名古屋大学といえば旧帝大の一つであり、
憧れる人も多い難関国公立大学です!
ぜひ志望校にしたいですね🔥
今回は、名古屋大学の国語について解説します💁
名古屋大学の国語
文系学部は現代文・古文・漢文のすべてを
解くことになります。
試験時間は105分です。
一方で、
理系学部は現代文しか解く必要がないので
45分と試験時間が短くなっています。
ちなみに理系学部で国語(現代文)が必須なのは、
理学部と農学部、医学部です。
記述式の問題が中心となっているので、
日頃から書く練習をしておきましょう。
6割程度が目標点となってきます。
現代文
現代文は漢字の読み書きから内容説明まで
幅広い範囲から6~7問程度出題されます。
傾向
いずれも合計300字前後の記述問題です。
そのうち半分が私立でも問われるような形式で、
残りのもう半分が論述形式となっています。
基礎知識で落とさないことが必須条件です。
漢字もそれほど難しくなく、
キーワードを抑えて置けば解けます。
特別な対策はしなくてもミスは
しないようにしたいですね。
レベル・難易度
記述量は多いですが、現代文に関しては、
難易度の面では他の大学と比べてもそこまで
難しくありません。
最初の漢字の問題は確実に得点しましょう。
対策
論述に関しては字数の制限が細かく、
10字単位で定められていることから
結構ギリギリの解答を書かないといけません。
論述そのものの対策は得点ダッシュなどの
論述系の参考書をすすめる形が良いでしょう。
これに加えて、過去問で字数を収める
練習をしましょう。
書き始めのころだと字数の調整をするのは
非常に難易度が高いので、まずは自分の解答を
赤本などを参考に模範解答と比較しましょう。
そして、自分に足りない要素を探したり、
削るものの判断をしてから指定文字数に収める
練習を始めるのがよいです。
文章そのものは長めの内容なので短時間で
処理する能力が必要です。
生活に根差したものをテーマとした文章が
でる傾向があります。
文章そのものの内容はわかりやすいですが
正確に理解して論述することが求められます。
解答の作成能力、文章を早く読む力、
時間内に終わる対策が大切です。
内容を短期間でまとめる能力を鍛えて、
そのうえで最後に記述解答の質を上げる
練習をするという流れです。
古文
傾向
問いは3つあり、問1が単語、
問2が傍線部の口語訳、
問3は和歌の口語訳となっています。
問1は基本的な内容と本文の内容を抑えておけば
解けるので全問正解を目指したいです。
単語や文法、知識を問われることもあるので、
基礎知識をしっかり押さえてる必要があります。
※問題の傾向は毎年同じではないので注意🙅
問2の記述は、オーソドックスな省略された
部分を補って訳が書けるかというところがカギ。
国立大学の対策をしっかりしていれば解けない
問題ではないでしょう。
問3は和歌の知識がないと解けないような、
掛詞や枕詞、序詞などを元に和歌独特の比喩などを
訳せるかどうかが重要になってきます。
訳そのものはなんとなく書けるが和歌の知識がある
前提が採点基準になっている可能性があるので、
知識をきちんと使いこなした解答が必要です。
また、
古文単語315には和歌の知識も載っているので
ストックしておきましょう。それを元に訳を
どうするのかを練習して身につけましょう。
レベル・難易度
文章は長いですが、標準的な難易度のものが
多いです。
基本的な語彙や文法、俳句などの知識、
文学史などの基本知識を問います。
名古屋大の古文は選択問題が基本的になく、
すべて論述問題となっているので、
現代文と同様に記述力が必要です。
対策
名古屋大学の問題の特徴として、解答の
字数制限がきつめであるということです。
ちゃんと過不足なく書けるかを過去問で
練習したほうがよいでしょう。
対策としては得点ダッシュなどの記述・論述系の
問題集で省略や必要な言葉を補って書くことが
できるかが重要です。
漢文
傾向
書き下し文への変換や現代語訳が多く出題されます。
基本的な重要語や句法をしっかりと身に付けて、
文脈を考慮した現代語訳や書き下しができるように
訓練することが大切です。
まず、
論述対策の参考書はもちろん、
共通テストの文章を読み込んだり、
過去問のやりこみが重要です!!
レベル・難易度
漢文は文章の難易度が高いです。
最後の150字説明問題が、最も重い問題です。
問いが当たるだけでなく、解いた問題を白文で
音読できるくらい読み込んだ方がよいでしょう。
さらに、
内容に関しては注釈を参考にしっかり
訳する練習が大切です。
読んでいくためのヒントの使い方など、
名大の問題に合わせた力をつける必要です。
対策
早めに過去問に触れて、文章を読む練習を
徹底的に読む練習が必要です。
また、
基本的な参考書を白文で音読できるように
しておくと安心です。
得点ダッシュで難易度には十分対応可能です。
まとめ
現代文45分、古文30分、漢文30分という
時間配分でやるのが基本ですが、
難易度的に現代文をできるだけ早く解いて、
古文漢文にしっかり時間を残すか、
古文漢文を先に解くなどの工夫が必要です。
また、
古文は俳句や短歌などの訳す問題がほぼ毎年
出題されています。
基本的にできない人は多いと思いますが、
縁語、掛詞など、俳句などの基本的なルールは
正しく押さえておくことが大切です。
総合的な対策として、
古文漢文をしっかり口語訳できるように
演習していくことが、最も大切です。
武田塾八事いりなか校からご挨拶
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学力・偏差値を上げる【正しい勉強方法】を教える予備校・個別指導塾の
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