【MARCH】立教大学の入試方式～英検がカギを握る!?～

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はじめに

みなさん、11月に入り志望校は絞れてきたでしょうか？

今回は「立教大学の入試一般選抜」についてお話ししていきます。

１．概要

立教大学は2021年度の入試から制度が大きく変わりました。
①一般入試
　大学独自の試験問題（2科目）

　＋英語資格・検定試験の成績 or 共通テスト英語の成績で合否判定

②共通テスト利用入試
　共通テストの成績のみで合否判定

※①と②は併願可能

では、それぞれをもう少し詳しく見ていきましょう！

２．一般入試について

2-1.特徴①： 大学独自の英語試験は無し

　・英語資格・検定試験の成績or共テ英語の成績を使用

　・いずれか1つあれば受験可能

　・複数スコアの提出可能：得点の高い方を合否判定に使用

　・最低スコアの設定なし

　・英検、GTEC、TEAP、TEAP CBT、IELTS、TOEFL iBT、ケンブリッジ英検

　・出願期間の初日（1月6日）から起算して2年以内のスコアが有効

　・試験による有利／不利はなし

　・複数の検定試験のスコアを提出した場合は、

　　最も高得点に換算されるスコアを合否判定に使用

2-2. 特徴②：複数日程の併願が可能

　・文学部：最大6回、理学部：最大2回、その他の学部：最大5回の出願が可能

　・文学部以外の試験は、国語＋選択科目の2科目なので、自分が受験する選択科目の該当する試験日程を選びます。

　・文学部だけは、2月11日に英＋国＋選択科目の3科目試験日があります。

　　その際には大学独自の英語の試験が課されます。

３．共通テスト利用入試について

・地元で受験可能

・国公立との併願がしやすい

・英語資格・検定試験のスコアなしでも出願可能

・学科／専修により異なる3パターンのいずれかで出願が可能（3科目型・4科目型・6科目型）

・同じ学科において異なる科目型も併願可能

・指定科目数以上を受験した場合、合否判定には最高得点の科目が自動的に採用される。

・英語資格・検定試験のスコアを提出すると、大学独自の換算法で外国語の得点に換算される。

　そのスコアと共通テスト外国語のスコアのどちらか高い方が合否判定に使用される。

まとめ

単純に、受験のチャンスが増えたということが大きな変化であり特徴でしょう。

2020年度までの入試では...

①同じ学科は最大2回までしか受験できなかった

　→同じ学科を最大5回（文学部は6回、理学部は2回）受験できるようになった

②同じ学部の違う学科を受験できる機会が少なかった

　→学部・学科の併願／食い合わせが柔軟になった

というように、受験／出願のしかたに多様性が出てきていますね。

英検を受験しておくとそれだけでチャンスの幅が広がるということがわかります。

受験生だけでなく、高1・高2生も今のうちから英検をガンガン受験しておきましょう！