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指定校推薦ってどうすれば選ばれる?100%合格するの?

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はじめに

そろそろ夏休み!

本格的に志望校を決める時期になってきましたが、一般受験や推薦など受験方法も様々です。

「指定校推薦ってどうやったらとれるの?」と思っている人も多いのではないでしょうか?

今回はそんな方に向けて、指定校推薦についての知識とどうやって目指していくかをまとめました。

 

近年の入試の傾向

大学入試は、高校入試以上に様々な選抜方法が存在します。

大きく分けると「一般選抜」「学校推薦型選抜」「総合型選抜」の3つに分類されますが、

国公立大学や私立大学、または各大学によってより細かい入試制度が存在します。

以前は「入試」というと、テストの結果で合否が決まる「一般入試」が主流でしたが、

私立大学の場合、なんと過半数を超える生徒が

学校推薦型選抜」と「総合型選抜」を使って大学に入学しています。

どちらも専願制の入試なので、合格した場合は必ず入学することが求められます。

それでは指定校推薦に焦点を当ててお話していきます。

 

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指定校推薦とは

指定校推薦とは「学校推薦型選抜」の一種で、

大学が高校側に対して、予め推薦入学の枠を設定した入試制度です。

高校側からすれば一定数の卒業生を毎年有名大学に送り出すことができ、安定した進学実績を作ることができます。

また大学側も早期に優秀な生徒を確保することができるので、高校と大学の双方にメリットがあります。

生徒からすると指定校推薦は専願での出願となるので、合格したら確実に進学しなければなりませんが、

ほぼ確実に合格が見込めるので、非常に人気の高い入試制度だといえます。

つまり、大学側と高校側の信頼関係の上に成り立っているということです。

なお、実施しているのは私立大学が中心で、国公立大学ではほとんど行われていません。

 

指定校推薦を受験することに必要なこと

指定校推薦は合格の可能性が高い制度ですが、誰でもこの枠を使えるわけではありません。

一高校あたりの募集人数には限りがあり、人気大学の場合は募集定員枠を超える希望者が集まってしまうこともあります。

したがって、推薦枠をもらうための出願条件も非常に厳しく設定されています。

評定平均5段階評価において、少なくとも4以上を取らねばなりません。

さらに上位大学を狙うのであれば、5を取らないといけません。

評価の対象となるのは高校1年次の1学期~高校3年次の1学期までに履修した科目の成績です。

高校入学直後から好成績を修め続けないといけません。

 

指定校推薦のメリットとデメリット

メリット

大学への合格率が高い

決して100%ではありませんが、とても高い確率で合格することができます。

 

早い段階で大学が決まる

指定校の入試自体は11月頃ですが、校内選考の段階でほぼ合格が決まるからです。

 

自分の実力以上の大学を目指せる

大学の入試問題を解く必要がなく、高校の定期テストの点数で評定平均を高めることができるからです。

 

デメリット

行きたい大学や、学部がない場合がある

あくまで大学側から枠をもらう入試制度なので、必ずしも自分が行きたい大学や学部が用意されているわけではありません。

 

国公立ではほとんど指定校推薦を採用していない

私立大学と比較すると、非常に枠が少ないです。

 

校内選抜がある

受験希望者が多く、自分よりも良い成績の生徒がいれば推薦枠を得られないこともあります。

その場合、一般入試にシフトしたり、他大学の推薦を検討しなければならなくなります。

 

入学辞退、中退することが非常に難しい

先ほども述べたように、指定校推薦は大学と高校の信頼関係の上に成り立っています。

中退をするということは、この信頼を裏切る行為であり、最悪のケースとして母校に対する今後の推薦枠がなくなるおそれがあります。

 

一般入試にも対応できるように準備する

指定校推薦は確実にここまでやれば選ばれるという基準がありません。

評定平均が4.0以上あれば大体どの大学の指定校推薦も選ばれるという声もありますが、絶対ではありません。

また自分よりも優秀な希望者がいる場合は、進路を考えなおす必要が出てくるかもしれません。

推薦者が選ばれるのは夏くらいなので、もし選ばれずそこから入試対策を行っても時間が足りない可能性があります。

基礎固めと弱点克服ができていれば、スムーズに受験勉強にシフトできます。

 

まとめ

どの科目でも土台がしっかりとしていないと、点数が不安定になってしまいます。

基礎があってこその応用です!

記述式の問題にしても基礎がしっかりと出来上がってはじめて、解くための材料が揃っている状態になります。

例えば英語では英単語が、全ての基本になります。

単語が分かっていなければ、長文を読むことは出来ません。

単語を6割しか覚えていなかったら、長文の内容も最大で6割しか理解できないことになります。

現代文で6割の文章が黒塗りで消されていたとしたら果たして読めるでしょうか??

だからこそ、基礎はしっかりとやっていきましょう。

最後に、自分を支えてくれるのは基礎だと覚えておきましょう。

春から勉強を始めるのであれば、夏~秋には基礎を完璧にしていきましょう。

 

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