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今回は「受験勉強の年間スケジュール」についてお話ししていきます。
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受験勉強の年間スケジュール
春：基礎を丁寧にやって早めに定着させる
春は学年が変わる季節ですね。
「いよいよ受験生だ！」
「受験勉強は部活引退してからでいいや」
など、思うところも人それぞれだと思います。
しかし、実は受験学年においては春が一番重要な時期なのです。
この時期の目標・目的としては
●勉強のコツを掴むこと
●勉強時間を安定させること
です。
進捗はそこまでキツキツにしなくてOKです。
しかし、ちゃんと身につけて継続することが大切です。
勉強時間は（部活などで）そこまで多く確保できないとしても
毎日一定時間勉強する習慣をつくりあげることが最も重要なのです。
この時期のメインはインプットです。
英単語の暗記、数学の公式の暗記、古文単語の暗記など...
正直、つまらなく苦しい時期だと思います。
スポーツで例えるならば筋トレの時期です。
最初は勉強の効率も良くないし、集中力が続かないこともあるでしょう。
しかし！決して雑にやらずに、丁寧に土台づくりをしましょう。
土台となる基礎知識の構築と、勉強の習慣の形成をコツコツとやっていきましょう
夏：英語か数学どちらかの結果がほしい！
夏終了時点で、志望校の1ランク下のレベルを突破している状態が理想です。
それが難しい場合でも、過去問を解いてみて「安定して点が取れる状況」に仕上げた科目が最低でも1科目あるようにしておくことが望ましいです。
そして、その科目は英語もしくは数学であれば尚更良しです。
1科目その状態にしておけば、他の教科でもこれと同じような状態にもっていけばいいというイメージがつきます。
他の教科の仕上げがグンとやりやすくなるはずです。
秋：取捨選択
残りの期間を見つつ、優先的にやるべきことを選択し、
その一方で場合によってはやらないことも判断する必要が出てきます。
全部やる余裕がなくなるので、取捨選択し、やるべきことをやりこむ時期です。
武田塾のルートは無理矢理全部終わらせるのではなく、
使いこなせるところまでで止めて、残りの時間は過去問に集中した方が良いでしょう。
ルート全部終わったとしても、知識を使いこなせなければ意味がないからです。
過去問演習に関しても、完全に解けなくてもいいので、
過去問に挑んで「必要なもの」「足りないもの」を見極めましょう。
冬：本番で実力を出し切れるようにする
本番では、過去問で合格点が取れている人たちのなかで勝負が始まるので、
●ミスをしない
●いろんなケースの問題に対応した経験を得る
ことが重要になってきます。
従って、「よくやらかしてしまうケース」を潰していき、
過去問・対策の完成度や成熟度を上げていく仕上げの時期です。
まとめ
このように大まかに季節ごとに見ていくと分かるように、
春の過ごし方で夏以降の受験スケジュールが大きく左右されると言っても過言ではありません。
勉強のやり始めは、効率がそんなに良くありません。
自分がやりやすい勉強法も確立されていません。
単語の暗記法に関しても、
声に出すのがいいのか、書くのがいいのか、目で見て覚えるのがいいのか
どれが自分に最適なのかわかりません。
今の時期にいろいろ試行錯誤して、
自分にとって最も効率的なやり方を確立させることが重要です。
このトピックを読んで
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