今回は、大学受験の中でも最難関レベルである
医学部医学科に合格するためにやるべきことに
ついて解説します💁
受験対策はいつから始める?
まずは英語と数学!
医学部入試の受験科目は、
英語、数学、理科2科目が基本です。
もちろん、
国公立医学部を目指している場合は、
共通テストでは国語や地歴公民が必要なので
それらの対策もしなければいけません。
また、
理科の選択科目はほとんどの場合、
高校2年生の時に決めるのでまずは
英語と数学に集中しましょう。
高1の受験勉強のポイントは?
高1の受験勉強のポイントは、
基礎固めをしっかりとすること
苦手科目をつくらないことです。
医学部医学科を目指すとなると、普段から
難問に触れなければいけないと考えがちですが、
それ以上に苦手科目や単元があることが
医学部医学科受験においては命取りとなります。
苦手科目を作らないように基礎固めは必須です。
高2の受験勉強のポイントは?
高2からは理科が加わります。
いよいよ本格的に受験勉強を始めようと
意識し始める人も多いでしょう。
ここからは、高1までの内容に抜けがある場合と
そうでない場合で解説していきます。
高1までの内容に抜けがある場合
高1までの内容を早急に復習し、基礎の抜けや
苦手部分の克服をしましょう。
しかし大切なのは、
どの科目を優先するべきかということ。
まずは、英語と数学に力を入れてください。
英語と数学の力をつけるのには時間がかかり、
膨大な勉強量が必要となるからです。
また、医学部医学科は英語や数学の配点が
高いことが多いです。そのことを考えれば、
合格の可能性を少しでも上げるために、
英語と数学は必ずマスターしておかなければ
いけないことがわかるでしょう。
高1までの内容に抜けがない場合
高2までに基礎に抜けがない、苦手科目や単元が
ない学生は少ないかと思いますが、
この場合は、高2でも同じように基礎に抜けが
ないように、苦手科目や単元をつくらないような
勉強を継続していきましょう。また、
高3の内容の先取り学習に挑戦するのもありです。
ただ、高3の先取り学習に時間を取りすぎて、
既習範囲の抜けが増えていくと本末転倒です。
基礎に抜けがなく、苦手科目や単元がない状態が
最も理想的です。
高2の冬休みごろまでに
高2の冬休みごろに一度、
医学部の過去問をいくつか解いてみましょう。
ここでは正答率よりも、
今の実力ではどこまで解くことができるのか、
何が解けなければいけないのかなど、
ゴールまでの距離を測ることが目的です。
模試の判定や偏差値ばかり意識しがちな人が多い
ですが、なによりも最も重要なのは
実際の入試問題が解けるかどうかです。
高2の冬時点での自分の実力から、ゴールまでの
距離を把握して、高3の受験勉強につなげていき
ましょう。
高3の受験勉強のポイントは?
基礎の抜けはないか?
苦手科目や単元はつくっていないか?
英語と数学の得点力はついているか?
がカギです。
ここまで正しく受験勉強を継続できていれば、
高3からが受験勉強のスタートだと考える人と
大きな差をつけているでしょう。
しかし、油断禁物です!!
受験で戦うのは高校3年生だけでなく、
1年以上多く勉強している浪人生も含まれます。
実際の入試本番を経験した先輩たちは、
非常に強いライバルとなるでしょう。
医学部入試に必要な科目は?
共通テストに必要な科目
英語(リーディング)
英語(リスニング)
数学(ⅠA)
数学(ⅡB)
国語
理科(物理・化学・生物から2科目)
社会(倫理・政経・地理B・世界史B・日本史Bから1科目)
の5教科7科目です。
特に医学部に行くなら生物は必須なのでは?と
思う人もいると思いますが、ほとんどの大学は
3科目の中から2科目を選ぶことができます。
自分が勉強しやすいものを選ぶとよいでしょう。
※一部の大学では物理必須の場合もあるので、
志望校について確認しておきましょう😲
ちなみに、理系受験生で一番多いのは
物理・化学の2科目選択です。
大学に入れば最初に一般教養で生物を
履修するので、物理選択だから不利になる
ということはないので安心してください。
2次試験に必要な科目
英語
数学(ⅠAⅡBⅢ)
理科(物理・化学・生物から2科目選択)
理科については1科目で受験可能な
ところもあります。
自分が行きたい大学の入試科目は入念に
確認しておきましょう。
また、医学科入試では面接が課されます。
医師を目指している動機や高校生活のこと、
医療問題についての自分の考えなどを
問われることが多いです。
面接の対策もしておかなければなりません。
勉強の合間に自分の考えをまとめておくと
いいですね!
入試難易度は?どれくらい難しい?
偏差値についてはおよそ65~78ほどとかなり幅は
ありますが、入試では高い学力が求められます。
学費を抑えられる国公立の医学部医学科の場合は、
共通テストと2次試験の両方で失敗しないことが
とても大切です!
入試のポイント
非常に難易度の高い医学部医学科ですが、
難しい問題をひたすら解きまくるという
勉強法は効果的ではありません。
確かに合格者の共通テストの平均得点率は
およそ9割と非常に高いです。
この得点率の高さは、難問を解く力ではなく
圧倒的な基礎力が関わってきます。
共通テストは第一関門です。
9割と聞くと非常に高得点で、
「こんなにとれないよ💦」と
思う人もいるかもしれません。
ですが、共通テストで出される問題は
あくまでも基礎的な問題ばかりです。
それらの問題を基礎的な内容だと
捉えられるかが大切ですね🌟
きちんと問題の本質を理解して
勉強していきましょう!
本質を理解しよう!
勉強において一番大切なことは、
正しい勉強法で効率よく基礎を積み重ねていく
ことです。つまり、
「解答の根拠を持つこと」です。
ただ、解法の暗記をするだけでは応用問題を
解くことはできません。
「なぜその答えになるのか?」
「どうしてこの式を使うのか?」
「どうやってその答えを出したのか?」
を理解して自分の言葉で説明できるかどうかが
カギです。
こうして1問1問取り組むことで、基礎力という
応用問題を解くための土台を作ることができます。
英語なら、単語と文法がこれにあたりますね。
これらがわからない状態で英文解釈や長文を
解くことはできないですから。
どの科目も基礎問題を絶対に落とさないことが
医学部医学科入試を乗り越えるのに必須です。
どれだけ解き切ることが出来るか
国公立大学の2次試験の問題は他学部(理系)と
同じ問題を解きます。
各大門の前半の問題は比較的易しい問題も
多いですが、医学科の合格を狙うなら後半の
問題でもきちんと得点しておく必要があります。
比較的難易度の高い問題でミスなく解き切る
ことができれば合格により一層近づくことが
できるでしょう。
そのためには、他学部受験生にとって難問と
見られる問題を解けるように、基礎力を早めに
身につけて応用問題を解く練習を増やせるように
日頃から計画を立てて勉強しましょう✏
まとめ
医学部医学科に合格するには高い学力が
必要なのは言うまでもありません。
しかし、
それだけではなく、医者になりたいという
強い気持ちを持つことも大切です。
根気強く基礎を固めていきましょう。
また、医学科入試では倍率や変更点などの
前年度やそれまでの入試の傾向に大きく
左右される部分があります。
志望大学の情報もきっちり確保しておくことも
合格につながります。
入試傾向に関する正しい知識も身につけて
受験勉強を進めましょう。
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