【日東駒専は簡単？】日東駒専の難易度を徹底解説！

日東駒専の真実

「日東駒専」という言葉を最近耳にする機会も多いのではないでしょうか。日東駒専は

日本大学　東洋大学　駒澤大学　専修大学

の頭文字を並べたもので、都内中堅大学群として知られています。受験生の皆さんはSNSなどの書き込みや家族の話などを信じて

日東駒専は誰でも受かる！

そんなに頭のいいイメージはないかも、、

なんて思っている人もいるでしょう。しかしそのようなイメージと現実の難易度には大きな差があります。

この記事では日東駒専の真実を徹底的に解説していきます！

【日東駒専は簡単？】日東駒専の難易度を徹底解説！

日東駒専の実際の難易度

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まず日東駒専のそれぞれの偏差値について比較してみましょう。

大学名	偏差値（法学部法律学科による比較）
日本大学	52.5
東洋大学	55.0
駒澤大学	52.5
専修大学	52.5

このように日東駒専の偏差値は52.5～55.0であることが分かります。

ここで偏差値55という数字について考えてみましょう。偏差値55というのは全体の30％です。つまり日東駒専は全国の大学の中で上位３０%の立ち位置にいることになります。日本の大学進学率が約50％であるということを考慮すると、日東駒専に入るためには

同年代人口のトップ15％に入る必要があります！

これは６.6人に一人しか日東駒専には合格できないということです。　※計算を簡略化しています

中学校のクラスで考えると３３人クラスの中で日東駒専に行けるのはたった５人しかいないのです。このようにして考えると日東駒専は難関大学であり、だれでも受かるというような世間のイメージからは大きく離れていることが分かります。実際にSNSなどで「日東駒専なんて簡単だ」と思い込み、真剣に対策せずに不合格になる生徒はたくさんいます。

なぜ日東駒専は難しいのか。

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圧倒的な知名度

日本全国に795校ある大学の中で、一般的に知られている大学というのはおよそ３0校にも満たないでしょう。2021年関東の「知っている大学」ランキングでは数多くの有名大学を抑えて、２０位以内に日本大学、駒澤大学、東洋大学の３校がランクインしています。

知名度	大学名
１位	青山学院大学
２位	早稲田大学
３位	東京大学
４位	日本大学
５位	明治大学
６位	中央大学
７位	法政大学
８位	上智大学
９位	駒澤大学
10位	立教大学
11位	慶應義塾大学
12位	学習院大学
13位	帝京大学
14位	東洋大学
15位	順天堂大学
15位	一橋大学
17位	お茶の水女子大学
17位	東京理科大学
17位	日本体育大学
20位	東海大学

知名度が高い理由として、日東駒専は東京にあることや駅伝などのスポーツで活躍している、多数のOBが社会で活躍しているということが挙げられます。この圧倒的なブランド力は就職でも有利で、日東駒専以上の学生しか採用しない企業というのも数多く存在します。そのため毎年多くの受験生が受験し、倍率は4倍前後ととても高く人気校となっているのです。

私立大学の定員厳格化

大都市圏に人口が大量に流入していることを背景に、2016年ごろから都内の私立大学の定員が厳格化され始めました。その影響で大学は定員以上の合格者を取ることができなくなり、さらに倍率が上昇していきました。その傾向は今後も続くのではないかといわれています。とくに日東駒専のような大規模有名私大ではこの傾向は顕著です。

入試問題の難易度

日東駒専の入試問題は比較的簡単であるというイメージが強いですが、基礎を固めていない生徒は絶対に点を取ることができません。多くの生徒が思っている以上に基礎が定着していないのに自分の実力を過信して、この程度の問題ならわかると考えてしまうのです。「わかる」と「とける」には大きな差があります。実際に日東駒専の過去問と合格最低点を調べてみましょう。自分の現状の学力と求められる学力の差がかなりあることがわかると思います。基礎が完全に定着している生徒でなければ日東駒専に合格することは難しいと言えるでしょう。

どうすれば日東駒専に合格できるのか？

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基礎固めが重要

日東駒専に必要な学力はみなさんの想像よりも遥かに高いです。これまで学校の授業をなんとなく受講してきたような生徒さんは基礎が定着していない可能性が非常に高いです。

例えば　cognitive refrain　の意味を即答できますか？　このレベルの単語は日東駒専受験者には必須の単語です。

「基礎を固める」ために求められる基準がかなり高いことがわかっていただけたのではないでしょうか？

基礎を固めるためには参考書一冊一冊を完璧に仕上げることが必要です。具体的には「ターゲット1900」や「システム英単語」などの単語帳や「vintage」や「nextstage」などの文法書のどの問題を聞かれても即答できる力を身につけましょう。

また受験生の多くは、基礎ができていない段階で焦って過去問に手を出す人が多いです。過去問はあくまでも傾向を掴むための手段であり、学力向上の手段ではありません。過去問対策の前に上記のような参考書を完璧にする必要があるのです。

早期からの対策

基礎を固めるためにはかなりの勉強時間を要することはわかってもらえたと思います。つまり、部活を引退した後から少しずつ受験勉強を始めるのでは間に合わないというのが現実です。高３の二学期から受験勉強を始める生徒は絶対に毎日4~5時間（学校以外で）の勉強時間を確保しましょう。ここで毎日の勉強の習慣が身に付いていない生徒の多くがモチベーションを保てずに挫折してしまいます。そのためにも日頃から勉強の習慣をつけておきましょう。

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確かに日東駒専は難関大学ではありますが、入試問題は標準的なレベルで難問や奇問は出題されません。また文系の学部は英語や社会などの３科目で受験できるため、非常に狙い目であると言えます。

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