共通テストが終わって1カ月以上たち、
私立入試も前期入試はひと段落してきましたね。
あとは、今週末の25日(日)は
国公立大学前期入試が行われます。
しかし、その中で、
「国公立大学に行けそうにないので、浪人を決意した」
「滑り止めの大学には合格したが、
行きたい大学に合格できなかったのでもう1年頑張りたい」
こういう方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか？
今回は、この4月から浪人生として受験を頑張るという方に向けて、
浪人生の1年間の勉強スケジュールについてお話しします。
【浪人生向け】1年間の勉強スケジュール
今から説明するスケジュールは大まかな1年間のスケジュール例になります。
個人個人によって課題は変わりますので、細かい所は臨機応変になります。
まずは学力の現状を把握せよ！
まず、あなたの学力がどれくらいなのかを
把握していく必要があります。
英語ならば文法問題は完璧なのか？
英単語はどれくらい覚えることはできたか？
これらを把握して、
今後の勉強に活かしていく必要があります。
また、現役生時代の反省点を明確にし、
改善策を実行することも大切です。
同じ失敗を繰り返さないようにするためにも、
自分を過大評価せず行う必要があります。
春～基礎固めの時期
個人によって必要なことは変わりますが、
まずは基礎を固めることが最優先になります。
意外と、浪人してしまう人の特徴として
「勉強の開始時期が遅かった」というもの以上に
「基礎固めを疎かにした状態で受験勉強してきた」と
いうものがあります。
「英単語を覚える」
「数学の公式を覚える」
「古文単語・古典文法を覚える」
各科目の土台になるところをしっかりと仕上げていくことで、
まずは共通テストレベルに対応できるようにします。
私立専願の方だと、
まずは日東駒専レベル(愛知だと愛知・名城・中京レベル)まで
対応できるよう学力を仕上げていきます。
夏～志望校のワンランク下のレベルの内容を完成させる
例えば、
名古屋大学を志望するのであれば
地方国公立大学レベル(名市大、名工大、三重大)などの問題が
解けるようになれたら理想です。
また、南山大学ですと、
日大レベル(名城大学、中京大学、愛知大学)などの問題が
解けるようになることが理想です。
夏の間に、ワンランク下のレベルの問題が解けるようになるまで
勉強を積み重ねる必要があります。
秋～志望校レベルの問題を完成させる
秋までには、
自分の志望校レベルの問題を解けるようになっておきましょう。
また、国公立志望の方だと、
遅くても秋からは共通テストに向けた演習を開始していきたいですね。
例えば、名古屋大学であれば旧帝大レベルの問題・
南山大学であれば関関同立・MARCHレベルの問題が
解けるようになることが理想になります。
冬～志望校対策と共通テストの対策を行う
冬は共通テスト対策を本格化させたり、
実際の過去問にチャレンジする時期になります。
志望校対策ですが、まずは過去問を解きます。
過去問演習で発覚した課題は
参考書の復習や分野別対策(英作文など)の参考書を
行っていくことになります。
以上が、浪人生の1年間の大まかな勉強スケジュールになります。
まとめ
このように浪人生は、
年間のスケジュールを考える必要があります。
浪人生は成績が上がりにくいと言われておりますが、
正しい勉強方法で適切な量の勉強をすれば、
成績は上がりますし、
実際八事いりなか校の浪人生も成績は上がっていました。
浪人生になってからの過ごし方次第で、
どう転ぶかは変わってくると思います。
受験勉強を始めたいがどの参考書から始めたらいいのかわからない
塾に行った方がいいのかわからない
志望校がまだ決まっていない
など様々なお悩みがあると思います。
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