円ほどの差があります。

私立大学も理系や、医学部系になると学費も上がるので、さらに差は大きくなります。

医学部だと特に顕著で、国公立だと6年間で約350円ほどの学費が、私立大学医学部の場合、安くても6年間で2,000万円ほどと言われています。

 

やはり、学費の面での負担は大きい訳ですね。大学生活では、加えて家賃・光熱費・交通費など、様々な費用もかかってきます。

 

ただ、私立大学も学費が高い高いと言われて学生に通ってもらえないと運営ができなくなってしまう為、大学によって様々ではありますが、学生を支援する制度を用意しています。

また、大学も優秀な学生に多く通ってもらいたい為、学生の能力や意欲を讃えるような奨学金制度(奨励金ともいえる)もあります。

 

この後は私立大学でよくある給付型の奨学金(返済義務の無いもの)をご紹介していきます。

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私立大学にも奨学金制度!

 

奨学金制度は本当に大学毎に様々なので、いくつかのパターンに分けてご紹介していきます。

ここに紹介するもの以外でも奨学金の種類は様々ですので、受験しようとしている大学のHPで調べてみましょう!

下記には有名な大学毎の奨学金ページへのリンクも載せてあります!

 

・入学時の奨学金(入学金免除など)

入試を合格者の中での成績上位者に、「入学金を免除する。」といった特典を付けてくれるパターンです。

奨学金への申請が必要な場合もありますが、多くは合格者の成績上位者に合格通知とともに免除の案内が届いたりします。

いわゆる「特待生」という扱いに近いですね。入学金は大抵20~30万円ほど。入学時は何かとお金がかかりますので、入学金の負担が無くなるのは非常に嬉しいですね。

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・経済支援型の奨学金

多くの場合、予約型申請入学後申請があります。

 

予約型の場合、

受験前に大学へ奨学金の申請手続きをし、申請が許可され、入試本番で合格した場合に有効となる奨学金です。

入学してから申請する奨学金よりも早く、給付を受けられることがメリットです。

 

入学後の場合、

家庭の経済状況に加え、入学時から申請時までの大学の取得単位数なども要件になりますので、単位取得を疎かにしてはいけません。

単位が足りなくて奨学金申請できない  休学もしくは退学しかない。こんなことにならないようにしましょう。

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家庭の収入状況に応じた奨学金ですので、一定の学力、一定以下の家庭の収入が条件となります。

また、下宿を必要とする地域からの入学者に対象が絞られていることも多くあります。

継続的な給付を受ける為には、年度毎での審査など、一定の成績を維持することも条件になります。

 

・特別な活動に対しての給付

これは奨学金というより、奨励金と言った方が良いかもしれません。

ボランティア活動や、評価されるような論文を学会に提出した、などの社会貢献や特出した学業成績などに対して支給される奨学金です。

継続的な給付ではなく、功績が認められた際に単発で支給されます。

大学生活において、優秀な学生であることは、奨学金の面でもプラスに働くという事ですね。

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奨学金は要項を見ろ!

奨学金にはそれぞれに要項というものがあります。どんな意図の奨学金なのか、どうやって申請するのか、すべて要項にまとまっております。これは必ずチェックしましょう。

※場合によっては入学後でないと要項が見れないこともあります。

また、大学毎に奨学課と言われる奨学金関係の窓口がありますので、わからないことがあれば直接メールや電話などで質問することもできます。

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要項で特に見ておくべきところ

・申請できる条件と申請時期

・給付期間

・給付される金額

 

~奨学金によくある申請条件~

・継続して学業に励み、卒業見込みのあること

・家庭が一定の収入以下であること

・合格者の中で成績上位者であること

・高校時の内申点が一定以上であること

・一定の活動において特に秀でた賞や功績が認められる場合

 

情報収集を欠かさずに!

奨学金は学期や学年ごとに申請(更新)が必要な場合があります。入学後も学生課や学内の奨学金窓口での情報収集は怠らないように。

また、基本的に大学毎の奨学金というのは学生側から希望しない限り給付されることはありませんので、自分が使える奨学金制度があるかどうか、自分で調べることが肝心です。

正しく知って、使えるものはしっかり使うことで、結果として通常の国公立大学より安く大学へ通える場合もあります。

 

参考にこちらもどうぞ!

各大学の独自奨学金についてのリンクです。

 

<近畿大学 奨学金>

<立教大学 奨学金>

<早稲田大学 奨学金>

 

学生支援機構の奨学金について

 

大学が独自に用意した奨学金の他にも、日本学生支援機構奨学金もあります。

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多くの人が奨学金と聞くとこちらを思い浮かぶでしょう。

こちらについても簡単にご紹介していきます。

 

 

日本学生支援機構奨学金の種類

大きく3あります。

 

1,給付奨学金

大学を卒業するまで給付され続ける奨学金です。

経済的理由で学習意欲があるのに通えないという学生の為に用意されています。

 

給付選考基準は

・成績

・世帯収入

が必要となります。

 

2,一種について(貸与型 無利子)

給付型ではなく、貸与型の奨学金です。(卒業後に返済していくことになる)

選考条件は給付型と同様に成績と世帯収入です。

 

3,二種について(貸与型 有利子)

こちらは無利子よりも選考基準が緩い奨学金です。貸与型なので卒業後の返済と、利子がつきます。

簡単に言うと、借りたお金より返すお金が増えるという事です。

 

無利子でも言えることですが、貸与型の場合には月々の返済額をしっかり把握して、返せない負担にならないようにすることが大事です。

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借りる前に、そのあたりのシミュレーションもしっかりと確認しておきましょう。

何年(何か月)、いくらを払い続けるのか?

また、ある程度お金が溜まったら毎月の返済額に上乗せして多く返済することもできる。(自分のタイミングで)

そうすれば、借りたお金の元本が早く減り、利子がかかる負担を減らすこともできます。

 

補足、入学時特別増額

第一種(無利子)または第二種(利子付)に加えて、入学した月の分の奨学金の月額に一時金として増額して貸与する利子付の奨学金です。

大学入学時には様々なものに大きく費用がかかりますので、この分を補填するための増額を目的としています。

 

 

日本学生支援機構奨学金の詳細

詳細につきましては、日本学生支援機構のホームページにてご確認ください。

日本学生支援機構ホームページ

 

こちらは進学のための資金計画を立てる際のシミュレーションをすることができるWebサイトです。

便利なので、奨学金について調べつつ、こちらもご活用ください。

進学資金シミュレーター

 

 

知ることで選択肢は広げられる!

 

大学毎に用意している奨学金や、日本学生支援機構などのローンなども計画的に併用していくことで、無理なく、私立大学に通える場合もあります。

 

知識を得ることで諦める必要は無かったことを諦めている可能性があります。選択肢を自ら狭めているかもしれません。

逆に、国公立を目指して浪人するにしても、予備校で結局年間100万、200万とお金がかかったりするわけです。

受験とお金は切っても切れない関係です。

 

国公立は無理そう、、でも私立は高いから、、と大学受験を諦める前に、奨学金についても調べてみましょう!

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